ソフトバンク光を契約しようと決めても、自分の住所で本当に使えるのかが分からないままでは、申し込みへ進めません。
自宅で使えるかどうかは、ソフトバンク公式の提供エリア確認ページで番地や建物名まで指定して調べるのが確実です。
10ギガを希望している場合でも、同じ住所で1ギガの結果まであわせて見ておくと、10ギガが対象外だったときにすぐ次の選択肢へ切り替えられます。
ソフトバンク光の提供エリアはプランごとに異なる
ソフトバンク光は、1ギガと10ギガで使える地域の広さが大きく異なります。
SoftBank 光 1ギガは、NTT東日本・NTT西日本の「フレッツ 光ネクスト」と同じ光回線設備を使う光コラボレーションサービスで、全国47都道府県の広い地域が対象です。
一方のSoftBank 光 10ギガは、NTT東西の「フレッツ 光クロス」が届いている地域に限られます。
47都道府県すべてに提供地域はあるものの、同じ都道府県のなかでも実際に使える住所は一部だけです。
なお、1ギガだけでなく10ギガも戸建て(ファミリー・10ギガ)と集合住宅(マンション・10ギガ)の両方で申し込めます。
戸建てにお住まいなら、2026年6月に始まったソニーネットワークコミュニケーションズとの協業版「SoftBank 光+」も選択肢のひとつです。
こちらはNTTとは別の独自回線を使う戸建て専用のサービスで、1ギガ・2.5ギガ・10ギガから選べる反面、提供地域は一部に限られます。
プラン | 回線・確認先 | 住居 |
|---|---|---|
光 1ギガ | NTT東西 | 戸建て |
光 10ギガ | NTT東西 | 戸建て |
光+ | ソニー協業の | 戸建て |
10ギガの最大10Gbpsや2.5ギガの最大2.5Gbpsは技術規格上の最大値であり、自宅での実効速度の保証ではない点も押さえておきましょう。
かんた
こうめ名前が同じ「SoftBank 光+」でも中身は3種類ある
「SoftBank 光+」という名称は現在3つの異なるサービスや場面で使われており、どれを指すかでエリアの調べ方も対象の住まいも変わります。
- ソニー協業版(2026年6月開始):戸建て専用の独自回線で、エリアは公式の専用エリア表(PDF)で確認する
- フリービットの全戸一括型:ソフトバンクが指定した導入済みマンション向けのサービスで、入居者が住所検索から個別に申し込むものではない
- 従来のSoftBank 光の新しい名前(2026年12月以降、順次):料金改定に合わせてNTT回線のSoftBank 光も「SoftBank 光+」へ改称される予定で、名前が変わっても回線がソニー系に切り替わるわけではない
この記事で単に「光+」と記載する箇所は、すべて戸建て向けのソニー協業版です。
市区町村の一覧に載っていても使えるとは限らない
SoftBank 光 10ギガの公式ページには「提供中」と「拡大予定」の市区町村一覧が載っており、光+にも提供中の市区町村をまとめた専用エリア表(PDF)があります。
ただし、一覧に名前があるのはその市区町村のどこかで提供しているという意味にとどまり、自宅の番地や建物まで対象かどうかは住所を入れて調べるまで分かりません。
光+の専用エリア表にも「行政区内の一部エリアでの提供」と書かれているとおり、同じ市区町村のなかに使えない番地が残っているのが実情です。
かんた
こうめ集合住宅の場合は、前の道路まで光回線が来ていても、建物の中に共用設備がなければマンション向けのプランは使えません。
ソフトバンク光のエリアを公式検索で確認する手順
検索を始める前に、郵便番号と番地まで含めた正確な住所を手元に用意しておきましょう。
マンションやアパートなら建物の正式名称も控えておくと、候補の一覧から選ぶときに迷いません。
調べる入口はソフトバンク公式の「SoftBank Air・SoftBank 光 提供エリア確認」ページで、SoftBank 光はここで住所を入れて検索し、光+は同じページから専用のエリア表(PDF)を開いて確認する流れです。

かんた
こうめSoftBank 光の検索画面には、サービス・住居タイプ・郵便番号の3つの欄が並んでおり、上から順に入力していく仕組みです。

- サービスを選択する
検索画面で「SoftBank 光」を選びます。
検索できる時間帯は8:00〜22:00で、時間外は選択肢がグレーになって操作できない点に注意してください。
- 住居タイプを選択する
「戸建住宅」か「集合住宅(マンション・アパート)」を選びます。
- 郵便番号と住所を入力して検索する
郵便番号を入れて「住所検索する」へ進み、画面の案内に沿って番地や建物名を選択しましょう。
