auひかりマンションのエリア検索や契約情報に「タイプG」「タイプV」と表示されて、速度や料金がどう違うのか、自分の部屋はどちらなのかと迷う人は少なくありません。
どちらも建物の共用部まで光ファイバーを引き込み、各部屋までは既設の電話線を使う仕組みは共通ですが、最大通信速度と選べる料金プランの内訳に違いがあります。
タイプGの「G契約」は下り最大664Mbps・上り最大166Mbpsに対応しており、上り下りとも最大100MbpsのタイプVより高速です。
2年契約のネット月額料金は、16契約以上対応の建物ならどちらも4,180円(au one netの場合)で変わりません。
かんた
こうめauひかりマンションのタイプGとタイプVの違いは最大速度と料金プラン
共用部から部屋までの配線は同じ電話線でも、タイプGはG.fastという高速規格に対応した設備を使うため、G契約なら通信速度の上限が大きく伸びます。
項目 | タイプG | タイプV |
|---|---|---|
最大速度 | 下り | 上下とも |
2年契約 | お得 | お得 |
2年契約 | 4,180円 | 4,180円 |
標準プラン | 5,390円 | 4,180円 |
2年契約の | 2,730円 | 2,290円 |
トラブル | 月440円 | 2年契約は |
タイプGとタイプVの違い(16契約以上の建物・ネットのみ・au one netで支払方法割引適用時。タイプG(V契約)はタイプVと同じ)
最大速度の違いと100Mbpsで足りるかの目安
タイプG(G契約)は下り最大664Mbps・上り最大166Mbps(上り下り合計で最大830Mbps)ですが、タイプVとタイプG(V契約)は上り下りとも最大100Mbpsです。
Webサイトの閲覧やSNS、標準画質での動画視聴といった普段使いなら、最大100MbpsのタイプVでも不足を感じる場面はそれほど多くありません。
かんた
こうめ高画質な動画の視聴や大容量ファイルのダウンロード、家族みんなで同時に通信する家庭では、下りの上限が664Mbpsに広がるG契約のほうが余裕を持って使えます。
実際の利用者が測定した速度の目安や、光配線方式など他のマンションタイプも含めた全体像、タイプVのままで遅いときの家の中の見直し方は、auひかりの実測値とマンションで遅くなる原因をまとめた記事で詳しく確認できます。
月額料金と「おうちトラブルサポート」の扱い
2年単位(自動更新)のプランで契約する場合、タイプGの「お得プラン」とタイプVの「お得プランA」は毎月のネット料金が同額です。
au one netで口座振替・クレジットカード割引(月110円)を適用したネットのみの月額は、16契約以上対応の建物で4,180円、8契約以上対応の建物で4,510円となります。
なお、「16契約以上対応」と「8契約以上対応」の区分は建物ごとに決まっており、入居者が自分で選ぶことはできません。
2年契約での大きな違いは、日常生活の急なトラブルに対応する「おうちトラブルサポート」の扱いです。
通常は月440円の有料オプションですが、タイプVとタイプG(V契約)の「お得プランA」には無料で付帯します。
タイプG(G契約)の「お得プラン」には無料で付かないため、利用したい場合は月440円のオプション申し込みが必要です。
一方、契約期間のない「標準プラン」はタイプVがお得プランAと同額(16契約以上で月4,180円)なのに対し、タイプG(G契約)は16契約以上で月5,390円、8契約以上で月5,720円と月1,210円高くなります。
GMOとくとくBBの料金表示と初期費用
au公式(au one net)の料金表示には宅内機器のレンタル料が含まれていますが、プロバイダがGMOとくとくBBの場合は基本料金とモデムレンタル料440円を分けて表示します。
GMOとくとくBBの料金表にはタイプV(V8・V16)だけでなくタイプG(G8・G16)のお得プラン・標準プランも載っており、16契約以上の2年契約なら基本料金3,740円とモデムレンタル料440円の合計で月4,180円、8契約以上なら基本料金4,070円とモデムレンタル料440円の合計で月4,510円です。
これから新規で申し込む場合の初期費用(工事費含む)はタイプG・タイプVとも33,000円(一括または23回分割)で、これに加えて新規登録料4,950円がかかります。
タイプGかタイプVかは建物の設備で決まり、自分では選べない
マンションでタイプGとタイプVのどちらになるかは建物に導入された共用設備で決まるため、新しく申し込むときはエリア検索で表示されたタイプを契約する仕組みです。
かんた
こうめ「タイプVは終わる?」への答えとタイプG(V契約)への移行
「電話線を使うタイプVは終了するのでは?」と気にする人もいますが、au公式サイトでは現在もタイプVの案内と受付が続いています。
そのうえで、タイプVのマンションにG.fast対応の棟内設備が導入されると、住んでいる人の契約は手続きなしで「タイプG(V契約)」へ移る仕組みです。
設備導入のタイミングによっては、タイプVへ申し込んだ際に最初からタイプG(V契約)として提供される場合もあります。
ただし、看板だけ新しく掛け替えてもメニューが前のままのお店なら出てくる料理が変わらないように、コース名がタイプGに変わってもV契約のままでは最大速度は上り下り100Mbpsのままです。
下り最大664Mbpsの速度を活かすには、自分で「G契約」への変更手続きを行う必要があります。
自分のマンションのタイプと契約区分を確かめる方法
自分の住まいがタイプGとタイプVのどちらなのか、またV契約とG契約のどちらになっているかは、次の方法で分かります。
