ドコモ光をOCN インターネットとGMOとくとくBBのどちらで申し込むか、月額料金が同じだと何で比べればいいのかが見えにくくなります。
2社で違うのは、独自の現金還元の額ともらえる人、Wi-Fiルーターの扱いです。
ドコモのスマホを使っているか、1ギガと10ギガのどちらにするかで向いているほうが変わるため、その2点を手がかりに比べていきます。
かんた
こうめドコモ光のOCNとGMOの違いを比較|差が出るのは現金還元とルーター
月額料金はどちらも同じで、差が出るのは次の6項目です。
項目 | OCN | GMO |
|---|---|---|
現金 | 37,000円 | 50,000円 |
現金 | 55,000円 | 70,000円 |
ルーター | 1年後から | 38か月目 |
ルーター | 購入 | レンタル |
訪問 | 申込から | 開通月から |
セキュ | 12か月無料 | 12か月無料 |
OCN インターネットとGMOとくとくBBの主な違い(GMOの現金は特設ページで優待コードを入れた場合)
特設ページから申し込めば、現金の額は新規・事業者変更・転用のどれでもGMOのほうが多く、新規なら1ギガで13,000円、10ギガで15,000円の差があります。
一方のOCNは、1ギガのルーターが1年で自分のものになり、口座を登録してから振り込まれるまでの期間も早めです。
ドコモのスマホを持っていない人はOCNの現金還元を受けられませんが、GMOも特設ページではドコモ・ahamoの携帯を使っている人向けとしています。
月額料金とドコモ公式の特典はOCNでもGMOでも同じ
OCN インターネットとGMOとくとくBBはどちらもタイプAのプロバイダで、プロバイダ料込みの月額料金に差はありません。
2年定期契約なら1ギガの戸建てが5,720円、マンションが4,400円、10ギガは住居タイプに関係なく6,380円です。
10ギガの基本料金が6か月目まで月500円になる「ワンコインキャンペーン」もドコモ公式の特典なので、どちらのプロバイダを選んでも適用されます(2年定期契約で新規・転用・事業者変更・光回線再利用が対象、申込から180日以内に開始が必要。1ギガからの変更は対象外)。
新規の工事料(最大28,600円)が同じ額のdポイントで戻ってくる実質無料特典や、他社からの乗り換え時に解約金を最大100,000ptまで還元してくれる制度(新規・事業者変更が対象、転用は対象外)もドコモ光そのものの特典です。
さらに、新規で派遣工事が必要な場合に利用できる開通前のWi-Fiルーター貸し出し(home 5Gかモバイルルーターを最長180日、返却の送料は無料)もドコモ公式の共通特典です。
かんた
こうめスマホ料金が安くなる「ドコモ光セット割」も共通で、対象プランのドコモのスマホ1台あたり最大1,210円が割引されます。光電話などの有料オプション加入は不要で、どちらを選んでも割引内容は変わりません。
現金還元の比較|金額はGMOが多く、OCNはドコモのスマホが必要
現金還元の額は、新規・事業者変更・転用のどれで申し込むかによって変わります。
申込区分 | OCN | GMO |
|---|---|---|
1ギガ | 37,000円 | 50,000円 |
1ギガ | 37,000円 | 38,000円 |
1ギガ | 32,000円 | 37,000円 |
10ギガ | 55,000円 | 70,000円 |
10ギガ | 30,000円 | 38,000円 |
10ギガ | 30,000円 | 37,000円 |
申込区分ごとの現金還元(GMOは特設ページで優待コードを入れた場合)
どちらも2年定期契約が前提で、すでにドコモ光を使っている人がプロバイダだけを替える場合は対象外です。
OCNの現金還元はドコモのスマホを契約している人が対象
OCNの特典ページでは、現金還元の対象をドコモの携帯電話を契約している人に絞っており、OCN モバイル ONEの契約は含まれません。
申し込みはOCNの特典ページのフォームか電話から行い、ドコモ光とOCNを一緒に申し込むのが決まりです。
申込月を含む4か月以内に開通し、開通月の2か月後の月末まで契約を続けることも必要です。
GMOは申し込むページで金額が変わる
GMOの50,000円や70,000円は、特設ページのプランを選ぶ画面で優待コードを入れた場合の額で、30,000円の上乗せ込みです。
通常のキャンペーンページから申し込むと、1ギガは10,000円、10ギガは30,000円にとどまります。