市町村合併などで郵便番号が変わった地域では、新旧どちらの番号でも試すよう公式ページで案内されています。
光+の専用エリア表(PDF)は「10G」と「2.5G/1G」で列が分かれており、片方の列にだけ丸印が付いた自治体もあるため、自分が希望する速度の列を見るのがポイントです。
その列に市区町村名が載っていても番地ごとの結果までは書かれていないため、光+を申し込む際はソフトバンクへ住所を伝えて使えるか確かめておきましょう。
10ギガを使いたいなら希望の速度で結果を見る
10ギガも同じ検索ページで調べられますが、1ギガより提供地域が限られるため、1ギガの結果がそのまま10ギガに当てはまるわけではありません。
結果画面では、「1ギガ サービス」と「10ギガ サービス」が別々の枠に並ぶレイアウトです。
日曜日に出かけるのに土曜日の晴れマークだけ見て安心してしまうのと同じで、10ギガを希望するなら「10ギガ サービス」の枠に「提供エリアです」と出ているかまで目を配っておきましょう。

速度や住居の区分によって月額料金も工事内容も変わるため、結果画面をスクリーンショットで残しておくと家族と相談するときにも見返せます。
NTT東日本・西日本の検索で建物の設備を調べる
SoftBank 光の1ギガと10ギガはNTTの回線を使うため、NTT東日本・NTT西日本の提供エリア検索もあわせて使うと、集合住宅にどんな設備が入っているかの手がかりが得られます。
NTT東日本とNTT西日本のどちらで検索するかは、調べる住所の都道府県で分かれる仕組みです。
- NTT東日本の提供エリア検索を使う地域(17都道県):北海道、東北地方(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)、関東地方(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川)、甲信越地方(新潟・山梨・長野)
- NTT西日本の提供エリア検索を使う地域(30府県):北陸地方(富山・石川・福井)、東海地方(岐阜・静岡・愛知・三重)、関西地方(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)、中国地方、四国地方、九州・沖縄地方
静岡県・富山県・長野県には、県境に近い一部の地域だけもう一方の会社の提供エリアになっている例外があります。
NTT東日本の提供エリア検索では、結果画面に出るサービス名から建物の配線状況をおおよそ次のように読み取れます。
- 「フレッツ 光ネクスト マンションタイプ」と出た:建物の中がVDSL方式かLAN配線方式の設備だけの目安
- 「フレッツ 光クロス」か「マンション・ギガラインタイプ」と出た:光配線方式の設備が入っている目安。VDSLやLANと併設の建物もあり、すべての部屋が光配線とは限らない
- 「ご指定の住所は詳しい状況確認が必要です」と出た:VDSL・LAN・光配線のどの共用設備も入っていないパターンで、ソフトバンクや管理会社へ個別に確認する
NTT西日本で調べた場合も、表示されたサービスメニュー名を控えておけば、ソフトバンクへ問い合わせる際にそのまま伝えられます。
ただし、これらはNTTの検索画面をもとにした目安であり、NTT側で提供できると出てもSoftBank 光でそのまま申し込めるとは限りません。
最終的な申し込み可否を決めるのは、ソフトバンク公式の検索結果と申し込み後の案内です。
エリア内でも使えない理由とマンション・戸建ての設備確認
エリア検索で「提供エリアです」と表示されても、建物の設備や周辺の配線状況によっては希望のプランを契約できない場合があります。
映画館の建物には入れても、見たい上映回の席が空いているかは中に入るまで分からないのと同じで、集合住宅では「地域」「建物」「部屋」の3段階で順番に設備を見ていくのが基本です。
- 地域:住所がSoftBank 光(1ギガ・10ギガ)の提供エリアに入っているか
- 建物:マンション向けの共用設備が導入されているか
- 部屋:共用部から自分の部屋まで、どのケーブルで配線されているか
かんた
こうめ部屋までの配線方式で最大速度が変わる
集合住宅の共用部から各部屋までの配線には、光配線方式・VDSL方式・LAN配線方式の3種類があります。
方式 | 部屋までの線 | 最大速度 |
|---|---|---|
光配線 | 光ファイバー | 100Mbps〜 |
VDSL | 電話線 | 100Mbps |
LAN配線 | LANケーブル | 100Mbps |
NTT東日本・西日本の集合住宅向けサービスの最大速度(光配線方式は対応品目で異なる)
