ドコモ光を申し込む前に気になるのが、Wi-Fiルーターを自分で買う必要があるかどうかです。
無料で借りられるルーターはドコモ光と一緒に選ぶプロバイダの特典なので、1ギガか10ギガか、どのプロバイダにするかによって用意の仕方が変わります。
1ギガならOCN インターネットの無料レンタルが使え、1年たつと返さなくてよくなります。
一方で10ギガには無料で借りられるルーターがなく、OCNでの優待購入やGMOとくとくBBでの月額レンタル、ドコモ本体からのレンタルなどで用意する形です。
かんた
こうめドコモ光ルーターの用意の仕方|1ギガ・10ギガと窓口別の全体像
ドコモ光でWi-Fiを使うためのルーターは、契約するプランとプロバイダ窓口によって手配の仕方が分かれます。
窓口と | 用意の | 返却の |
|---|---|---|
OCN | 無料 | 1年で |
GMO | 無料 | 38か月目 |
OCN | 購入 | 返却なし |
GMO | 月190円 | 38か月目 |
ドコモ | 月550円 | 解約時に |
市販品 | 自分で | 返却なし |
ドコモ光のルーターの用意の仕方
1ギガで手軽に用意したいなら、1年たつと自分のものになって返却がいらなくなるOCN インターネットが有利です。
10ギガには無料レンタルがありません。最初の出費を抑えたいなら月190円で借りられるGMOとくとくBB、返却の手間をなくしたいなら17,980円で買い取るOCN インターネットが候補になります。
ドコモ本体でも10ギガ向けに無線LANルーターを月550円で貸し出していますが、使い続ける限り毎月費用がかかります。
1ギガの無料ルーター|OCN インターネットとGMOとくとくBBの違い
OCN インターネットとGMOとくとくBBは、どちらも1ギガ向けに無料ルーターを用意していますが、届く機種の決まり方や返却ルールに違いがあります。
項目 | OCN | GMO |
|---|---|---|
機種の | 選べない | 申込時に |
規格 | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 7 |
返却 | 発送通知 | 発送月 |
期間内に | 送料を | 送料を |
接続 | OCN | v6プラス |
ドコモ光1ギガの無料レンタル(OCN インターネットとGMOとくとくBB)
OCN インターネットは、BUFFALO製のWSR-3000AX4L(Wi-Fi 6)かWSR3600BE(Wi-Fi 7)のどちらかが届き、機種は指定できません。
なお、OCN公式サイトからの申し込みはドコモの携帯電話契約者限定(OCN モバイル ONEは対象外)で、ルーターの無料レンタルは1契約につき1台、過去に利用歴がないことが条件です。
GMOとくとくBBはドコモ光1ギガの2年契約が対象で、申し込みの際に自分で機種を選び、あとから変えることはできません。
選べる機種は時期によって入れ替わります。
かんた
こうめOCNは発送通知メールが届いてから1年たつとルーターが自分のものになり、その後にドコモ光をやめても送り返す手間はありません。
1年たつ前に解約した場合はルーターを送料自己負担で返却しますが、解約違約金などのペナルティは設定されていません。
一方、GMOとくとくBBで返却がいらなくなるのは、端末発送月を含めて37か月使ったあとです。それより前に解約した場合は、解約月の翌月20日必着で返送しなければなりません。
期限までに返却が確認できないと端末損害金として11,000円を請求されるため、数年のうちに引っ越しや乗り換えの可能性がある人ほどOCNのほうが気楽です。
キャッシュバックや実際の通信速度まで含めて比較したい人は、OCNとGMOの違いを整理した記事も参考にしてください。
ドコモ光1ギガの月額料金はタイプA共通で、2年定期契約なら戸建て5,720円、マンション4,400円です。
10ギガのルーターは優待購入・月額レンタル・市販から選ぶ
ドコモ光10ギガには無料レンタルがないため、プロバイダの特典や本体レンタルを利用して用意します。
- WXR9300BE6P(OCNの優待購入):17,980円で購入。Wi-Fi 7対応。有線LAN端子は1Gbps×4(回線側の端子は10Gbps×1)
- Archer BE450W(GMOの月額レンタル):月190円でレンタル。Wi-Fi 7対応。有線LAN端子は2.5Gbps×1、1Gbps×3(回線側の端子は10Gbps×1)
