auひかりの工事費が4万円以上と聞くと、本当に無料になるのか、結局いくら自分で払うのかが気になります。
auひかりの工事費を含む初期費用は、戸建てが48,950円、マンションが33,000円です。
毎月の利用料から分割払い相当額が割り引かれるため、au公式(au one net)なら戸建てはネットと電話のセット、マンションはネットのみの契約でも実質無料になります。
ただ、選ぶ料金プランや申込窓口、途中で解約するかどうかで自己負担額は変わり、戸建ての工事では外壁に金具を留める穴も開く点に注意が必要です。
工事費は戸建て48,950円、マンション33,000円
auひかりを新しく申し込むと、工事費を含む初期費用と新規登録料4,950円がかかります。
- 戸建て(ホーム):48,950円。ずっとギガ得プランは35回、ギガ得プラン・標準プランは23回の分割か一括払い
- マンション:33,000円。23回の分割か一括払い
- 新規登録料:4,950円(割引の対象外)
新規登録料は割引の対象外となるため、初期費用がすべて相殺されても4,950円は最初に払う形です。
毎月の利用料と合わせた総額は、auひかりの料金をまとめた記事で3年分を計算しています。
工事費が実質無料になるのは毎月の割引で相殺されるから
「実質無料」とは、工事費の分割払いと同じくらいの額が毎月の利用料から割り引かれ、差し引きで払わずに済むという意味です。
かんた
こうめau公式(au one net)では、契約するプランとauひかり電話の有無によって分割回数や割引額が次のように決まります。
プラン | ネット | ネット |
|---|---|---|
ずっと | 48,950円 | 21,996円 |
ギガ得 | 48,950円 | 31,229円 |
マンション | 33,000円 | 33,000円 |
au one netの工事費割引額
戸建ての割引はネット利用料分と電話利用料分の2つに分かれており、開通月の翌月から割引が始まります。
ずっとギガ得プラン(35回払い)はネット分が初回644円・2回目以降628円×34か月、電話分が770円×35か月の割引です。
ギガ得プランと標準プラン(23回払い)はネット分が初回1,353円・2回目以降1,358円×22か月、電話分が770円×23か月の割引となり、電話もセットにすればどちらの回数でも48,950円すべてが相殺されます。
一方、戸建てをネットのみで申し込むと電話分の割引がつかないため、ずっとギガ得プランでは約27,000円、ギガ得・標準プランでは約17,700円を自分で払う形です。
マンション(23回払い)は初回1,443円・2回目以降1,434円×22か月の割引がネット利用料に入るため、電話を付けずネットのみでも33,000円すべてが割り引かれます。
なお、auひかり電話は月770円かかりますが、auスマートバリューやUQ mobileの自宅セット割でスマホ代を安くするのにも必要です。
auかUQ mobileのスマホを使っているなら、電話も付けたほうが工事費とスマホ代の両方で得になりやすいと言えます。
GMOとくとくBBではプランによって最初の2回分が自己負担
工事費割引の始まる月や金額は申し込むプロバイダ窓口ごとに違い、GMOとくとくBBでは戸建てのずっとギガ得プランとマンションのお得プランA・お得プランで、割引が3回目から始まります。
プラン | ネット | ネット |
|---|---|---|
ずっと | 最大 | 20,724円 |
ギガ得 | 48,950円 | 約31,200円 |
お得 | 約30,100円 | 約30,100円 |
マンション | 33,000円 | 33,000円 |
GMOとくとくBBの工事費割引額
戸建てのずっとギガ得プランをネット+電話で申し込んだ場合、3〜35回目の33回分で最大46,138円が割り引かれ、最初の2回分にあたる2,812円が自己負担として残る計算です。
ずっとギガ得プランをネットのみにする場合は、3〜35回目に月628円ずつ割り引かれて割引総額は20,724円にとどまります。
これに対し、戸建てのギガ得プラン・標準プランは初月から割引が入り、ネット+電話なら全額割引、ネットのみは初月1,364円・2回目以降1,358円の割引です。
マンションもお得プランA・お得プランは3〜23回目の割引(月1,434.4円)となるため最初の2回分は自己負担ですが、マンションの標準プランは初月から全額が割り引かれます。
ずっとギガ得プランやお得プランAでは最初の2回分を払う形になるものの、GMOとくとくBBにはキャッシュバック特典があるため、数千円の差額より受け取れる額のほうがずっと大きいのが特徴です。
分割の途中で解約すると工事費の残りを請求される
工事費の割引が毎月入るのは、auひかりを使い続けている間だけです。
分割を払い終える前に解約や引っ越しをすると、割引はそこで止まり、まだ払っていない工事費がまとめて請求されます。
たとえば、ずっとギガ得プラン(35回払い)を1年で解約すると、35回のうち23回分が残る計算です。
au公式(au one net)は残りの額を契約期間に応じて減らしたうえで最終請求月に一括請求し、GMOとくとくBBでも分割途中の解約・移転時に残債が一括請求されます。
ずっとギガ得プランは3年契約で、35回の分割払いは契約が満了するころに終わる仕組みです。
ギガ得プランやマンションの23回払いなら2年で完済するため、2〜3年以内に引っ越す予定がある人は残りの工事費まで含めて考えておいてください。
戸建ての工事内容と壁に開く穴
戸建ての工事では、近くの電柱から家の中まで光ファイバーを引き込み、部屋に光コンセントを取り付けます。
