ドコモ光をやめようと思っても、解約金がいくらになるのか、ほかに何が請求されるのかが見えないと手続きに踏み切れないのではないでしょうか?
ドコモ光の解約金は1ギガの戸建てと10ギガが5,500円、1ギガのマンションが4,180円で、契約満了月から3か月の更新期間ならかかりません。
ただし解約した月の月額料金は日割りにならず1か月分が必要で、工事費を分割で払っている途中なら翌月の一括請求です。
引越しや他社の光回線への乗り換えが理由なら、通常の解約とは別の手続きを選ぶことで、解約金や工事の手間を減らせることもあります。
手続きを申し込む前に、かかる費用の内訳とやめる時期を比べておきましょう。
ドコモ光の解約金はいくら?更新期間の3か月ならかからない
2年定期契約のドコモ光を契約期間の途中でやめると、プランと住まいに応じた解約金(違約金)がかかります。
- 1ギガ・戸建て:5,500円
- 1ギガ・マンション:4,180円
- 10ギガ:5,500円(戸建て・マンション共通)
最初から定期契約なしのプランで使っている場合は、いつやめても解約金の対象外です。
ただし2年定期契約の期間中に、定期契約なしのプランへ変更しても同じ額の解約金がかかります。
解約金がかからない更新期間は、契約満了月の当月・翌月・翌々月の3か月間です。
ペア回線にしているドコモのスマホの契約期間とは別々に数えるため、My docomoの契約内容でドコモ光そのものの満了月を確かめておきましょう。
かんた
こうめプロバイダがOCN インターネット(タイプA・2年定期)なら、月額料金は1ギガ戸建てが5,720円、マンションが4,400円、10ギガが6,380円です。
どのプランでも、解約金は1か月分の月額料金より少し安く設定されています。
そのため月額料金と解約金だけを比べれば、乗り換え先と料金が重なる月をつくって更新期間を待つより、すぐに解約して解約金を払うほうが負担を抑えられます。
一方で、ドコモ光の基本使用料が課金されている月は家族のスマホにドコモ光セット割が適用され、工事費特典の分割dポイントやdカード支払いのポイント進呈も対象です。
家族全体のセット割額が大きい場合や、もうすぐ受け取れる特典ポイントがある場合は、更新期間まで待ったほうが得になることもあります。
次の回線が開通する時期とあわせて、待つ間に受けられるスマホの割引やポイントも一緒に比べておきましょう。
2022年6月30日までに申し込んだ人は旧プランの額かもしれない
2022年6月30日以前に申し込んだ1ギガの旧定期契約プランは、2025年7月以降に契約更新を迎えたところで順次今のプランへ移っています。
まだ更新を迎えておらず旧プランのままなら、解約金は戸建て14,300円、マンション8,800円と今の額より高くなります。
プラン移行の仕組みは、旧プランの提供終了を知らせるNTTドコモの報道発表に載っています。
解約金のほかにかかる費用と請求時期|月額料金と工事費の残り
解約で請求されるお金は解約金だけではなく、引き落としの時期も翌月以降になります。
- 解約金:更新期間の外でやめた場合(原則として翌月に請求、1日解約のみ当月)
- 解約した月の月額料金:日割りにならず1か月分(翌月に請求)
- 工事費の残り:分割払いの途中なら翌月に一括請求(承諾番号の取得時や転用当月は別)
- レンタル機器の代金:返さないままにした場合
解約した月の月額料金は日割りにならない
ドコモ光は月の途中でやめても、その月の基本使用料は日割りにならず、1か月分がそのまま請求されます。
OCN インターネットの2年定期なら、1ギガの戸建てで5,720円、マンションで4,400円、10ギガで6,380円です。
月初にやめても月末にやめてもその月の基本使用料は変わらないため、解約日は乗り換え先が開通する日や引越しの日に合わせて決めれば十分です。
工事費の分割が残っていれば翌月にまとめて請求
開通工事費を分割で払っている途中で解約すると、残りの金額が解約の翌月に一括で請求されます。
フレッツ光から転用したときに引き継いだ工事費の残りも同じ扱いで、転用した契約月のうちにドコモ光を解約した場合だけ、請求が翌々月になります。
かんた
こうめ今の新規工事料の特典は、工事費と同じ額のdポイント(期間・用途限定)を、利用開始月を1か月目として8か月目から24回に分けて受け取る仕組みです。
解約した翌月からポイントは進呈されなくなるため、途中でやめると工事費の残りは一括で払うのに、ポイントは途中の回までしかもらえません。
12回払いなどで工事費の支払いを先に終えていた場合でも、31か月目まではまだ受け取っていないポイントが残っていることがあります。

