ゲームの大型アップデートや家族みんなの動画視聴を考えると、10ギガにしたらどれだけ快適になるのかが気になってきませんか?

BIGLOBE光プラスの10ギガは上り下り最大10Gbpsですが、家の中の機器や配線も10ギガに対応していないと本来の速さは出ません。

光回線の開通後の月額は、必須のルーター代(月858円)込みで7,238円となり、1ギガとの差額は戸建てで月660円、集合住宅で月1,738円です。

なお、従来のBIGLOBE光(光コラボ)にも10ギガタイプはありますが、光回線と5G通信を組み合わせた「BIGLOBE光プラス」とは料金や必須ルーターが異なる別サービスです。

10ギガは提供エリアが一部に限られるため、まずは自分の住所で申し込めるか、1ギガとの差額に見合う使い道があるかを順番に見ていきましょう。

BIGLOBE光プラスの10ギガは1ギガの10倍速くなる?

「最大10Gbps」は規格上の最大値で、いつでも1ギガの10倍の速さが出ると約束されているわけではありません。

スマホのカタログに載っている「連続待受時間」が、ほとんど触らずに置いておいたときの長さなのと同じ話です。

実際の通信速度は、回線そのものだけでなく、つないでいる機器の規格やアクセス先のサーバー、時間帯による回線の混み具合でも変わります。

ルーターやLANケーブル、パソコンのどれか1つでも最大1Gbpsまでしか対応していなければ、そこが通信の妨げになって1Gbpsが上限になります。

かんた
じゃあ、10ギガにしてもあんまり意味がないってこと?
こうめ
使い方しだいなんだにゃ。ぼくは従来のBIGLOBE光の1ギガで速さに不満はないけど、大きなダウンロードのときはもっと速ければ便利だなと思うことがあるよ。

10ギガの大きな強みは、1ギガよりも回線全体の速度の上限にゆとりがある点です。

数十GBある大きなファイルをよくダウンロードする人や、家族がそれぞれ大容量のデータを同時にやりとりする家庭なら、この上限の差が役に立ちます。

ただ、10ギガにしたからといって、夜間の混雑やオンラインゲームの応答の遅れが必ず解消するとは限りません。

また、従来のBIGLOBE光(光コラボ)の測定データは、回線の仕組みや使うルーターが異なるため、BIGLOBE光プラスの10ギガで期待できる速度の目安にはそのまま使えない点に注意が必要です。

10ギガの速さを活かすのに必要な機器と配線

10ギガの速さを家の中まで届けるには、ルーターから端末までの機器と配線を10ギガ対応でそろえる必要があります。

Aterm HY01の有線接続は10G対応LANポート・CAT6A以上のケーブル・PCの10G対応端子を確認。Wi-Fiは2.4GHz・5GHzならパックなしで利用でき、6GHzにはWi-Fiパックと対応端末が必要。

ルーター「Aterm HY01」は10GbpsのLANポートが1つだけ

BIGLOBE光プラスでは、Wi-Fi 7に対応したハイブリッドホームルーター「Aterm HY01」を月858円で必ずレンタルします。

本体にはWAN/LAN兼用の最大10Gbpsポートが1つと、機器をつなぐLANポートが2つあり、LANポートのうち最大10Gbpsに対応しているのは1つだけで、もう1つは最大1Gbpsです。

有線で10ギガの速さを使いたいパソコンは、最大10Gbps対応のLANポートへつなぎましょう。

有線でつなぐならケーブルとパソコンの端子も10ギガ対応に

LANケーブルはカテゴリ6A(CAT6A)以上のものを使います。

規格はケーブルの側面に小さく印字されているので、目を細めたり虫めがねを探したりしながら「CAT6A」などの文字を確かめてみてください。

パソコン側のLAN端子も10GBASE-T(最大10Gbps)への対応が欠かせません。

もし1Gbpsまでの端子しか付いていなければ、パソコンに合う10ギガ対応のLANカードや変換アダプターを用意しましょう。

Wi-Fiは6GHz帯を使うならWi-Fiパックが必要

Aterm HY01の2.4GHz帯・5GHz帯のWi-Fiは、追加のWi-Fiパックに入らなくても標準のまま使えます。

6GHz帯を使うには月770円のWi-Fiパックが必要で、スマホやパソコン側も6GHz帯に対応している必要があります。

かんた
6GHz帯って、朝6時の時間帯だけつながるWi-Fiなの?
こうめ
時間の6時じゃないよ。電波の通り道の名前で、混雑しにくい新しい周波数帯のことなんだ。

複数の周波数帯を束ねるWi-Fi 7の機能(MLO)を使ったときの理論上の最大速度は、パックありで最大9.3Gbps、パックなしで最大3.5Gbpsです。

Wi-Fiパックには6GHz帯のほか、不正アクセス防止機能や公衆Wi-Fi、電話付きを選んだ場合の電話基本料も含まれており、電話の有無にかかわらず月額770円(通話料などは別)で利用できます。

