部屋の壁に「光コンセント」が付いていると、工事の人に来てもらわなくてもそのままネットを使えそうに見えます。
BIGLOBE光プラスの工事には、担当者が自宅に来て作業する「派遣工事」と、訪問なしで切り替わる「無派遣工事」の2種類があります。
壁に光コンセントがあるだけでは、派遣工事と無派遣工事のどちらになるかは決まりません。
建物の配線状況や提供される回線タイプ、いま使っている回線からの申込区分によって工事の有無が変わるため、申し込み後に届く案内での確認が必要です。
なお、BIGLOBE光プラスなら光回線の工事を待つあいだも、申し込みから最短4日で届くホームルーターの5G通信でネットを使い始められます。
BIGLOBE光の工事は必要?派遣工事と無派遣工事の違い
BIGLOBE光プラスの開通工事は、自宅での作業があるかどうかで「派遣工事」と「無派遣工事」の2つに分かれる仕組みです。
項目 | 派遣工事 | 無派遣工事 |
|---|---|---|
訪問 | あり | なし |
立ち会い | 必要 | 不要 |
工事費 | 戸建て | 3,300円 |
開通後 | 機器を | 機器を |
派遣工事は、工事担当者が自宅に来て光ファイバーを引き込む工事で、当日は30分〜2時間ほどの立ち会いが必要です。
無派遣工事なら担当者は自宅に来ないまま切り替え作業が済むため、立ち会いは不要です。
どちらの工事になっても、光回線が開通したあとにホームルーターやパソコンをつないで設定する作業は自分で行います。
いま使っている回線によって申込区分と工事が変わる
他社からBIGLOBE光プラスへ乗り換える際は、現在契約している回線の種類によって申込区分や工事の有無、旧回線を解約するタイミングが変わる点に注意が必要です。
いまの回線 | 申込区分 | 工事など |
|---|---|---|
フレッツ光 | 転用 | 原則 |
他社 | 事業者 | 原則 |
auひかり | 回線新規 | 原則工事あり |
従来の | 解約して | プラン |
フレッツ光からの「転用」や、ソフトバンク光やドコモ光といった他社光コラボからの「事業者変更」なら、いまの光回線設備をそのまま使うため原則として工事費はかかりません。
ただし、乗り換えと同時に速度タイプ(1ギガから10ギガなど)を変える場合や、電話サービスを新しく申し込む場合は、工事や工事費が必要になる場合がある点には注意しましょう。
また、工事費がかからない乗り換えでも、担当者の訪問や立ち会いが必ず不要になるとは限りません。
転用・事業者変更の手順や承諾番号の扱い(転用は番号の取得後5日以内、事業者変更は取得後4日以内に申し込む)は、BIGLOBE光の事業者変更と転用の記事で解説しています。
一方、auひかりやNURO光、ケーブルテレビ(CATV)、電力系光回線を使っている人は「回線新規」での申し込みとなり、承諾番号は不要で原則として開通工事が必要です。
auひかりやNURO光などの旧回線は、BIGLOBE光プラスの光回線工事が終わったあとに解約してください。
開通工事の前に旧回線を解約してしまうと、工事が終わるまで自宅の固定回線が使えなくなってしまいます。
なお、従来のBIGLOBE光(光コラボ)を利用中の場合、そのままBIGLOBE光プラスへプラン変更することはできません。
現在の契約を一度解約したうえで、BIGLOBE光プラスへ新規に申し込む手続きが必要です。
光コンセントがあっても工事が必要になる理由
光コンセントとは、屋外から自宅に引き込んだ光ファイバーと回線終端装置(ONU)などの機器をつなぐ専用の差込口のことです。
壁の電源用コンセントとひとつにまとまっている「一体型」と、電源用コンセントから独立して設置されている「分離型」の2種類があります。
かんた
こうめ室内に光コンセントがあっても、部屋まで光ファイバーが引き込まれていないケースがあります。
