ドコモ光にすると毎月いくら払うのか、月額基本料金のほかに何がかかるのかが分からないと、申し込みに踏み切れません。
ドコモ光の月額はプロバイダ料金込みで、戸建てかマンションか、1ギガか10ギガかで決まります。
最初にかかる初期費用は契約事務手数料4,950円と工事料で、新規の工事料は同じ額のdポイントが利用開始月の7カ月後(8カ月目)から24回に分けて戻ってくる仕組みです。
さらに、OCN インターネットの指定窓口から申し込めば現金の還元を受けられ、ドコモのスマホとペア回線を設定すれば家族のスマホ代も毎月割引になります。
ドコモ光の月額料金|戸建て・マンション・10ギガ
OCN インターネットなど、タイプAのプロバイダを選んだ場合の月額基本料金は次のとおりです。
プラン | 2年定期 | 定期なし |
|---|---|---|
1ギガ 戸建て | 5,720円 | 7,370円 |
1ギガ マンション | 4,400円 | 5,500円 |
10ギガ | 6,380円 | 8,030円 |
タイプAの月額基本料金(プロバイダ料金込み)
上の金額にはプロバイダの利用料金が含まれているため、プロバイダ代が別に請求されることはありません。
10ギガの月額基本料金は戸建てとマンションで同額ですが、1ギガのマンションは建物の配線方式によって最大速度が変わる仕組みです。
集合住宅での配線方式の見分け方や速度の違いは、ドコモ光のマンションの設備と速度の記事で詳しく解説しています。
また、契約期間の縛りがない「定期なし」はいつ解約しても解約金がかからない代わりに、2年定期より月額が1,100円〜1,650円割高です。
この月額の差は4カ月分で2年定期の解約金(4,180円〜5,500円)を上回るため、4カ月以上使うなら途中で解約金を払うことになっても2年定期のほうが総額は安く済みます。
かんた
こうめタイプA・タイプB・タイプC・単独タイプの料金の違い
ドコモ光にはプロバイダ料金が一体になったタイプAとタイプBのほか、提携ケーブルテレビの設備を使うタイプCと、プロバイダを別契約する単独タイプがあります。
タイプBはタイプAより月額が220円高くなり、2年定期では1ギガ戸建てが5,940円、マンションが4,620円、10ギガが6,600円です。
一方、タイプCはタイプAと同額のプロバイダ料金一体型で、2年定期なら1ギガ戸建て5,720円、マンション4,400円、10ギガ6,380円で利用できます。
単独タイプは2年定期で1ギガ戸建て5,500円、マンション4,180円、10ギガ5,940円ですが、プロバイダ料金が含まれておらず、別途プロバイダへの申し込みと月額料金が必要です。
ドコモが提供するプロバイダのOCN インターネットは1ギガ・10ギガともタイプAのため、追加のプロバイダ料金なしでタイプAの月額のまま使えます。
10ギガは最初の6カ月間が月500円になるキャンペーンがある
ドコモ公式の「ドコモ光 10ギガ基本料金最大6か月間ワンコインキャンペーン」では、10ギガを2年定期で申し込むと利用開始月から6カ月間の月額基本料金が月500円になります。
ドコモ公式のキャンペーン詳細では、10ギガのタイプA・B・C・単独タイプを2年定期(新規・転用・事業者変更・光回線再利用)で申し込み、申込日から180日以内に利用開始した場合が対象です。
ドコモ光 1ギガからのプラン変更や定期なしは対象外です。
OCN インターネット(タイプA)の指定窓口でも、2年定期の新規・光回線再利用・事業者変更・転用でこの月500円が適用されます。
利用開始当月は500円からの日割り計算となり、7カ月目からはタイプAの通常料金である月6,380円に戻る仕組みです。
支払い方法はクレジットカードと口座振替に対応
ドコモ光の利用料金は、料金請求・収納業務を担うNTTファイナンスから毎月請求されます。
個人契約の支払い方法はクレジットカード払い(dカード、VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubなど)または全国の金融機関の口座振替から選べ、どちらも手数料は無料です(口座振替で紙での請求案内を希望した場合を除く)。
ドコモ光の利用料金は、dカードで支払うとdポイントがたまります。