Wi-Fiは壁や距離、周りの電波で速さが変わるため、遅いと感じたときは有線でも測ってみるのが原因を見極める近道です。

ポートや周波数帯の詳しい仕様は、Aterm HY01の公式案内に載っています。

10ギガの提供エリアと、自分の住所で使えるかの調べ方

BIGLOBE光プラスは全都道府県で案内されていますが、すべての住所や建物で使えるわけではありません。

特に10ギガは提供エリアが一部に限られ、同じ市区町村でも住所や建物によって申し込めないことがあります。

自分の住所が10ギガの対象かどうかを確かめるのは、住所や住居の種類を入れる申し込みの画面です。

申し込むと、電波が届く場所なら最短4日でホームルーターの5G通信(電波状況により4G LTEやWiMAX 2+)を使い始められます。

かんた
じゃあ、ルーターが届いた日からもう10ギガの速さで使えるの?
こうめ
そこはもうひと息、待つことになるんだ。

開通前のモバイル通信の期間は最大10Gbpsの速さではなく、10ギガの速さで通信できるのは光回線の開通後です。

光回線そのものは、転用や事業者変更なら最短9日で使えるようになりますが、新しく光回線を引く場合は2か月ほどかかることもあります。

10ギガと1ギガの料金・工事費・特典の違い

住居・速度

パックなし

パックあり

戸建て1ギガ

6,578円

7,348円

集合住宅1ギガ

5,500円

6,270円

10ギガ

7,238円

8,008円

Wi-Fiパックの有無別、光回線の開通後の月額(ルーター代858円込み。パックありは無料期間が終わったあと。10ギガは戸建て・集合住宅とも同額)

基本料(10ギガ6,380円、戸建て1ギガ5,720円、集合住宅1ギガ4,642円)に必須のルーター代(月858円)を足した月額で比べると、10ギガは1ギガより戸建てで月660円、集合住宅で月1,738円高くなります。

なお、従来のBIGLOBE光(光コラボ)の10ギガは2年プランで月6,270円(対応ルーター代は別)となっており、必須ルーター代が含まれるBIGLOBE光プラスとは別の料金体系です。

BIGLOBE光プラスの登録料4,950円や2年ごとの自動更新、更新月と翌2か月の3か月間以外に解約・サービス変更したときの契約解除料3,102円は、10ギガでも1ギガでも変わりません。

また、回線新規で申し込んで6か月以内に光工事を完了すると、開通工事費は光開通月の翌月から24回の分割払いに合わせて相当額(戸建て最大39,600円、集合住宅最大26,400円)が値引きされる仕組みです。

工事費の値引き上限や24回の分割回数は10ギガと1ギガで共通ですが、分割払いの途中で解約すると割引が終わり、工事費の残額を一括で支払う必要があるほか、土日休日の工事費3,300円は別途かかります。

Wi-Fiパックの最大13か月無料期間や初期費用の内訳は、BIGLOBE光プラスの料金の記事もあわせてご覧ください。

キャッシュバックは10ギガのほうが10,000円多い

キャンペーンの特設ページから申し込んでクーポン「PLS」を入力し、申し込みから6か月以内に光工事を完了すると、10ギガは合計83,000円、1ギガは合計73,000円のキャッシュバックを受け取れます。

どちらも光回線の工事が終わった翌月を1か月目として数え、12か月目(10ギガ55,000円・1ギガ45,000円)と24か月目(どちらも28,000円)の2回に分けて受け取る流れです。

各対象月までの継続利用に加え、対象月の2日から45日間の期限内にマイページで受け取り手続きを完了することが必要で、受け取る前に解約・退会・ワイヤレスへの変更・サービスの停止をすると対象外になります。

戸建てなら、2年間の月額の差(660円×24か月=15,840円)の約6割をキャッシュバックの差10,000円で埋められるため、2年間の実質的な差額は5,840円です。

受け取りの手続きと期限の詳細は、BIGLOBE光プラスのキャンペーンの記事にまとめています。

10ギガと1ギガ、どちらを選ぶ?

近所の散歩に行くだけなのに本格的な登山靴を履くと持て余してしまうように、普段の使い道によって10ギガが活きるかどうかは分かれます。

10ギガが合う人
  • 数十GBのゲームや動画など、大きなファイルをよくダウンロード・アップロードする
  • 家族がそれぞれ大きなデータを同時にやりとりする
  • 10ギガ対応のパソコンやCAT6A以上のケーブルをそろえられる
1ギガで足りる人
  • 調べものやSNS、動画の視聴が中心
  • パソコンのLAN端子が1Gbpsまでで、買い替える予定もない
  • 集合住宅で、月1,738円の差を抑えたい

契約後の速度変更と、従来のBIGLOBE光から10ギガにする方法

BIGLOBE光プラスを1ギガで契約したあとの10ギガへの変更は、公式のよくある質問で「準備中」と案内されているので、10ギガを使いたいなら最初から10ギガで申し込むほうが確実です。

従来のBIGLOBE光(光コラボ)を使っている人がBIGLOBE光プラスの10ギガにしたい場合は、プラン変更ができないため、いまの契約を解約して新規で申し込みます。

解約の時期によっては契約解除料や工事費の分割残額がかかり、開通までネットが使えない日やキャッシュバックの対象外になる場合もあるので、日程に余裕を持って進めてください。

一方、従来のBIGLOBE光のまま10ギガに変えたい場合は、契約している人向けのタイプ変更の手続きがあります。

住所が10ギガに対応していることが前提で、工事費がかかったり、機器の交換や一時的にネットが使えない時間が生じたりすることもあります。

変更後の料金や特典は従来のBIGLOBE光の条件となり、この記事で紹介したBIGLOBE光プラスの月額やクーポン「PLS」とは別です。

BIGLOBE光プラスの10ギガを選ぶ前に押さえたいこと

まず申し込みの画面で自分の住所が10ギガに対応しているかを調べ、対応していれば家の機器と配線をそろえられるかを考えます。

戸建てなら1ギガとの差は月660円で、キャッシュバックの差額10,000円も加味すると2年間の実質差は5,840円となり、10ギガを選びやすい価格差です。

集合住宅では月1,738円の差が続くため、大きなデータをやりとりする機会がどれくらいあるかで決めてみてください。