フレッツ光や他社の光コラボからBIGLOBE光プラスへ乗り換えるとき、自分がどの手続きに当てはまるのか、切り替えのあいだにネットが使えない期間が出ないかは気になるところではないでしょうか?
ドコモ光などの光コラボからなら「事業者変更」、フレッツ光からなら「転用」となり、どちらも原則として工事費はかかりません。
いまの回線事業者で承諾番号を取ったら、事業者変更は4日以内、転用は5日以内にBIGLOBEへ申し込みます。
ここで説明するのは、「BIGLOBE光プラス by auひかりプラス(光回線+5G通信)」へ他社から乗り換えるときの流れです。
なお、従来のBIGLOBE光から他社へ移る場合の要点は、記事の後半にまとめています。
事業者変更と転用の違いは、いま使っている回線で決まる
生まれた日で星座が決まるのと同じで、乗り換えの手続きがどれになるかは自分で選ぶのではなく、いま契約している回線の種類で決まる仕組みです。
光コラボやフレッツ光など似た言葉が並んで少し戸惑うかもしれませんが、いまどこに料金を払っているかを見ればすぐに見分けられます。

ドコモ光・ソフトバンク光などの光コラボから:事業者変更
NTT東日本・西日本の光回線を借りて、プロバイダとセットで提供しているサービスが「光コラボ」です。
ドコモ光やソフトバンク光、So-net光、OCN光などからBIGLOBE光プラスへ移る場合は「事業者変更」の対象です。
NTTのフレッツ光から:転用
かんた
こうめNTT東日本・西日本と直接フレッツ光を契約している場合は「転用」にあたります。
事業者変更も転用も、すでに引き込まれているNTTの光回線をそのまま使うため、原則として開通工事費はかかりません。
auひかり・NURO光・従来のBIGLOBE光などから:新規の申し込み
auひかりやNURO光、電力会社系の光回線、ケーブルテレビなど、NTT以外の回線を使っている場合は事業者変更や転用の対象外です。
承諾番号は不要で、回線新規として申し込み、BIGLOBE光プラスの光回線の工事が終わってから、いまの回線を解約します。
また、従来のBIGLOBE光を使っている場合も、BIGLOBE光プラスへ直接プラン変更することはできません。
現在の契約を解約したうえで、新規契約として申し込む手順です。
承諾番号の取り方と、BIGLOBEへ申し込む期限
事業者変更と転用では、BIGLOBEへ申し込む前に、契約者本人が「承諾番号」を取っておく必要があります。
どちらも英字1文字と数字10桁の番号ですが、取得する窓口と、取得してからBIGLOBEへ申し込むまでの期限が異なります。
項目 | 事業者変更 | 転用 |
|---|---|---|
今の回線 | 光コラボ | フレッツ光 |
番号の | 今の | NTT東日本・ |
申込期限 | 取得から | 取得から |
工事費 | 原則 | 原則 |
ここで気をつけたいのが、発行元の会社が決めている「番号そのものの有効期限」と、BIGLOBEへ申し込む期限は別物だという点です。
番号自体の有効期限がまだ残っていても、BIGLOBEへの申し込みは取得から4日または5日以内に済ませる必要があります。
事業者変更承諾番号:今の会社で取り、4日以内に申し込む
事業者変更承諾番号は、いま契約している光コラボの会社の会員ページや電話窓口で、契約者本人が取得します。
番号を取ったら、4日以内にBIGLOBEへ申し込みます。
BIGLOBEへの申し込み時には、事業者変更承諾番号のほかにNTTの回線名義も必要になるため、あわせて手元に控えておくとスムーズです。
転用承諾番号:NTT東西で取り、5日以内に申し込む
転用承諾番号は、NTT東日本またはNTT西日本の公式ホームページや電話窓口に依頼して、契約者本人が取得します。
番号を取ったら、5日以内にBIGLOBEへ申し込みます。
どちらも申し込むまでの期限が短いため、申し込む日の見当をつけてから番号を取得するのがおすすめです。
詳しい取得方法や期限は、BIGLOBE光プラス公式の「ご利用までの流れ」にも記載されています。
申し込みから切り替え後までの流れ
BIGLOBE光プラスは光回線と5G通信を組み合わせたサービスのため、光回線が切り替わる前でも、届いたホームルーターでネットを使い始められるのが特徴です。
かんた
こうめ承諾番号を取ってから光回線へ切り替わるまでは、次の5つのステップで進みます。
- 承諾番号を取る
光コラボから乗り換えるなら今の会社、フレッツ光からならNTT東日本・西日本で契約者本人が取得します。
- Webから申し込み、本人確認をする
承諾番号や契約者の情報を入力し、キャンペーンの特設ページから申し込む場合はクーポンコード「PLS」も忘れずに入れましょう。
申し込み後に案内される「お手続きページ」で、スマートフォンを使ってオンライン本人確認を行います。
- ホームルーターが届き、5G通信で使い始める
申し込みから最短4日でハイブリッドホームルーターが届き、電波が届く場所なら5G通信でネットを利用可能です。
周囲の環境によっては4G LTEやWiMAX 2+での通信になる場合もあり、利用できるのは契約した住所だけです。