ドコモ光の初期費用|契約事務手数料と工事料
ドコモ光を新しく申し込むときにかかる初期費用は、4,950円の契約事務手数料と工事料です。
新規の通常工事料は、作業員が訪問して屋内配線を新しく引く派遣工事が28,600円、屋内配線を新設しない派遣工事が18,260円、作業員が来ない無派遣工事が3,300円に分かれます。
どの工事になるかは建物の設備状況で決まり、初期費用は原則として利用開始日の翌月に利用料金とあわせての請求です。
当日の作業内容や立ち会いの要否は、ドコモ光の工事と費用の記事で確認できます。
なお、土日・祝日に作業員が訪問する派遣工事を行う場合は、追加工事料として3,300円が別途必要です。
NTT西日本エリアでは、キャンペーンで土日・祝日の追加工事料がかかりません。
フレッツ光からの転用や、他社光コラボからの事業者変更で同じ通信速度のまま切り替える場合は、回線工事は不要で、かかるのは契約事務手数料4,950円だけです。
工事料の「実質無料」はdポイントで24回に分けて戻る
新規申込の工事料特典は、工事料の請求そのものがなくなるわけではなく、通常工事料と同額のdポイント(期間・用途限定)が24回に分けて戻ってくる仕組みです。
対象となるのは、ドコモ光を新規で申し込み、申込月を含む7カ月以内に利用開始した場合です(土日・祝日の追加工事料やオプション工事料は特典の対象外)。
ポイントが進呈され始めるのは利用開始月の7カ月後(利用開始月を1カ月目とすると8カ月目)からで、28,600円の工事なら初回に1,207ポイント、2回目から24回目までは1,191ポイントずつ届きます。
進呈されるdポイントは期間・用途限定で、各回とも進呈月を含む6カ月が有効期限です。
工事料の支払いは一括払い、または12回・24回の分割払いから選べますが、どちらの支払い方法を選んでもポイントは24回に分けて進呈されます。
24回の進呈が終わる前に解約すると、解約月の翌月からポイントは届かなくなり、分割払いの残債がある場合は解約月の翌月に一括で請求される点に注意が必要です。
OCN インターネットの窓口で申し込むと受けられる特典
ドコモのスマホやケータイを契約している人がOCN インターネットの窓口から申し込むと、現金の還元(キャッシュバック)を受けられます。
申込区分 | 1ギガ | 10ギガ |
|---|---|---|
新規・再利用 | 37,000円 | 55,000円 |
事業者変更 | 37,000円 | 30,000円 |
転用 | 32,000円 | 30,000円 |
OCN インターネット指定窓口の現金還元額
表の「再利用」は光回線再利用のことです。
この現金還元は、ドコモの携帯電話を契約している人(OCN モバイル ONEは対象外)が、OCNの指定するWebまたは電話窓口からドコモ光の2年定期とOCN インターネットを同時に申し込んだ場合に対象となります(定期なしや契約後のプロバイダ変更は対象外)。
あわせて、申込月を含む4カ月以内に開通(利用開始)し、利用開始月の2カ月後の月末時点で契約を継続していることが必要で、還元を受けられるのは家族を含む同一住所で1回限りです。
手続き用の案内メールは利用開始月の3カ月後の月末ごろにOCN IDのメールアドレスへ届き、配信日から30日以内に振込口座を登録すると、登録から1週間ほどで指定口座へ振り込まれます。
他社からの乗り換えなら解約金や撤去費をdポイントで補填
他社のインターネット回線からドコモ光の2年定期へ乗り換える場合は、他社の解約金や撤去工事費、他社機器の分割払いの残債の実費相当として、dポイント(期間・用途限定)で最大100,000ポイントが進呈されます。
対象は新規・事業者変更・光回線再利用での申し込みで、フレッツ光からの転用や、ドコモのhome 5G・モバイルルーターからの切り替えは対象外です。
申込月を含む7カ月以内に利用開始し、利用開始月の4カ月後の月末までに他社費用の証明書を提出して契約を継続していると、利用開始月の6カ月後にポイントが進呈されます(有効期限は進呈月を含む6カ月)。
1ギガはWi-Fiルーターが無料レンタル、10ギガは優待購入または有料レンタル
OCN インターネットの1ギガでは、Wi-Fi 7に対応したルーター(WSR3600BEまたはArcher BE5000)を無料でレンタルできます。