VDSL方式やLAN配線方式の建物だと、NTTのマンション向けサービスでは最大100Mbpsまでが上限です。
一方、部屋まで光ファイバーを通す光配線方式なら、フレッツ 光クロス(SoftBank 光のマンション・10ギガ)に対応した建物で最大10Gbps、フレッツ 光ネクストの1ギガ対応品目で最大1Gbpsのプランを契約できます。
ただし、NTTのフレッツ 光ネクストには光配線方式でも最大200Mbpsや最大100Mbpsの品目があり、光配線方式というだけで必ず1ギガや10ギガが使えるわけではない点に注意が必要です。
表の速度はいずれも技術規格上の最大値であり、実際の通信速度は宅内の機器環境や回線の混雑状況によって低下します。
マンション名が検索結果にない場合と賃貸の工事許可
検索画面の建物候補に自分のマンションが出てこなくても、それだけでエリア外や導入不可と決まったわけではありません。
まずは入力した番地や建物名の表記に違いがないかを見直し、それでも表示されなければソフトバンクの窓口へ設置できるかを問い合わせましょう。
建物にマンション向けの共用設備が入っていない場合でも、電柱から自分の部屋へ直接光ファイバーを引き込む戸建て向けのプラン(ファミリータイプ)で契約できるケースがあります。
戸建て・集合住宅とも現地調査で引き込めないことがある
集合住宅だけでなく戸建て住宅でも、エリア検索で「提供エリア」と出ながら実際には光回線を引き込めないケースがあります。
申し込み後、ソフトバンクが必要と判断した設置先住所で実施されるのが、開通工事の前に工事業者が訪問する「現地調査」(無料・所要時間おおむね90〜150分程度)です。
この現地調査は全員に行われるものではなく、個人の契約者が自分から希望して調査を依頼することもできません。
調査では配線ルートや建物内の配管設備(配管の新設や穴あけ施工といった付帯工事が要るか)を調べ、結果によってはSoftBank 光を提供できない場合もあります。
付帯工事が必要と判断されたときは、工事の内容によっては契約者自身で手配しなければなりません。
開通工事の一般的な内容は、ソフトバンク公式の「ご利用までの流れ」や、NTT東日本・NTT西日本の公式サイトにある工事内容の説明ページでも事前に確認できます。
現地調査の当日は立ち会いが必須ですが、壁の穴あけの相談や家具の移動についてその場で決められる人なら、契約者本人に代わる家族などの立ち会いでも大丈夫です。
集合住宅で現地調査が入る場合は、管理会社へ事前に調査日時を伝え、共用配電盤(MDF室など)の鍵を開けてもらう手配や入館申請を済ませておきましょう。
提供エリア外と表示されたときの対処法と選び方
希望したプランがエリア外と表示されたり、設備の都合で導入できなかったりしても、別のプランや回線でインターネットを使える道が残っています。
かんた
こうめ
10ギガが対象外なら1ギガや「SoftBank 光+」を確認する
10ギガだけが提供エリア外だった場合は、まず同じ住所でSoftBank 光 1ギガの結果を確認しましょう。
1ギガはフレッツ 光ネクストの回線を使うため提供地域が広く、10ギガが対象外の住所でも1ギガなら申し込める住所もあります。
普段の使い方に1ギガで十分かどうか迷ったら、料金と速度の違いを整理したソフトバンク光の1ギガと10ギガの比較も参考にしてみてください。
戸建てにお住まいなら、ソニー協業版「SoftBank 光+」の専用エリア表(PDF)も確認しておきたい候補です。
NTTとは別の独自設備を使うため、提供地域もNTT回線とは異なる基準で決まっています。
1ギガも使えないなら独自回線か「SoftBank Air」を選ぶ
SoftBank 光の1ギガと10ギガはNTT東日本・西日本のフレッツ光回線を使っているため、ソフトバンク光がエリア外や設備上の理由で提供不可なら、同じNTT回線を使う他の光コラボ(ドコモ光やビッグローブ光など)も基本的には同じ判定です。
そのため、自宅で光回線を引きたい場合は、NTTとは別の回線設備を使う独自回線へ目を向けるのが近道になります。
候補になるのは、NURO光やauひかり、お住まいの地域で提供されている電力会社系の光回線(eo光・コミュファ光・メガ・エッグ・BBIQなど)で、提供エリアは各社の公式サイトで確認する形です。
なかでもNURO光は、有料オプションの「NURO 光 でんわ」(月額基本料金550円)を付けて所定の手続きを行えば、ソフトバンクの「おうち割 光セット」やワイモバイルの「おうち割 光セット(A)」の対象になります。
