auひかりをGMOとくとくBBで申し込もうと考えても、キャッシュバックを本当に受け取れるのか、あとで困ることはないのか気になるところです。

GMOとくとくBBは、オプションなしでもキャッシュバック額が大きく、月額基本料金も3か月無料になるため、お金の面では有利な窓口です。

その代わり、キャッシュバックの案内は開通11か月目と23か月目の2回、普段あまり使わない基本メールアドレス宛てに届きます。口座情報を返信した翌月末に半分ずつ振り込まれる仕組みです。

受け取りの手間や解約時のルールをしっかり管理できるかどうかで、向いている人と向いていない人が分かれます。

GMOとくとくBB×auひかりの評判は特典の大きさと受け取りの手間で分かれる

auひかりの回線そのものはKDDIが提供しており、GMOとくとくBBはその申込窓口とプロバイダを担当しています。

そのため、通信品質そのものは他社プロバイダと基本的に変わらず、GMOとくとくBBの評判を左右するのは特典の中身と受け取り・解約の手続きといえます。

かんた
とくとくBBって、2回得するから「とくとく」なのかな?
こうめ
名前の由来はともかく、キャッシュバックが2回に分かれて届くのは本当だにゃ。忘れないように受け取ればかなりお得だよ。

まずは全体像として、良い点と気をつけておきたいポイントをまとめました。

良い点と気をつけたい点
  • キャッシュバック:電話や有料オプションなしでも72,000円。案内は開通11か月目と23か月目で、口座を返信した翌月末に半分ずつ振込
  • 月額基本料金:開通月を含む3か月間は無料。ホームはずっとギガ得プラン、マンションはお得プランA・お得プランが対象
  • 工事費:ずっとギガ得プランではネット+電話で46,138円割引。2,812円は自己負担となり、ネットのみは割引が20,724円に下がる
  • 速度:実測の平均は下り800Mbps超と良好で、au公式プロバイダと比べても見劣りしない
  • 解約:BBnaviマイページで手続き可能。20日締めで当月末解約、解約月の料金は日割りにならない

特典が大きいぶん、受け取りの手続きや契約期間、解約時のルールは細かく定められています。見落とすと損をする可能性があるため、申し込む前に中身を確かめておきましょう。

GMOとくとくBBはキャッシュバックが大きく月額基本料金も3か月無料

電話もオプションもなしで72,000円のキャッシュバック

GMOとくとくBBでは、有料オプションを付けなくても高額なキャッシュバックを受け取れます。

ホーム1ギガ・5ギガとマンションは、ネットのみで72,000円、auひかり電話(月額770円)も付けると82,000円です。

ホーム10ギガなら、ネットのみで102,000円、電話ありで112,000円まで増えます。

指定オプション(インターネット安心セキュリティー、スマホトラブルサポート+)を同時に申し込んで3か月以上使うと、さらに2,000円が上乗せされます。

ただし、オプションを申し込む場合の支払い方法はクレジットカード払いだけで、KDDI払いは選べません。

不要なオプションであれば無理に付ける必要はなく、ネットのみでも十分な額を受け取れます。

なお、GMOとくとくBBの申込ページには「特典総額最大200,630円」といった大きな金額が表示されています。

これは現金のキャッシュバックに、月額基本料金3か月無料や他社違約金の還元などをすべて足し合わせた総額で、振り込まれる現金だけの額ではありません。

また、GMOとくとくBB経由で申し込んだ場合でも、KDDI公式が提供する以下の特典を合わせて利用できます。

  • 乗りかえスタートサポート:他社からの乗り換え時に発生する違約金を最大30,000円まで還元(ネット+電話の加入、ホームはずっとギガ得36か月・マンションは24か月の継続利用が条件。途中解約時は返金が必要な場合あり)
  • ご加入特典:ネット+電話(ホームはずっとギガ得プラン)で新規に申し込み、auスマートバリューまたは自宅セット割に加入すると最大10,000円分のau PAY残高を還元
  • 高速スタートプログラム:ずっとギガ得プランなら、ホーム5ギガの追加料金(月550円)が最大3年間無料、10ギガの追加料金は月1,408円が858円になる(申し込めるのは東京・神奈川・埼玉・千葉の一部)