工事費の分割があと何回分残っているかは、My docomoの請求内容で確かめておきましょう。
解約金や最終月の料金は翌月以降に引き落とされる
解約した月の基本使用料やオプション料金は、解約した月の翌月に請求されます。
解約金も原則として解約月の翌月に基本使用料とあわせて請求されますが、毎月1日付の手続きで解約金が発生した場合のみ、前月利用分とあわせて解約月当月の請求になります。
口座振替なら請求月の月末日(土日祝は翌営業日)、クレジットカード払いなら各カード会社の決済日に引き落とされるため、解約した翌月や翌々月に請求が来ても異常ではありません。
精算が終わる前にカードや銀行口座を解約してしまうと引き落としができなくなるため、最終請求の支払いが完了するまでは登録している支払い方法を残しておきましょう。
引越しや乗り換えなら「移転」「事業者変更」「光回線再利用」も比べる
スマホを買い替えるときに次の機種によってデータの引き継ぎ方が変わるように、ドコモ光もやめたあとの行き先で選ぶ手続きが分かれています。
引越しや他社の光回線への乗り換えが理由なら、通常の解約とは別の手続きを選ぶほうが費用や工事の手間を抑えられることがあります。
手続き | 使う場面 | 解約金 |
|---|---|---|
移転 | 引越し先でも使う | なし |
事業者変更 | 光コラボへ移る | あり |
光回線 | 対象の他社光へ移る | あり |
解約 | 上記以外 | あり |
更新期間の外で手続きした場合の解約金
引越し先でも使い続けるなら「移転」
引越し先でもドコモ光を使うなら、解約せずに移転の手続きをすれば契約が引き継がれ、解約金は不要です。
そのかわり移転の事務手数料と引越し先の工事料がかかり、金額は工事の内容や建物の設備で変わります。
引越し先の建物でドコモ光が使えず解約するしかない場合は、更新期間の外だと解約金がかかる通常の解約と同じ扱いです。
他社の光コラボへ移るなら「事業者変更」
ソフトバンク光のように、ドコモ光と同じNTT東西の光回線設備を使う光コラボへ移るなら、解約を申し込まずに事業者変更での切り替えが基本です。
今の回線設備をそのまま使うため、通信速度や設備を変えない限り新しい工事はいりません。
事業者変更でも、更新期間の外なら通常の解約と同じ解約金がかかります。
工事費の分割払いが残っている場合は、ドコモ光で事業者変更承諾番号を取得した時点での一括精算です。
ドコモ光の契約が終わるのは番号を取得した日ではなく、乗り換え先の事業者で切り替えが完了した日となり、完了月の月額料金も日割りにはなりません。
承諾番号の有効期限は発行日を含めて15日間のため、その間に乗り換え先の申し込みを済ませましょう。
光コラボ以外の対象回線へ移るなら「光回線再利用」
かんた
こうめauひかりやNURO光など、光コラボ以外の対象事業者(シェアドアクセス事業者)へ乗り換える場合は、「光回線再利用」が使えることがあります。
ドコモで「光回線再利用承諾番号」(有効期限は発行日を含めて15日間)を取得して乗り換え先へ申し込む仕組みで、ドコモ光の解約日は乗り換え先での工事完了日です。
解約金は更新期間の外なら通常どおりかかり、分割払い中の工事費の残債は光回線再利用承諾番号を取得した時点で一括精算されます。
完了月の基本使用料も日割りにはならず、1か月分の請求です。
なお、「ドコモ光 タイプC」と「ドコモ光 マンションタイプ」は光回線再利用の対象外のため、通常の解約手続きを申し込みます。
乗り換え先の設備状況によっても利用できない場合があるため、切り替え先の事業者へ事前に確認してください。
また、事業者変更や光回線再利用の処理が終わるまでは、ペア回線に指定しているドコモのスマホの解約やMNPは受け付けてもらえません。
スマホを先に他社へ移したい場合は、光の手続きを始める前にペア回線の廃止または変更を済ませておきましょう。
ドコモ光の解約手続きは3ステップ
通常の解約は、先に電話番号やプロバイダ・関連サービスの確認を済ませてから、ドコモへ申し込む順で進めます。
- 契約満了月と工事費の残りを確認する
My docomoで契約プランと満了月、請求の内容を開き、更新期間がいつか、工事費の分割が残っているかを確認しましょう。
更新期間が近いなら、待つ間の月額料金やスマホのセット割・ポイントと解約金を比べてから解約日を決めます。
- 電話番号・プロバイダ・関連サービスを先に片づける
ドコモ光電話の番号を残したいなら、移行先での手続きと番号の移行工事を終えてからドコモ光の解約を申し込みます。
プロバイダの契約やメールアドレスの扱い、ひかりTVやサポートオプションなどドコモ光と一緒に止まるサービスも、申し込む前に確認しておきましょう。
- Web・電話・店頭で解約を申し込む