- 電柱から外壁まで引く
最寄りの電柱から家の外壁まで光ケーブルを引き込みます。
- 外壁に金具で留める
外壁に引留め用の金具を取り付け、引き込み口の近くまで光ケーブルを壁に沿って数か所留める工程です。
- 家の中へ引き込む
既設の通気口やエアコンのダクトなど、すでにある穴から光ケーブルを家の中へ通します。
- 光コンセントを付ける
引き込み口の近くに光コンセントを取り付け、室内の工事は完了です。
かんた
こうめ外壁に金具を留めるため、壁面にネジ穴が開くのは避けられません。
通気口やエアコンのダクトが使えない家では、説明を受けたうえで直径10mmの穴を壁に開けて引き込み、防水の処理もされます。
名前は「光」でも、固い壁をすり抜けて部屋へ入ってこられるわけではありません。
鉄筋コンクリート造の家や、着工日が2006年8月以前の建築物など、壁に穴を通す施工ができない・著しく難しいとKDDIが判断した家では、auひかり ホームを使えません。
工事のあとに壁を元に戻す義務はKDDIにないため、賃貸の家では工事の前に大家さんや管理会社の承諾が必要になります。
図付きの詳しい作業工程は、au公式の「工事内容」ページで確認してください。
工事の日は立ち会いが必要で、所要時間は1時間程度
戸建ての工事には立ち会いが必要で、作業の所要時間は1時間程度です。
訪問の時間帯は午前(9時〜12時)か午後(13時〜17時)の枠で調整されます。
土日祝日に工事を行う場合は、追加派遣料として3,300円(一括払い)が別にかかり、毎月の工事費割引でも相殺されない点に気をつけましょう。
かんた
こうめKDDIが担当するのは光ファイバーの引き込みと光コンセントの取り付けまでで、ONU(光回線終端装置)の設置や宅内機器の配線・接続は自分で行います。
機器のつなぎ方は同梱の案内や、au公式の「モデム・ホームゲートウェイの設定」ページにある機種別の取扱説明書を参考にしてください。
自分でつなぐのが不安なら、有料の「かけつけ設定サポート」で専門スタッフに来てもらうことも可能です。
マンションは部屋での工事がおおむね2時間程度
マンションでは、建物の共用部まで引き込まれたauひかりの設備を使い、共用部と部屋の中で接続工事をします。
タイプVの場合、工事の所要時間はおおむね2時間程度で、部屋に入っての作業になるため当日は自宅で立ち会う必要があります。
開通までは戸建て1か月程度、マンション2週間程度
申し込みから開通までの目安は、戸建てが1か月程度(状況により1〜2か月以上)、マンションが2週間程度です。
工事日を決めるまでの流れは、申し込む窓口によって少し変わります。
GMOとくとくBBで申し込んだ場合は、申し込み後にGMOとくとくBBから電話が入り、契約から2〜3日後にKDDIから工事日調整の連絡が来る流れです。
au公式(au one net)で申し込んだ場合は、申し込みから2〜3日で受け付けが済み、マンションのタイプVなら電話で、戸建てならSMS到着後にMy auへログインして工事日を予約します。
工事日が決まると、当日までに「ご利用開始のご案内」と宅内機器が自宅へ届くスケジュールです。
申し込みが集中する時期や一部の地域では、この目安より時間がかかることもあります。
引っ越しに合わせたいなら、入居日から逆算して早めに申し込んでおくと、ネットが使えない期間を短くできます。
光コラボから乗り換えるならホーム(S)で工事が変わる
今の家でドコモ光などの光コラボ(ファミリータイプ)を使っている場合は、その光回線を再利用するauひかり ホーム(S)で申し込めることがあります。
ホーム(S)では、KDDIが今の光コラボの解約とauひかりの開通を同じ日にそろえるため、自分で先に解約しないよう注意が必要です。
設備を調べた結果そのまま使えない場合は、新しく引き込む工事になります。
申し込めるかどうかや承諾番号の取り方は、auひかりのエリアをまとめた記事を参考にしてください。
解約するときの撤去工事は希望した場合だけ
これから戸建てで申し込む場合、解約しても引き込んだ設備はそのまま残り、撤去工事は希望した場合だけ行います。
撤去を希望すると31,680円がかかるので、賃貸で退去時に撤去を求められたら、この費用も見込んでおきましょう。
以前に申し込んだ人は申込時期によって扱いが違うため、auひかりの解約方法をまとめた記事で確認してください。
auひかりの工事費に関するよくある質問
- 工事が終わったあとにキャンセルするとお金はかかりますか?
光回線の引き込み工事が終わってから、料金がかかり始める前に自分の都合で取り消した場合は、キャンセル料として初期費用相当額の支払いが必要です。
- 今の電話番号を引き継ぐと、電話はいつから使えますか?
ネットが使えるようになってから、約1週間後に電話が開通します。
今使っている電話会社によっては、それ以上かかる場合もあるので余裕を見ておきましょう。
まとめ|工事費を無料にするには使い続けることが前提
auひかりの工事費は戸建て48,950円、マンション33,000円ですが、毎月の割引によって相殺される仕組みです。
戸建ては電話も付け、分割を払い終えるまで使い続けることが、工事費の負担をなくす前提です。
まずはKDDIのauひかり提供エリア検索で自宅が工事の対象になるかを調べ、申込窓口を決めてから手続きしてください。
GMOとくとくBBで申し込む場合は、エリアを調べたあとKDDIのページでそのまま申し込まず、GMOとくとくBBの申込ページへ戻ります。
戸建ての工事では外壁にネジ穴が開くため、賃貸ならKDDIから工事日の連絡が来る前に、大家さんや管理会社の承諾をもらっておく必要があります。