- 10Gbps対応無線LANルーター(ドコモ本体レンタル):月550円でレンタル。無線の最大速度は2.4Gbps
かんた
こうめ注意したいのが、パソコンを有線LANケーブルでつなぐ差込口の規格です。
OCNで優待購入できるWXR9300BE6Pは、回線側が10Gbpsでもパソコンをつなぐ差込口は1Gbpsです。有線でつないだパソコンの速度は最大1Gbpsに制限されます。
GMOとくとくBBで借りられるArcher BE450Wは、10Gbpsの差込口を回線側につなぐため、パソコン側で使えるのは最大2.5Gbpsの端子が1つと、最大1Gbpsの端子が3つになります。
つまり、どちらのプロバイダルーターを選んでも、パソコンを有線10Gbpsのままつなぐことはできません。パソコンを有線10Gbpsで通信させたいなら、LAN側にも10Gbpsの端子がある市販ルーターを選ぶ方法があります。
スマホやノートパソコンをWi-Fiだけでつなぐ使い方なら、有線LAN端子の速度差を気にする必要はありません。
費用面を見ると、GMOとくとくBBのレンタルは37か月目まで払っても合計7,030円で、38か月目以降は料金がかからずルーターがもらえます。OCNで買う17,980円と比べると10,950円安い計算です。
ただし、GMOは37か月以内に解約するとルーターの返却が必要になり、返送しないと22,000円の補償料が発生します。将来の返却管理を省きたいなら、最初から買い取るOCNのほうが後腐れがありません。
ドコモ本体の月550円レンタルは、1年で6,600円、2年で13,200円と払い続けることになるため、長期利用では割高になります。
1ギガとの料金差や、自分の住まいで10ギガの速度を活かせるかどうかは、ドコモ光10ギガの解説記事で詳しく整理しています。
あわせて読みたい
無料ルーターの申し込み手順と届くタイミング
ルーターはドコモ光を申し込んだだけでは届かず、プロバイダ側へ別に申し込む必要があります。
OCN インターネットの1ギガで無料レンタルを利用するときは、次の流れで進めます。
- プロバイダにOCN インターネットを選んでドコモ光を申し込む
ルーターの申し込みは、この時点ではまだ行いません。
- 会員登録証が届いたらルーターを申し込む
開通前でも手続きできます。工事日の4日前までに済ませると、工事日までに順次発送されます。
- 工事のあと、ONUとルーターをつないで設定する
工事担当者が訪問する場合でも、ルーターの配線やWi-Fiの設定は自分で行います。
工事日の3日前以降に申し込むと、発送は申し込みから3〜4日後が目安となり、開通日に手元へ届かないことがあります。
GMOとくとくBBの場合は、先に支払い方法を登録してから、会員ページのBBnaviでルーターの機種を選んで申し込む手順です。
かんた
こうめ手持ちや市販のルーターをドコモ光で使うときに見ること
プロバイダの機器を使わずに、今自宅にあるルーターや家電量販店で買ったルーターをつなぐこともできます。
その場合、OCN インターネットでIPoEを使うにはOCNバーチャルコネクトに対応したルーターが必要です。
GMOとくとくBBの接続方式はv6プラスなので、手持ちの機種がv6プラスに対応しているかをメーカーの製品ページで確かめておきましょう。
かんた
こうめ10ギガで市販ルーターを使う場合は、接続方式に加えて、回線とつなぐ差込口が10Gbpsに対応しているか、DHCPv6-PDという機能に対応しているかも確認しておく必要があります。
対応しているか調べるのが面倒な場合や、手持ちのルーターが古いなら、1ギガはプロバイダの無料レンタルを使うのが確実です。
まとめ|ドコモ光1ギガはOCNの無料ルーター、10ギガは端子と費用で選ぶ
ドコモ光1ギガなら、OCN インターネットの無料レンタルを選ぶと、1年後には返却不要でそのまま自分のものになります。
10ギガは無料レンタルがないため、初期費用を抑えたいならGMOとくとくBBの月190円レンタル、返却の手間をなくしたいならOCNの17,980円の優待購入が適しています。
パソコンを有線10Gbpsでつなぎたい場合は、OCNとGMOのルーターでは対応できないため、LAN側の端子を確かめたうえで市販機を検討しましょう。