- 光回線の切り替え日を決める
光回線の切り替え日はお手続きページで予約しますが、回線の種類によっては5G通信の利用開始後にKDDIから電話で日程調整の連絡が来ます。
事業者変更や転用の場合、光回線が開通するまでの期間は最短9日です。
- 機器をつなぎ、切り替え後の手続きをする
切り替え日になったら、マイサポートの「接続機器・Wi-Fiの設定」を確認しながら機器をつなぎます。
前の会社から借りていた機器の返却や、スマホセット割の申し込みなどもあわせて済ませましょう。
前の会社でIPv6サービスを使っていて廃止手続きを行う場合、IPv6が廃止されてからBIGLOBE光プラスの光回線が使えるようになるまで数時間から最大1日かかると案内されています。
切り替え後にやること:機器の返却とスマホセット割
機器をつないで光回線が使えるようになったら、次の2つも済ませておくと手続き漏れを防げます。
- 前の会社のレンタル機器の返却:前の会社から借りていたWi-Fiルーターなどの機器がある場合は、前の会社の案内に従って期限までに返却してください。
- au・UQ mobileのセット割の申し込み:auスマートバリューやUQ mobileの自宅セット割(インターネットコース)は、電話付きのWi-Fiパックまで契約したうえで、auまたはUQ mobile側でも別に申し込みます。
特に前の会社のレンタル機器は、返却が遅れると未返却の費用を請求されることがあるため、切り替えが終わったら早めに荷造りしておくと安心です。
乗り換えにかかる費用と、切り替えまでの料金
申し込むときにかかる初期費用はサービス登録料4,950円で、事業者変更・転用・新規のどれでも金額は同じです。
事業者変更と転用なら原則として基本の工事費はかかりませんが、乗り換えと同時に速度タイプ(1ギガから10ギガなど)を変えると工事費がかかる場合があり、土日休日の工事には追加料金3,300円がかかります。
切り替えまでの料金の重なりと「ひかり準備割」
光回線が切り替わる前に5G通信で使い始めると、前の会社の料金と支払いが重なってしまわないか気になるところです。
BIGLOBE光プラス(光回線+5G通信)に申し込んで5G通信で利用を開始すると、「ひかり準備割」により、5G通信の開通月が無料になるほか、翌月から光回線が開通する月まで最大3カ月間は5G通信の月額料金(4,642円)とハイブリッドホームルーターのレンタル料(858円)が割り引かれます。
光回線が開通したあとは、通常の光回線の月額料金とホームルーターのレンタル料858円に切り替わります。
なお、前の会社の最後の月の料金が日割りになるか1カ月分かかるかは、前の会社の決まりしだいです。
毎月の料金と必須のホームルーター代
光回線が開通したあとの毎月の支払額は、基本料にハイブリッドホームルーター(Aterm HY01)のレンタル料858円を足した金額です。
プラン | 基本料 | ルーター |
|---|---|---|
戸建て | 5,720円 | 6,578円 |
マンション | 4,642円 | 5,500円 |
10ギガ | 6,380円 | 7,238円 |
10ギガは戸建て・マンション共通
かんた
こうめこのホームルーターのレンタル(月858円)は契約に必須のため外せませんが、任意の「Wi-Fiパック(月770円)」に入らなくても通常のWi-Fiは利用できます。
6GHz帯のWi-Fiや固定電話サービスなどが含まれるWi-Fiパックを追加する場合は、最大13カ月間の無料期間が終わったあとに月770円が加わります。
契約期間は2年単位(自動更新)で、更新月とその翌月・翌々月の3カ月間以外に解約やサービス変更をした場合の契約解除料は3,102円です。
Wi-Fiパックの内容や初期費用まで含めた詳しい内訳は、BIGLOBE光プラスの料金の記事で解説しています。
乗り換えで使えるキャンペーン特典
他社からの事業者変更や転用でも、新規申し込みと同じ金額のキャッシュバックや、前の会社の解約費用を補う特典を利用できます。
キャッシュバック:事業者変更・転用でも対象
キャンペーンの特設ページから申し込み、クーポンコード「PLS」を入力すると、事業者変更や転用でもキャッシュバックの対象になります。
受け取れる金額は、1ギガで合計73,000円(45,000円+28,000円)、10ギガで合計83,000円(55,000円+28,000円)です。
5G通信を使い始めた月ではなく、光回線の工事が完了した翌月を1カ月目と数えて、12カ月目と24カ月目の2回に分けて受け取ります。
有料オプションへの加入は不要ですが、申し込みから6カ月以内に光回線の工事を終えて各対象月まで継続利用すること、受け取る前に解約や退会、ワイヤレスへの変更などをしないことが適用条件です。
マイページでの受け取り手順や45日間の手続き期限については、BIGLOBE光プラスのキャンペーンの記事にまとめています。
乗りかえスタートサポート:前の会社の解約費用を最大30,000円還元