- Web:24時間受付(メンテナンス中を除く)。対象のドコモ光を登録したdアカウントと、CAF・COP・CTVで始まるご契約ID(お客さまID)を用意する
- 電話:ドコモ インフォメーションセンター(受付時間:午前9時〜午後8時)。公式サイトから「コール事前予約」も利用可能。ペア回線の携帯電話番号とネットワーク暗証番号(ペア回線がない場合はご契約ID)を用意する
- 店頭:ドコモショップ、d garden(各店舗の営業時間内)
Webで申し込んだあとは、「@docomo-de.net」からの受付完了メールが届いているか受信箱を見ておきましょう。迷惑メールの設定などを見直して申し込み直しても届かないときは、申込日の翌日以降にドコモ光サービスセンターへ連絡します。
なお、「ドコモ光 タイプC」を利用中の場合は、通信設備の撤去を希望するときも含めてWebでは申し込めないため、ドコモ インフォメーションセンターへ申し込みます。
解約日は申込日の翌月末まで指定でき、解約日や廃止工事日を変えたいときは7日前までに連絡が必要です。
解約日以降(解約日当日を含む)の取り消しはできません。
解約の手続き後、実際に回線が止まるまでに数日かかる場合があり、手続きがすべて完了するまでは携帯電話や光サービスのほかの注文を受け付けてもらえないことがあります。
また、一度解約すると、あとで再びドコモ光を契約しても同じご契約IDは使えません。
プロバイダごとの解約の扱いとメールの注意点
プロバイダがセットになったプランでは、ドコモ光の解約日以降に順次プロバイダの契約も解除される仕組みです(廃止工事の前にネットが使えなくなる場合があります)。
ただし一部の提携プロバイダは、ドコモ光を解約してもそのまま解約にならず、有料プランや無料プランへ変わって月額料金が続くことや、違約金を請求されることがあります。
単独タイプ(1ギガ単独・10ギガ単独)を契約している場合は、自分で各プロバイダへ直接解約を申し込んでください。
利用中のプロバイダがどの扱いになるかは、ドコモ公式サイトの「プロバイダご利用にあたっての注意事項(プロバイダ提供条件書)」や各プロバイダの窓口で確かめられます。
OCN インターネットは、ドコモ光を解約するとOCNメールのデータが消え、オプションも解約の扱いです。
メールやオプションを続けたい場合は解約前にOCNカスタマーズフロントへ相談し、解約後に同じ窓口へ申し出ましょう。
ほかのサービスに登録しているOCNのメールアドレスは、解約前に変えておくと安心です。
また、乗り換え先で新しいプロバイダを契約する場合、今のプロバイダの廃止処理が終わるまでIPv6の通信を使えない可能性があります。
ドコモ光と一緒に止まる電話・テレビ・サポート
ドコモ光を解約すると、光回線とセットで使っていたオプションや請求のサービスも一緒に終わります。
ドコモ光電話の番号を光回線再利用で残すなら、乗り換え先への申し込みと同時に番号ポータビリティの手続きが必要で、しなかった場合は今の番号を使い続けられません。
同時に手続きできるかは乗り換え先で決まるため、申し込む前に聞いておきましょう。
ドコモ光テレビオプションも終わるため、アンテナがない家やエリアによっては地デジが見られなくなり、スカパー!もやめるならスカパー!への連絡が別に必要です。
NTTぷららのひかりTVは見られなくなり、録画した番組も再生できません。
ひかりTVの解約金がかかる場合もあるため、解約の手続きはひかりTVカスタマーセンターか公式サイトで進めてください。
ネットトータルサポートや「デジタル機器補償サービス」「ネットワークセキュリティ」は、光の解約日に合わせてやめた場合は解約日当日に使えなくなり、あんしんパックホームなどのあんしんパックも廃止されます。
ペア回線を設定せずにNTTファイナンスのおまとめ請求を使っている場合は、おまとめ請求も解約になるため、続けたいならおまとめ請求センターへの連絡が必要です。
解約後のレンタル機器の返却と撤去工事
解約が済むと、借りていた機器を貸主の会社ごとに分けて返却します。
NTTの機器は回収キットで返す
ONU(回線終端装置)やホームゲートウェイなど、NTTのロゴが入った機器は、解約後にNTTから届く回収キットの袋に入れて返送します。
返す機器と手順は回収キットに同封された書面に、機器の取り外し方はNTT東日本・NTT西日本それぞれの案内ページに書かれています。
廃止などで作業員が来る派遣工事になる場合は、工事担当者が機器を回収するため自分で返送する必要はありません(事業者変更で乗り換え先でも同じ機器を流用する場合も、回収キットは郵送されません)。