au公式(au one net)で申し込んだ場合の還元は、ホーム1ギガで最大15,000円分のau PAY残高です。

受け取れる総額を比べると、GMOとくとくBBのほうが5万円以上多くなります。

ただし、au公式の還元は利用開始の翌々月から毎月入るため、約1年待つGMOとくとくBBより早く手元に届く利点があります。

月額基本料金は3か月無料

キャッシュバックとは別に、開通した月を含む3か月間は月額基本料金がかかりません。

ホームのずっとギガ得プランなら、1年目の月額5,610円が3か月分で、合わせて16,830円の支払いが不要になります。

マンションはお得プランA・お得プランが対象で、プランによっては月440円のモデムレンタル料だけ別に請求される形です。

ホームのギガ得プランや標準プランは無料の対象外なので、ずっとギガ得プランで申し込むのが前提となります。

GMOとくとくBBは遅い?実測では見劣りしない

速度の面で、GMOとくとくBBを選んで不利になる材料は見当たりません。

利用者が測定結果を投稿する「みんなのネット回線速度(みんそく)」で、2026年10月28日時点の直近3か月のauひかりをプロバイダ別に見ると、GMOとくとくBBの平均は下り858.82Mbps、上り796.06Mbps、Ping 12.62msでした。

au公式プロバイダであるau one net(下り671.61Mbps、Ping 18.27ms)と比べても見劣りしない数値です。

ただ、直近3か月の投稿件数はau one netの3,125件に対してGMOとくとくBBは393件と少なめで、投稿した人の住まいや接続方法にも左右されます。そのため、この差だけでGMOとくとくBBのほうが速いとは言い切れません。

それでも、GMOとくとくBBを選んだせいで通信速度が遅くなると心配する必要のない数字といえます。

かんた
キャッシュバックが多いぶん、夜になると遅くなったりしない?
こうめ
ぼくもauひかりを使っていたけど、速度で困ったことはなかったよ。遅いと感じたときに見直すところは、プロバイダとは別にあるんだ。

回線はどのプロバイダでも同じauひかりなので、速度に差が出やすいのはルーターの置き場所や規格、LANケーブル、有線かWi-Fiかといった家の中の環境です。

マンションで遅くなる理由や実測の見極め方は、auひかりの速度と遅くなる原因をまとめた記事で説明しています。

GMOとくとくBB×auひかりのデメリットは受け取りと解約のルール

ここからは、GMOとくとくBBで申し込んだ場合に気をつけておきたいデメリットを見ていきましょう。

auひかりそのもののデメリットや注意点は、auひかりのデメリットと注意点をまとめた記事で確認できます。

キャッシュバックの案内は開通11か月目と23か月目の2回に分かれる

キャッシュバックの案内は、開通した月を1か月目として11か月目と23か月目の2回に分けて届きます。

どちらの回も、GMOとくとくBBの基本メールアドレス宛てに案内が届き、口座情報を返信した翌月末(営業日)に半額ずつ振り込まれる流れとなっています。

案内メールが送られた翌月末までに返信しないと、その回のキャッシュバックは受け取れません。

基本メールアドレスは入会時に発行される「〜@〜.gmobb.jp」のアドレスで、普段使っているスマートフォンのメールやGmailには届かない点に注意が必要です。

かんた
1年や2年も先のメールなんて、気づける気がしないよ…
こうめ
ぼくもプロバイダのメールアドレスは、普段ぜんぜん見ていなかったんだ。いつものアドレスに転送しておくか、カレンダーに予定を入れておくと忘れにくいよ。