スマホのセット割を維持したまま高速な光回線を選びたい人は、料金や提供都道府県の違いをまとめたソフトバンク光とNURO光の比較もあわせてチェックしてみてください。
一方、建物の構造や管理会社の許可の関係で光回線の工事そのものが難しいなら、工事不要のホームルーター「SoftBank Air」が有力な選択肢です。
SoftBank Airにも光回線とは別の提供エリアがあり、端末は店頭なら在庫があれば最短当日に受け取れ、Webや電話で申し込むと支払い方法の登録完了から最短2日程度で届きます。
モバイル回線の電波で通信するぶん、置き場所や時間帯の混雑で速度が左右されるほか、契約時に登録した設置場所住所以外では利用できない点には気をつけてください。
ソフトバンクの「おうち割 光セット」やワイモバイルの「おうち割 光セット(A)」はSoftBank Airも対象で、光回線と同じく別途申し込みを行うことで割引が始まる仕組みです。
光回線とホームルーターで毎月の支払額や通信の安定性がどう変わるかは、ソフトバンク光とSoftBank Airの比較で詳しく解説しています。
エリア拡大の予定を待つときの注意
SoftBank 光 10ギガの公式ページには、提供中の地域とは別に「拡大予定」の市区町村も掲載されています。
ただ、街で見かけるお店の「近日オープン」の貼り紙と同じで、拡大予定の一覧に市区町村の名前が出ていても、自宅の番地でいつから使えるかまでは分かりません。
引っ越しや新生活などでネットが必要な時期が決まっているなら、10ギガの拡大を待つよりも、いま申し込める1ギガなどのプランで工事日程を押さえておくほうが確実ではないでしょうか?
あとから自宅が10ギガの提供エリアに入った場合は、その時点でエリアを再確認し、10ギガへの変更を申し込めます。
ソフトバンク光のエリアに関するよくある質問
- 引っ越し先でもソフトバンク光はそのまま使えますか?
SoftBank 光 1ギガをご利用中なら、引っ越し先が提供エリア内で設備も整っていれば、My SoftBankから引っ越し(移転)の手続きをして使い続けられます。
一方、SoftBank 光 10ギガとSoftBank 光+は引っ越しの手続きができず、現在契約中の回線を解約したうえで引っ越し先の住所で新規に申し込む形です。
また、引っ越しと同時に1ギガから10ギガへ変更することもできないため、10ギガにしたい場合は先に1ギガで引っ越し手続きを行い、移転先で利用を開始してからソフトバンクショップで10ギガへの変更を申し込みます。
- 引っ越し手続きで新居の住所が選択肢に出てこない場合はどうすればいいですか?
My SoftBankの移転手続きで番地の候補が出ないときは、番地を選ぶ画面の「該当なし」から住所を手入力して確定するよう公式FAQで案内されています。
続く地図の画面で、スマートフォンなら長押し、パソコンならダブルクリックで移転先の位置にピンを立てましょう。地図上に建物が描かれていなくても大丈夫です。
入力した住所とピンの位置がずれているとエラーになるため、実際の建物の場所に合わせて指定してください。
- フレッツ光が使えるエリアならソフトバンク光も必ず使えますか?
1ギガはフレッツ 光ネクスト、10ギガはフレッツ 光クロスと同じNTTの回線設備を使うため提供地域の基準は同じですが、必ず使えるとは限りません。
建物の共用設備や電柱からの引き込みルートによっては提供できない場合があるほか、現在フレッツ光や他社光コラボを利用中でも10ギガへ切り替える場合は新規契約と立ち会い工事が必要になるため、事前にSoftBank 光の公式検索でも住所を入れて調べておいてください。
まとめ|ソフトバンク光は住所・建物単位でエリアを確認しよう
自宅でソフトバンク光が使えるかを左右するのは、市区町村の一覧ではなく、番地や建物名まで入れた公式検索の結果です。
1ギガは全国47都道府県の広い地域、10ギガは47都道府県の一部地域が対象で、どちらも戸建てと集合住宅の両方で申し込めます。
集合住宅では部屋までの配線方式で最大速度(100Mbps〜10Gbps)が異なり、戸建て・集合住宅とも、現地調査が必要な住所では、調査の結果しだいで提供できないこともあるのが注意点です。
もしエリア外や導入不可と出た場合でも、1ギガや戸建て向けの光+、おうち割 光セットが使えるNURO光などの独自回線、工事不要のSoftBank Airといった選択肢が残っています。
自宅で使えるプランが分かったら、次に見ておきたいのは毎月の料金と初期費用です。
あわせて読みたい
工事費の割引やキャッシュバック還元は申し込む窓口によって受け取り方や金額が変わるため、特典の内容まで確認してから申し込み先を選びましょう。