新規なら、入口のページが違うだけで40,000円の差になります。
GMOの適用条件の欄にスマホの契約は書かれていない一方、特設ページのよくある質問の回答は、ドコモのスマホがない人にドコモ光より先にスマホの契約を求める内容です。
開通は申込月を含む5か月以内が期限です。
申し込みはGMOのホームページ(Web)からに限られ、ドコモショップや家電量販店で「GMOとくとくBB」を選んでも還元はありません。
Webで申し込んだあとはGMOからの折り返し電話で手続きが完了し、その連絡の希望日時を平日14〜17時にすると500円上乗せされます。
ひかりTVやドコモでんきなどを同時に申し込むと還元は増えますが、そのぶん各サービスの月額料金がかかります。ネット単体で使うなら、上の表の額で比べれば十分です。
案内メールは開通から4か月目ごろ、入金時期と登録期限は窓口で異なる
現金はどちらも口座振込で、案内メールを受けて口座を登録する流れは同じですが、時期と期限が少しずつ違います。
項目 | OCN | GMO |
|---|---|---|
案内メール | 開通月の | 開通月を |
届く先 | OCN ID | GMOの基本 |
登録期限 | 配信から | 送信日の |
振込時期 | 登録から | 登録の |
現金還元を受け取るまでの流れ
どちらも会員登録証に書かれたプロバイダのメールアドレスに届くため、普段のメールだけを見ていると案内に気づきません。
かんた
こうめ登録証が届いたら普段見るアドレスへ転送設定をしておき、開通から4か月目の予定もカレンダーに入れておくと見落としを防げます。
OCNは口座の登録期限が30日と短く、期限を過ぎると受け取れず、案内メールの再送もありません。その代わり登録してから振り込まれるまでは早く、1週間以内が目安です。
GMOは案内メールの送信日の翌月末まで登録でき、期限に余裕がありますが、振り込まれるまでは登録した翌月末まで待つことになります。
ドコモのスマホがあって1ギガの事業者変更で申し込むなら、2社の差は1,000円だけなので、次のルーターの違いで決めても損はほとんどありません。
Wi-Fiルーターの比較|1ギガは返却不要になる時期、10ギガは費用が違う
1ギガはどちらも無料レンタル、OCNは1年で自分のものになる
1ギガなら、どちらも無料レンタルルーターを利用でき、回線とは別に申し込みます。
届く機器は、OCNがWSR-3000AX4L(Wi-Fi 6)またはWSR3600BE(Wi-Fi 7)のいずれかで機種は選べません。GMOはWi-Fi 7対応のArcher BE3600、WN-7D36QR、WSR-3600BE4Pの3機種から選べます。
違いが出るのは、返さなくてよくなるまでの期間です。
OCNは発送のお知らせメールが届いた日から1年たつと、ルーターがそのまま自分のものになります。1年より前にやめる場合は送料を自己負担して返却しますが、違約金はかかりません。
GMOは、ルーターが発送された月を1か月目として38か月目以降に解約すれば返却不要です。それより前に解約すると翌月20日までに送料自己負担で返却する必要があり、期限までに届かないと11,000円を請求されます。
かんた
こうめ反対に、やめるのが38か月目以降になりそうなら、どちらも返す必要はなく、残る違いは現金の額です。
10ギガのルーターはOCNが購入、GMOは月190円のレンタル
10ギガには無料レンタルがなく、ルーターの用意の仕方が2社で分かれます。
OCNは優待価格での購入で、BUFFALOのWXR9300BE6Pが17,980円です(10Gbps WAN×1、1Gbps LAN×4)。
GMOはTP-LinkのArcher BE450W(10Gbps WAN/LAN×1、2.5Gbps WAN/LAN×1、1Gbps LAN×3)を月190円で借りる形です。
GMOのレンタル料金は37か月目までで合わせて7,030円、38か月目からは料金がなくなり、そのまま自分のものになります。ただし37か月目までに解約した場合は返却が必要で、返却がないと22,000円がかかります。
ルーター代だけで約1万円GMOが安く、現金還元も新規なら15,000円GMOが多いため、費用の面ではGMOが有利です。
なお、有線で10ギガの速さを活かすには、ルーターだけでなくパソコンのLANポートやLANケーブルも10Gbpsに対応している必要があります。手持ちのルーターを使う場合は、各プロバイダの接続方式に対応しているかを先に確認しておきましょう。