光ファイバーが室内に引き込まれていなければ、新しく線を通すために立ち会いを伴う派遣工事が必要です。
さらにBIGLOBE光プラスでは、お住まいの地域や建物、申込区分に応じて、NTT東日本・西日本またはKDDIの光回線を使います。
どの回線タイプになるかによっても、必要な工事は変わります。
そのため、壁の光コンセントを見ただけで「工事なし」と決めつけないようにしてください。
申し込んだあとに届く案内で、派遣工事か無派遣工事か、当日の立ち会いが必要かを確認してから予定を立てましょう。
賃貸住宅で工事をするときは管理会社に相談する
賃貸のマンションやアパートで派遣工事が必要になった場合は、工事日までに大家さんや管理会社への事前確認が必須です。
かんた
こうめ物件や管理会社によって判断は異なるため、届いた工事の案内をもとにどんな作業があるかを伝え、事前に承諾をもらっておくと当日慌てずに済みます。
工事日までの準備と当日の流れ
BIGLOBE光プラスを申し込んでから、光回線の工事が終わってネットにつながるまでの流れは次の3ステップです。
- 工事日を予約する
申し込み後に案内されるスマートフォン専用のお手続きページで、本人確認と工事希望日の予約を行います。
申し込んだ回線タイプによっては、5G通信を使い始めたあとにKDDIから電話で工事日を調整する流れです。
- 派遣工事なら当日立ち会う
工事担当者が自宅に来て、光ファイバーを引き込む工事をします。
作業にかかる時間は30分〜2時間ほどが目安です。
- 開通したら機器をつなぐ
マイサポートにログインし、「接続機器・Wi-Fiの設定」の案内を見ながらホームルーターやパソコンをつないで設定します。
工事日の調整で見落としやすいのが、回線タイプによって5G通信を使い始めたあとにKDDIから電話で工事日の連絡が来るケースがある点です。
申し込んだ先はBIGLOBEなのに電話をかけてくるのはKDDIなので、「頼んでいない会社から営業の電話が来た」と勘違いして出ずにいると、光回線の工事日の調整が進みません。
5G通信が始まったあとにKDDIから着信があったら、工事日調整の連絡だと考えて対応できるようにしておきましょう。
派遣工事の日までに済ませておく準備
派遣工事の当日は担当者が光ファイバーを家の中まで引き込むので、工事日までに次の準備を済ませておきましょう。
- 接続機器を置く場所を決めておく
- 設置場所の近くに電源コンセントの空きがあるか確認し、足りなければ電源タップを用意する
- ネットにつなぐパソコンやスマートフォン、有線接続ならLANケーブルを用意しておく
かんた
こうめ実際の作業時間は住宅の環境や配線ルートによって変わるため、派遣工事の当日は前後の予定に余裕を持たせておくと安心です。
また、担当者が来ない無派遣工事でも、機器をつないで設定するのは自分なので、開通日は少し時間を空けておきましょう。
光回線の工事前も5G通信でネットを使える

BIGLOBE光プラスは、申し込むと専用のハイブリッドホームルーター(Aterm HY01)が送られてきて、電波が届く場所なら申し込みから最短4日で5G通信を使い始められます。
定食を注文したときに、メインの料理が焼き上がるまで先に出てくるサラダやスープをつまんで待てるように、光回線の工事が終わるのを待たずにネットを使い始められる仕組みです。
この「最短4日」はホームルーターが届いて5G通信を使えるようになるまでの目安であり、光回線の工事が終わる日ではありません。
光回線が開通するまでの期間は、フレッツ光からの転用や他社光コラボからの事業者変更で最短9日、新しく光回線を引く場合は2か月ほどかかることもあります。
また、5G通信のエリア内でも環境によって4G LTEやWiMAX 2+での接続になる場合があり、利用できるのは契約した設置先住所だけです。
光回線の開通を待っているあいだの費用は「ひかり準備割」で割り引かれ、5G通信を使い始めた月は無料です。