前の会社を解約するときに違約金や工事費の分割残債などがかかる場合は、KDDI主催の「auひかりプラス乗りかえスタートサポート」により、合計最大30,000円がau PAY残高へ還元されます。
還元は最大10,000円の一括分と、最大1,000円を最大20カ月間に分けてチャージする分からなり、実際に支払った対象の解約費用が上限です。
利用するには、BIGLOBE光プラス(光回線+5G通信)とWi-Fiパック(月770円)をセットで申し込み、申し込みの時点で他社の回線サービスを使っていることが必要になります。
開通したあと、申し込み月を含めて12カ月以内に、他社の解約違約金明細のコピーなどを添えてKDDIへ郵送またはWebで申請してください。
なお、auひかり・auひかりプラスや、auスマートバリュー・UQ mobile自宅セット割 インターネットコースの対象になっている他社の光回線、KDDI指定のケーブルテレビからの乗り換えは対象外です。
乗り換える前にいまの会社で確認しておきたいこと
承諾番号を取る前に、いま契約している会社の条件や引き継ぎのルールを確かめておくと、切り替え後の思わぬ出費やトラブルを防げます。
解約金・工事費の残り・最終月の料金
事業者変更や転用で乗り換えると、いまの回線は切り替え完了に伴って解約となりますが、その際にかかる費用は前の会社の決まりによって変わります。
- 契約解除料(違約金)と更新月:更新月以外に切り替わると、前の会社で契約解除料がかかる場合があります。
- 工事費や機器代の分割払いの残り:前の会社の開通工事費や購入ルーターの分割払いが残っていると、乗り換え後に残額を請求されます。フレッツ光から転用する場合、フレッツ光の工事費分割払いの残額はBIGLOBEから請求されます。
- 最後の月の月額料金:切り替わる月の利用料が日割りになるか、1カ月分満額かかるかは前の会社ごとに異なります。
解約金や工事費・ルーターの割賦残債が出る場合は、先ほど紹介した「乗りかえスタートサポート」の対象になるかもあわせて見ておきましょう。
いまの会社のIPv6サービスの扱い
前の会社のIPv6接続サービスが回線に残ったままだと、BIGLOBE光プラス側でIPv6接続の手続きが進まないことがあります。
IPv6の廃止手続きが必要かどうかと行う時期を、前の会社とBIGLOBEの切り替え案内の両方で確認し、その案内に沿って進めてください。
IPv6の廃止は光回線そのものの解約とは別の手続きなので、案内がないのに光回線ごと解約してしまわないように気をつけましょう。
固定電話の番号を引き継ぐ場合
いま光コラボの光電話やNTTのひかり電話を使っているなら、BIGLOBE光プラスの電話サービスへ電話番号を引き継げる場合があります。
ただし、一部引き継げない番号があるほか、事業者変更や転用のときに電話サービスを新しく申し込むことはできないと案内されています。
今の電話番号を残したい人は、申し込む前に引き継げるかどうかを確かめておくと安心です。
前の会社のメールアドレスやオプション
かんた
こうめ前の会社のメールアドレスやセキュリティサービスなどのオプションは、光回線の切り替えとは別に解約やコース変更の手続きが必要なことがあります。
乗り換えたあとも使いたいメールアドレスがあれば継続できるかを調べ、不要な有料オプションは忘れずに解約しておきましょう。
BIGLOBE光から他社へ事業者変更したい場合
ここまで他社からBIGLOBE光プラスへ乗り換える手順を見てきましたが、反対に「いま使っている従来のBIGLOBE光から、他社の光コラボやフレッツ光へ乗り換えたい」という場合の要点はこちらです。
- 承諾番号の取り方:Webで電話予約をしたあと、BIGLOBEからの電話で事業者変更承諾番号が発行され、受付当日中にメールで届きます。
- 番号の有効期間:発行日を含めて15日間です。期限が切れた場合も、BIGLOBE光の契約はそのまま継続されます。
- 解約のタイミング:乗り換え先の光回線が開通した時点で従来のBIGLOBE光は解約になりますが、BIGLOBEから借りている無線LANルーターは別に解約の手続きが必要です。
なお、従来のBIGLOBE光からBIGLOBE光プラスへ移る場合は事業者変更ではなく、現在の契約を解約して新規で申し込む手順になります。
違約金がかからない更新月の見方やレンタル機器の返却など、他社へ移るときの詳しい手順はBIGLOBE光の解約方法の記事で解説しています。
BIGLOBE光プラスへの乗り換えで押さえたいこと
- 光コラボからは事業者変更、フレッツ光からは転用、それ以外の回線や従来のBIGLOBE光からは新規申し込み
- 承諾番号を取ったら、番号自体の有効期限にかかわらず事業者変更は4日以内、転用は5日以内にBIGLOBEへ申し込む
- 光回線の開通前でも電波が届けば5G通信を使え、ひかり準備割で5G開通月と翌月から最大3カ月間は5G月額とルーター代が割引になる
- 前の会社の解約金・残債やIPv6の廃止時期、電話番号の引き継ぎ可否を事前に確かめておく
承諾番号を取る日とBIGLOBEへ申し込む日を先に決めておけば、期限切れで番号を取り直す手間なくスムーズに手続きを進められます。