- 申し込み前に調べる場合:KDDI公式サイトの提供エリア検索で郵便番号と住所を入力し、マンション名を選ぶと建物の提供タイプが表示されます。
- 契約中に調べる場合(au one net):My auの「インターネット・電話」から「契約内容の確認・変更」を開くと、契約情報のコース名やG契約への変更リンクの有無を確認できます。
- 契約中に調べる場合(他のプロバイダ):契約しているプロバイダの会員ページ(マイページ)や、手元の契約書類で現在のコース名を確認します。
部屋に置いてあるモデムをじっと見つめても契約コース名は浮かんでこないため、契約中の人は会員ページや契約書類を開くのが確実です。
これから申し込む人は、KDDI公式サイトの提供エリア検索で建物の対応タイプを調べたうえで、月額料金やプロバイダごとの特典を比較しましょう。
エリア検索の画面からそのまま申し込みまで完了するとKDDI直接申し込みの扱いになるため、プロバイダ窓口(GMOとくとくBBなど)の特典を利用したい場合は、タイプを確認したあとに希望する申込窓口のページへ戻って手続きを進めてください。
タイプG(V契約)からG契約へ変える手順と注意点
建物がタイプGに対応していても、契約しているプロバイダや使っている宅内機器によって、G契約へ切り替えられるかどうかや必要な費用が異なります。
変更できるプロバイダは4社のみ(GMOとくとくBBは非対応)
タイプG(V契約)からG契約への変更手続きに対応しているプロバイダは、au one net、@nifty、So-net、BIGLOBEの4社のみです。
GMOとくとくBBをはじめ、上記4社以外のプロバイダは現時点でV契約からG契約への変更に対応していません。
GMOとくとくBBの料金表にはタイプG(G8・G16)のプランも掲載されていますが、契約中のV契約からG契約へ切り替える受付は行っておらず、対応開始は各プロバイダからの案内待ちです。
また、新規申し込み時に最初からG契約で提供されるかは建物の設備状況や窓口の案内によるため、申し込み前に確認しておくと安心です。
なお、BIGLOBEは公式サイトからの新規受付を終了していますが、すでに契約中の人の移転・タイプ変更の受付は続いています。
au one net(My au)でG契約へ変更する手順
au one netを利用中の人は、My auまたは電話(KDDIお客さまセンター)から速度変更を申し込めます(@nifty・So-net・BIGLOBEの人は、各プロバイダの案内に沿って手続きします)。
- My auにログインして契約内容の画面を開く
auひかりで利用しているau IDでMy auにログインし、「インターネット・電話」から「契約内容の確認・変更」へ進みます。
- 画面下部から速度変更を申し込む
画面の下部にある「auひかりマンション タイプG V契約からG契約へのお申し込みはこちら」を選ぶか、申し込み情報欄で速度サービス「G契約」を選択して登録します。変更画面が出ない場合は、現時点でG契約への変更対象外です。
- 届いた機器に自分でつなぎ替える
申し込みからおおむね1週間で新しい宅内機器が届きます。同梱の接続設定ガイドに沿って自分で配線をつなぎ替え、電源を入れた翌日からG契約に切り替わります。
機器交換手数料3,300円とコンセント2つ分の準備
現在利用しているホームゲートウェイが「BL902HW」または「BL172 HV」の場合は機器の交換が必要となり、機器交換手数料3,300円がかかります。
交換後の宅内機器は「ホームゲートウェイ(BL1500HM)」と「モデム」の2台になるため、電源コンセントも2つ分必要です。
かんた
こうめ新しい機器をつないで電源を入れたあとは、それまで使っていた古い機器は利用できなくなるため、案内に従って返却します。
ホームゲートウェイ内蔵の無線LAN機能を使っている人は、機器の交換後にパソコンやスマホ側でWi-Fiの再接続設定を行ってください。
G契約へ変えたときの月額料金とプランの変化
V契約からG契約へ変更すると、新しい機器を接続して電源を入れた翌日から料金プランの扱いも変わります。
区分 | V契約 | G契約 |
|---|---|---|
2年契約 | お得 | お得 |
2年契約 | お得 | お得 |
標準プラン | 4,180円 | 5,390円 |
標準プラン | 4,510円 | 5,720円 |
トラブル | 2年契約は | 解約 |
タイプG(V契約)からG契約へ変えたときの料金の変化(ネットのみ・au one netの場合)
2年契約の「お得プランA」を利用していた人は、G契約になると「お得プラン」へ移ります。毎月のネット料金は変わりませんが、無料で付いていた「おうちトラブルサポート」は解約となり、更新期間外の契約解除料も2,290円から2,730円に変わります。
契約期間のない「標準プラン」の人はそのまま継続できますが、16契約以上の建物なら月4,180円から5,390円へ、8契約以上の建物なら月4,510円から5,720円へと月1,210円上がる点には注意が必要です。
標準プランのまま月額を上げたくない人や、おうちトラブルサポートを無料で使い続けたい人は、増える費用と速度の必要性を比べてから判断しても遅くありません。
まとめ|タイプGならG契約かどうかまで確認しよう
auひかりマンションのタイプGとタイプVは、どちらも部屋まで既設の電話線を使いますが、タイプGの「G契約」だけが下り最大664Mbps・上り最大166Mbpsに対応しているのが大きな違いです。
2年契約なら毎月のネット料金は同じなので、住まいがタイプG(V契約)に切り替わっており、対応する4社のプロバイダ(au one net・@nifty・So-net・BIGLOBE)を利用中なら、G契約への変更を検討する価値があります。