その翌月から光回線の開通月まで、最大3か月間は5G月額料金(4,642円)と必須のホームルーターレンタル料(858円)が割引されます。
ただし、工事が長引いても無料期間が続くわけではなく、3か月を超えた分は割り引かれません。
光回線が開通したあとは、通常の光回線の月額料金とホームルーターのレンタル料(月858円)を払います。
工事費と割引、途中で解約したときの残り
新しく光回線を引く(回線新規)場合、公式の料金案内にある標準的な工事費は、派遣工事の有無と住居タイプによって次のように決まっています。
住居 | 派遣工事 | 派遣工事 |
|---|---|---|
一戸建て | 39,600円 | 3,300円 |
集合住宅 | 26,400円 | 3,300円 |
実際の開通工事費は、設置する場所の状況や提供される回線タイプによって変わる場合があります。
新規工事費の割引特典は、キャンペーンの特設ページから申し込み、6か月以内に光回線の工事を終えることが適用条件です。
光回線の開通月の翌月から最大24か月にわたり、分割工事費相当額(一戸建て最大39,600円、集合住宅最大26,400円)が毎月の料金から値引きされます。
ただし、分割で払っている途中で解約すると毎月の値引きが止まり、残りの工事費は一括払いです。
開通工事費の請求が始まる月は光回線開通の翌月より遅くなることもあるため、開通から24か月たっていても分割の残りがないとは言い切れません。
また、光回線を引き込む工事が終わったあとに自己都合で解約する場合も、初期費用相当額が請求されます。
- サービス登録料:4,950円
- 土日・休日に工事をする場合の追加料金:3,300円
- 電話や光テレビの工事費、建物の事情で特別な工事が必要な場合の追加工事費
従来のBIGLOBE光を契約している人の工事費と日程変更
従来のBIGLOBE光(光コラボ)を契約している人は、BIGLOBE光プラスとは工事費や工事日変更の決まりが別です。
1ギガ(3年プラン)・10ギガ(2年プラン)の工事費は、配線の状況によって次の3つに分かれます。
- 配線を新しく引く派遣工事:28,600円
- 既存の配線を使う派遣工事:18,260円
- 無派遣工事:3,300円(一括払い)
2025年1月6日以降の申し込みでは、工事費相当額(最大28,600円)を毎月の料金から値引きする回数が、1ギガ(3年プラン)で36回、10ギガ(2年プラン)で24回です。
分割払いの途中で解約したときに工事費の残債があれば、一括で請求されます。
また、従来のBIGLOBE光で工事日を変更したいときはマイページから手続きできますが、工事日の8日前までに連絡が必要で、7日前を過ぎると希望どおりに変更できないこともあります。
BIGLOBE光プラスが始まっても、従来のBIGLOBE光を継続している契約の工事費や割引条件が変わるわけではありません。
BIGLOBE光の工事で押さえておきたいこと
部屋に光コンセントがあっても工事の有無は決まらないため、申し込んだあとの案内で派遣工事か無派遣工事か、立ち会いが必要かを確認しましょう。
- フレッツ光(転用)・他社光コラボ(事業者変更)は原則工事費不要、auひかりやNURO光などからは「回線新規」で開通工事後に旧回線を解約する
- 回線タイプによっては、5G通信を使い始めたあとにKDDIから電話で工事日の調整連絡が来る
- 派遣工事は30分〜2時間ほどの立ち会いが必要で、賃貸住宅では事前に管理会社や大家さんの承諾を得ておく
- 分割工事費の割引は最大24回かけて受けるため、2年以内に解約すると残りの工事費が一括請求される
光回線の工事を待つあいだも、最短4日で届くホームルーターの5G通信でネットを使い始められるので、工事日の調整と事前準備を押さえて手続きを進めましょう。