速度の比較|どちらもIPoE接続で、実測の平均はOCNが速め
回線はどちらも同じドコモ光なので、プロバイダを選んで変わるのは接続の方式です。
OCNの「OCNバーチャルコネクト」もGMOの「v6プラス」も、同じIPoE(IPv4 over IPv6)という仕組みを使っています。
混雑しやすい従来の接続(PPPoE)の設備を通らない方式で、2社に共通する強みです。どちらも標準で提供されていて、対応するルーターを使えばこの方式でつながります。
利用者の測定結果を集めた「みんなのネット回線速度」では、ドコモ光のプロバイダ別の平均が次のようになっています。
プロバイダ | 下りの平均 | Ping |
|---|---|---|
OCN | 680.34Mbps | 23.14ms |
GMO | 605.1Mbps | 20.65ms |
出典:みんなのネット回線速度のドコモ光プロバイダ別集計(直近3か月、OCN 23,270件/GMO 11,780件)
下りの平均はOCNが約75Mbps速く、PingはGMOがわずかに短い結果です。
ただ、この数字には1ギガと10ギガ、戸建てとマンション、有線とWi-Fiの測定が混ざっていて、同じ条件で2社を測ったものではありません。
実際の速さは建物の配線やWi-Fiの環境で大きく変わるので、この差だけでどちらかに決めるより、特典とルーターで選んだほうが損得ははっきりします。
無料の訪問サポートとセキュリティの違い
初期設定に不安がある人向けに、どちらも専門スタッフが家まで来てくれる訪問サポートを初回無料にしています。
OCNはOCNの申し込みから6か月以内に別途申し込む必要があり、無料になるのは初回の基本メニューです。
GMOは開通月から12か月後の月末まで初回が無料なので、開通後にしばらく自分で使ってみてから頼むこともできます。
予約は希望日の1か月前までに連絡する必要があり、当日の不在などで作業ができないと6,600円がかかります。
セキュリティソフトの特典も違い、OCNはウイルスバスター クラウド月額版+トレンドマイクロ IDプロテクションが初回最大12か月無料で、その後は月額627円です。
GMOはマカフィー マルチアクセスが申込月を含む12か月無料で、その後は月額550円かかります。
OCNとGMOはどっちがいい?向いている人
どちらにするかは、ドコモのスマホがあるかと、1ギガか10ギガかでおおよそ決まります。
- ドコモのスマホがあり、1ギガに事業者変更で乗り換える(GMOとの差は1,000円)
- 3年以内に解約する可能性があり、ルーター返却の手間を早くなくしたい(1年で返却不要)
- 口座を登録したら、早めに現金を振り込んでほしい(登録から1週間以内が目安)
- 新規や転用で、特設ページから申し込んで現金を多く受け取りたい
- 10ギガを選び、ルーター代を抑えたい(月190円のレンタル)
- 開通後しばらく自分で使ってみてから訪問サポートを頼みたい
ドコモ光のOCNとGMOでよくある質問
- 契約したあとでOCNからGMO、GMOからOCNへ変えられますか?
変更できます。ドコモ光を契約したままタイプA同士でプロバイダを替える場合、事務手数料は3,300円です。
手続きは電話(ドコモ インフォメーションセンター)やドコモショップ、ドコモオンライン手続きで受け付けています。
ただし、プロバイダだけを替える場合はOCNもGMOも現金還元の対象外です。
- 解約するときの費用はプロバイダで変わりますか?
ドコモ光本体の解約金はプロバイダに関係なく同じです。
2年定期の更新期間以外に解約すると、1ギガの戸建てと10ギガが5,500円、1ギガのマンションが4,180円かかります。
プロバイダで違うのはルーターの返却で、OCNは1年より前、GMOは37か月目までに解約すると返す必要があります。
まとめ|ドコモのスマホの有無と1ギガ・10ギガで選ぶ
OCN インターネットとGMOとくとくBBは月額料金もドコモの共通特典も同じで、違いは独自の現金還元とルーター、訪問サポートなどの条件です。
10ギガにする人は、現金とルーター代の両方でGMOが有利です。
OCNの現金還元は、ドコモ光とOCNを一緒に申し込めるOCNの特典ページから手続きした場合に限られます。
ドコモのスマホがあって1ギガで申し込むなら、現金の差と、ルーターが1年で自分のものになるOCNの手軽さを比べてみてください。