プロバイダから借りたWi-FiルーターなどをNTTの回収キットに入れてしまうと返却処理ができなくなる可能性があるため、必ずプロバイダへ別に返しましょう。
OCNのWi-Fiルーターは1年たてば返さなくてよい
OCN インターネットの1ギガで無償レンタルしているWi-Fiルーターは、発送通知メールが届いた日から1年たつと所有権が移り、返却は不要です。
1年たたずに終了した場合は指定の方法で返却し、返却の送料は自分で払いますが、ルーターレンタルの解約違約金はかかりません。
10ギガ向けに優待価格で購入したルーターは買い取り品のため、返却の対象外です。
賃貸なら撤去工事が必要か管理会社に聞く
かんた
こうめ設備の撤去が必要かどうかは建物で違うため、賃貸なら退去の前に管理会社か大家さんに聞いておくと慌てずに済みます。
撤去が必要なら、解約を申し込むときに窓口で相談しておきましょう。
宅内機器などの取り外し工事が必要になると、日程の調整でドコモ光サービスセンターから連絡が来ることがあります。
スマホのドコモ光セット割がなくなる分も計算に入れる
ドコモ光を解約すると、スマホで受けていた「ドコモ光セット割」が廃止されるか、割引額が変わります。
セット割はドコモ光の料金ではなく、同じファミリー割引グループにいる家族のスマホ1回線ごとの月額料金から引かれていた割引です。
- 月1,210円割引:ドコモ MAX、ドコモ ポイ活 MAX、ドコモ ポイ活 20、ドコモ mini
- 月1,100円割引:eximo、eximo ポイ活、irumo(3GB・6GB・9GB)、5Gギガホ プレミア、5Gギガホ、ギガホ プレミア、ギガホ、5Gギガライト/ギガライト(3GB超)
- 月550円割引:5Gギガライト/ギガライト(1GB超〜3GB以下)
- 割引なし:ahamo、irumo(0.5GB)、5Gギガライト/ギガライト(1GB以下)
かんた
こうめ対象のスマホが家族に多いほど、ドコモ光をやめたあとに増える額も大きくなります。
同じファミリー割引グループ内にほかのドコモ光の契約があれば割引が続く場合もあるので、乗り換え先の月額と一緒に、なくなるセット割の額も並べて比べてみてください。
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契約してすぐなら初期契約解除(クーリングオフ)や工事前の取消も使える
申し込んでまもないうちにやめたいなら、通常の解約ではなく「工事前の申し込み取り消し」や「初期契約解除」で契約を取り消す方法があります。
かんた
こうめ開通工事の前ならキャンセル料なしで取り消せる
開通工事を実施する前であれば申し込みを取り消せて、ドコモ光のキャンセル料はかかりません。
10ギガの場合、工事の取り消しは工事予定日の7日前の午後8時までに、ドコモ光サービスセンターへ連絡します。
ただし、すでに工事に着手したあとで申し込みを取り消した場合は、発生した費用の請求対象です。
申込書を受け取ってから8日以内なら「初期契約解除」
郵送で届く「ドコモ光契約申込書」を受け取った日を含めて8日以内なら、書面で初期契約解除ができます。
8日間の数えはじめは開通した日やプロバイダの書類が届いた日ではなく、「ドコモ光契約申込書」を受け取った日です。
解約金は不要ですが、すべてが無料で取り消されるわけではありません。
契約事務手数料や、すでに実施された工事の料金、解除する日までの通話・通信料と日割りの月額料金は支払いが必要です。
原状回復の工事が必要な場合も、自分で手配して費用を負担します。
ドコモ光の初期契約解除をしても、提携プロバイダの契約はそのまま解約にならない場合があり、フレッツ光から転用した契約を解除しても元の契約へそのまま戻るわけではありません。
問い合わせ先や書面の送付先は通常の解約窓口とは別で、ドコモ光サービスセンター(ドコモの携帯から15715、一般電話などから0120-766-156、受付時間:午前10時〜午後8時・年中無休)です。
まとめ|更新期間と請求の内訳を確認してから解約しよう
ドコモ光の解約金は1ギガ戸建てと10ギガで5,500円、1ギガマンションで4,180円で、契約満了月の当月・翌月・翌々月の3か月間ならかかりません。
解約金とは別に、解約月の基本使用料が1か月分、工事費の分割が残っていればその残りが翌月(事業者変更や光回線再利用は承諾番号の取得時)にまとめて請求されます。
引越しなら移転、他社光コラボへ移るなら事業者変更、対象の他社回線へ移るなら光回線再利用も候補です。
解約する場合は、光電話の番号移行とプロバイダの確認を、申し込みより前に済ませる必要があります。
まずはMy docomoで満了月と工事費の残りを見て、いつ・どの方法でやめるかを決めてください。