また、次のような条件に当てはまるとキャッシュバックを受け取れなくなります。

  • 振込時期までに、特典の対象になった接続サービスを変更した場合
  • 申し込みから6か月以内に開通しなかった場合
  • 過去にGMOとくとくBBの同一キャンペーンの適用を受けたことがある場合
  • 振込時期に料金の未払いで利用が止まっている、または回線を解約している場合

なお、開通後に電話や10ギガを解約していた場合、受け取れるのは加入していない場合の金額です。

2回目の受取時期は開通から2年近く先になるため、1〜2年のうちに引っ越しや解約をしそうな人は、受け取れない分が出ることも考えておく必要があります。

案内メールが届く月や口座を返信する手順は、次の記事で具体的な月の例と一緒に説明しています。

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ずっとギガ得プランの工事費割引は全額ではなく電話なしだと減る

ずっとギガ得プランで申し込むと、工事費などの初期費用は全額までは割り引かれません。

ホームの初期費用48,950円に対して、ネットと電話をセットにすると3回目から35回目まで月約1,398円、案内上は合計46,138円が割り引かれます。差額の2,812円は自己負担となり、ネットだけの契約だと割引は月628円、合計20,724円まで下がってしまいます。

なお、2年契約のギガ得プランや標準プラン(23回払い)なら、ネット+電話で48,950円すべてが割引の対象です。ただし、どちらも月額料金がずっとギガ得プランより高く、3か月無料の対象外です。

マンションのお得プランA・お得プランも割引は3回目からで、最初の2回分は割引の対象外となります。

au公式(au one net)ならホームのネット+電話で48,950円すべてが割り引かれるため、工事費の面だけならau公式のほうが有利です。とはいえ差額は2,812円にとどまり、キャッシュバックの差のほうがずっと大きくなります。

なお、分割払いの途中で解約や引っ越しをすると、残りの工事費は解約月の翌々月に一括請求される点に注意が必要です。

解約は20日締めで日割りなし・解約費用にも注意が必要

GMOとくとくBBの解約は、BBnaviマイページで手続きが完了した日が20日までなら当月末、21日以降なら翌月末になります。

解約する月の料金は日割りにならず、請求されるのは1か月分まるごとです。

料金の未払いがあると解約の手続きができず、支払ってから手続きできるようになるまで2〜3営業日ほどかかります。20日の直前ではなく日程に余裕を持って手続きしたほうが、余計な月額料金を払わずに済みます。

また、解約時にかかる主な費用も把握しておきましょう。

  • 契約解除料:ずっとギガ得プランは4,730円(3年更新、満了月・翌月・翌々月の3か月間は不要)。マンションお得プランAは2,290円、お得プランは2,730円(いずれも2年更新、更新期間の3か月間は不要)
  • 工事費残債:分割払いの途中で解約した場合、残りの工事費が解約月の翌々月に一括請求される
  • 設備撤去費用:ホームで光ファイバー設備の撤去を希望する場合、撤去費用として31,680円がかかる(撤去は任意で、希望しなければかからない)

解約後は、レンタルしていた機器をKDDIへ返却します。詳しい解約手順や注意点は、auひかりの解約手順と費用をまとめた記事で確認できます。

申し込みから開通までの流れとサポート窓口

申し込みから実際にインターネットが使えるようになるまでの流れと、困ったときのサポート窓口を確認しておきましょう。

開通まではマンションで早くて2週間、戸建てで1か月ほど

GMOとくとくBBはWebサイトからの申し込みが中心となります。実店舗はありませんが、申し込み前の電話相談窓口は用意されています。

手続きの流れは次のとおりです。

  • GMOとくとくBBのWebページから申し込む
  • 申し込みから約2〜3日後にKDDIから電話が入り、工事日を調整する
  • 宅内機器が届き、開通工事に立ち会う
  • 機器を接続して利用を開始する