光回線とは別に申し込みが必要で、発送のお知らせメールが届いた日から1年たつと所有権が移り、返却せずにそのまま自分のものとして使えます。
なお、1年たつ前に解約した場合は、返却時の送料を自己負担してルーターを返却しなければなりません(ルーターレンタル自体の解約違約金は不要)。
一方、OCN インターネットの10ギガでは無料レンタルはなく、10ギガ対応ルーターを優待価格で購入する仕組みです(BUFFALO WXR9300BE6Pが17,980円、WXR-11000XE12/Dが19,980円など。機種や価格は申込時の表示を優先)。
購入せずにレンタルしたい場合は、ドコモから「10Gbps対応無線LANルーター」を月額550円で借りることもでき、その場合はタイプAの月額6,380円とあわせて月6,930円です。
2年間使ったときの総額と実質負担の目安
月額基本料金と契約事務手数料(4,950円)、OCN インターネット指定窓口の特典をもとに、タイプAの2年定期を新規で申し込んで2年間(24カ月)使ったときの総額と実質負担の目安をまとめました。
プラン | 2年の | 特典後の |
|---|---|---|
1ギガ | 142,230円 | 105,230円 |
1ギガ | 110,550円 | 73,550円 |
10ギガ | 158,070円 | 67,790円 |
タイプA・2年定期を新規で24カ月使った場合の目安(2年の支払いは割引前の月額24カ月分+事務手数料4,950円、特典後の目安は10ギガの6カ月500円とOCN現金還元を反映。工事料とdポイントは別)
各プランの計算式は次のとおりです(初月も1カ月分として計算し、ルーター代や有料オプションは除いています)。
- 1ギガ 戸建て:月額5,720円×24カ月(137,280円)+事務手数料4,950円=142,230円。OCNの現金還元37,000円を差し引くと実質105,230円(月平均 約4,385円)。
- 1ギガ マンション:月額4,400円×24カ月(105,600円)+事務手数料4,950円=110,550円。OCNの現金還元37,000円を差し引くと実質73,550円(月平均 約3,065円)。
- 10ギガ:通常の基本料金で計算すると月額6,380円×24カ月(153,120円)+事務手数料4,950円=158,070円。最初の6カ月間が月500円になるキャンペーンを反映すると実際の支払額は500円×6カ月+6,380円×18カ月+事務手数料4,950円=122,790円となり、さらにOCNの現金還元55,000円を差し引くと実質67,790円(月平均 約2,825円)。
新規で回線工事を行う場合は、上の金額とは別に工事料(3,300円・18,260円・28,600円)の支払いが発生します。
たとえば屋内配線を新設する28,600円の工事なら、工事料を含めた2年間の支払総額は1ギガ戸建てが170,830円、1ギガマンションが139,150円、10ギガ(6カ月間月500円を反映)が151,390円です。
この工事料28,600円に対しては、現金還元とは別に利用開始月の7カ月後(8カ月目)から31カ月目にかけて合計28,600ポイントのdポイント(期間・用途限定)が24回に分けて戻ってきます。
ドコモ光セット割でスマホ代が安くなる
ドコモ光を契約してドコモのスマホとペア回線を設定すると、ドコモ光セット割で家族のスマホ代が毎月永年割引になります。
- ドコモ MAX・ポイ活 MAX・ポイ活 20・mini:1,210円
- eximo・eximo ポイ活・irumo(3GB・6GB・9GB)など:1,100円
- ギガライト:1GB超3GB以下は550円、3GB超は1,100円
ahamoやirumoの0.5GB、ギガライトの1GB以下などは割引の対象外です(ahamo光もドコモ光セット割の対象外)。
かんた
こうめセット割を受けるにはドコモ光とドコモの携帯電話を対にする「ペア回線」の設定が必要で、ペア回線を設定しない場合はドコモ光セット割がすべて対象外になります。
ペア回線を設定し、同じ「ファミリー割引」グループを組んでいれば、離れて暮らす三親等以内の家族も含めて最大20回線まで、光電話などの有料オプションに入らなくても割引の対象です。