開通までの目安はマンションで早くて2週間、戸建てで1か月ほどで、エリアや設備、繁忙期によっては1〜2か月以上かかることもあります。

ホームで土日や祝日に工事をする場合は、追加費用として3,300円がかかります。

サポートはAIチャットとオペレーター対応

利用中の設定やトラブルについては、以下の窓口で相談できます。

  • AIチャットサポート:24時間いつでも質問を受け付け
  • 有人チャット:平日の10時〜19時は、チャットからオペレーターにつないで相談できる
  • かけつけ設定サポート:機器の接続や初期設定が不安な人向けに、専門スタッフが訪問してサポートする有料サービス(7,480円〜)

GMOとくとくBBが合う人・合わない人

向き不向きを分けるのは、受け取れる額を取るか、受け取りの早さや手軽さを取るかです。

かんた
お店がないってことは、ネット回線がないのにネットから申し込むの?
こうめ
スマホの通信があれば、そのまま申し込めるよ。
GMOとくとくBBが向いている人
  • 受け取れる額を重視し、1年後や2年後まで待てる人
  • メールの転送やスマホのカレンダーで、先々の受取手続きを管理できる人
  • 今の住まいで2〜3年以上使い続ける予定の人
  • auスマートバリューや自宅セット割のために、auひかり電話も付ける人

電話を付ける人は、キャッシュバックが10,000円増え、工事費の割引も46,138円まで広がります。スマホのセット割も適用できるため、最も恩恵を受けやすい使い方といえます。

GMOとくとくBBが向いていない人
  • キャッシュバックを数か月以内にすぐ受け取りたい人
  • 1〜2年のうちに引っ越しや解約をする可能性が高い人
  • メールの確認や口座返信の手続きを忘れやすい人
  • auショップなどの店頭で対面相談しながら申し込みたい人

すぐに還元を受け取りたい人や店頭で対面相談したい人に合うのは、au公式(au one net)です。

受け取れる総額は少なくなるものの、還元は利用開始の翌々月から毎月入り、ホームのネット+電話なら工事費も全額割り引かれます。

反対に、受取手続きの手間を管理できるなら、受け取れる額を優先してGMOとくとくBBを選ぶ価値は十分にあります。

GMOとくとくBB×auひかりに関するよくある質問

GMOとくとくBBでもauスマートバリューは使えますか?

使えます。auひかりのネット回線に加えて、auひかり電話(月額770円)の契約が必要です。

UQ mobileを使っている場合は、自宅セット割 インターネットコースの対象となり、スマホ料金の割引を受けられます。

KDDIの公式サイトでエリアを調べたあとはどうすればいいですか?

提供エリアに入っていたら、KDDIのページでそのまま申し込まず、GMOとくとくBBの申込ページへ戻って手続きしてください。

KDDIの画面で申し込みを完了してしまうと、GMOとくとくBB限定のキャッシュバックや月額3か月無料などの特典は受けられなくなります。

解約したいときはどこで手続きしますか?

GMOとくとくBBの会員専用ページ「BBnaviマイページ」から手続きします。

解約の窓口はKDDIではなく、プロバイダとして契約しているGMOとくとくBBです。当月末で解約したい場合は、毎月20日までに手続きを完了させる必要があります。

まとめ|受け取りの手間を管理できる人にGMOとくとくBBは向いている

GMOとくとくBB×auひかりは、オプションなしでも72,000円のキャッシュバックがあり、月額基本料金も3か月無料になる、お金の面で有利な窓口です。

その一方で、キャッシュバックは開通11か月目と23か月目の案内に返信しないと受け取れず、ずっとギガ得プランの工事費割引も一部自己負担が残ります。

申し込む前の最初の一歩は、KDDIの公式提供エリア検索で、自宅で使えるかを調べることです。

エリア内だった場合は、KDDIのページでそのまま申し込まず、GMOとくとくBBの申込ページから手続きを進めてください。

すぐに還元を受け取りたい人や、店頭で相談しながら申し込みたい人には、au公式(au one net)のほうが合います。