家族4人がドコモ MAXなどを使っていれば、スマホ代は毎月4,840円(2年間で116,160円)安くなります。
なお、割引はスマホ側の月額料金から差し引かれる仕組みで、ドコモ光そのものの月額料金が変わるわけではありません。
プランごとの詳しい割引額やファミリー割引の手続きは、次の記事をご覧ください。
あわせて読みたい
解約するときにかかる費用
2年定期プランは、契約満了月の当月・翌月・翌々月の3カ月間(更新期間)に手続きをすれば解約金がかかりません。
プラン | 解約金 |
|---|---|
1ギガ 戸建て | 5,500円 |
1ギガ マンション | 4,180円 |
10ギガ | 5,500円 |
2年定期プランの解約金(更新期間以外)
更新期間以外に解約する場合だけでなく、契約期間内に「定期契約のない料金プラン」へ変更する場合も同じ金額の解約金がかかります。
2022年6月30日以前に申し込み、契約更新による新プランへの移行が済んでいない旧プラン契約は、戸建て14,300円、マンション8,800円です。
解約金は原則として手続き当月の利用分とあわせて請求されますが、各月1日に手続きをして解約金が生じた場合だけ、手続き前月の利用分とあわせて請求されます。
また、解約月の月額基本料金は日割りにならず1カ月分かかり、工事料を分割で支払っている途中なら残債も原則として解約月の翌月に一括で請求されます(事業者変更や光回線再利用で切り替える場合は承諾番号の取得時に一括精算)。
解約の申し込み手順やレンタル機器の返却先は、ドコモ光の解約手続きと費用の記事で確認できます。
請求額が月額表と違って見える理由と見落としやすい費用
利用を始めたあとに「月額料金表の金額と毎月の引き落とし額が違う」と戸惑うケースは少なくありません。
請求額が月額基本料金と変わって見える主な理由と、見積もりで見落としやすい費用は次の6つです。
- 初回の契約事務手数料:利用開始日の翌月に、月額料金とあわせて4,950円が一度だけ請求される
- 工事料の分割払いとポイント開始時期の差:分割払いにすると毎月の請求に工事料が乗る一方、dポイントが戻り始めるのは利用開始月の7カ月後(8カ月目)から
- ドコモ光電話と通話料:ドコモ光電話は基本プランが月550円で、通話料や付加サービス料、機器レンタル料が別に加算される
- ペア回線のスマホとの合算請求:ペア回線を設定するとドコモ光とスマホの料金が一括合算で請求されるため、引き落とし額全体が大きく見える
- 10ギガの7カ月目からの通常料金:ワンコインキャンペーンで月500円になるのは利用開始月から6カ月間で、7カ月目からは月6,380円(タイプA)に戻る
- OCNのセキュリティの13カ月目からの料金:OCNのセキュリティ(ウイルスバスター クラウド 月額版+トレンドマイクロ ID プロテクション 月額版)は利用開始月から12カ月間無料で、13カ月目から月627円がかかる
とくにペア回線を設定している場合は、光回線代にスマホ代が合算されて引き落とされるため、合計額が大きく見えます。
明細の内訳でドコモ光の料金とスマホの料金を分けて見れば、実際の光回線の負担額はすぐに分かります。
まとめ|ドコモ光の料金は月額・初期費用・スマホ割をまとめて見る
ドコモ光の月額基本料金は、プロバイダ料金込みのタイプA・2年定期で1ギガ戸建て5,720円、1ギガマンション4,400円、10ギガ6,380円(10ギガは最初の6カ月間が月500円)です。
ドコモの携帯電話を使っている人は、OCN インターネットの窓口から2年定期で申し込むと30,000円〜55,000円の現金還元を受けられ、ペア回線を設定すれば家族のスマホ代もセット割で毎月安くなります。
初期費用は契約事務手数料4,950円と工事料(3,300円〜28,600円)で、新規の通常工事料は同額のdポイントが利用開始月の7カ月後(8カ月目)から24回に分けて戻ってくる仕組みです。
申し込んだあとは、利用開始月の3カ月後の月末ごろに届く現金還元の口座登録メール(配信後30日以内)と、契約満了月から3カ月間の更新期間をカレンダーにメモしておくと、還元の受け取り忘れや余計な解約金を防げます。










