ソフトバンク光の明細やオプション欄に毎月513円の「光BBユニットレンタル」があると、手持ちのWi-Fiルーターがあるなら外せないか気になるところです。
ソフトバンク光1ギガは光BBユニットがなくてもインターネット自体は使えますが、「おうち割 光セット」と「IPv6高速ハイブリッド」を使うには光BBユニットが必要になります。
市販のWi-Fiルーターを使いたい場合も、光BBユニットを外すのではなく、後ろにつないで併用する形が基本です。
かんた
こうめソフトバンク光1ギガで光BBユニットが必要な人・いらない人
光BBユニットはソフトバンク光の各種サービスを使うためのブロードバンドルーターで、契約内容や使い方によって外せるかどうかが分かれます。
まずは自分の使い方がどれに当てはまるか整理してみましょう。
- おうち割 光セットを使う人(必要):ソフトバンク・ワイモバイルのスマホ割引に必要な指定オプションに光BBユニットが含まれる
- IPv6高速ハイブリッドで通信したい人(必要):光BBユニットを回線へつながないと利用できない
- ホワイト光電話・BBフォンやWi-Fiマルチパックを使う人(必要):どれも光BBユニットを通して使うサービス
- 上記をどれも使わない人(不要):光BBユニットを借りず、市販のWi-Fiルーターだけでインターネットにつなげる
おうち割やホワイト光電話・BBフォンを使っている人は、光BBユニットを外すとスマホの割引や電話サービスが止まってしまうため、そのまま残しておく必要があります。
一方で、おうち割も光BBユニットを通す電話サービスも使わない人なら、光BBユニットなしで市販のWi-Fiルーターだけでもインターネットにつながります。
ただし光BBユニットを外すと通信方式が従来のIPv4(PPPoE)になるため、速度を重視するならおうち割なしでも光BBユニット(月513円)だけを借りて市販ルーターと組み合わせる方法が有力な選択肢です。
「ホワイト光電話」と「BBフォン」は光BBユニットを通して使う仕組みで、「光電話(N)」を光BBユニットにつないで使う場合は、NTTの光電話(N)に加えて光BBユニット(E-WMTA2.2以降)と光電話機能の申し込みが必要です。
電話サービスやWi-Fiマルチパックなど複数のオプションを申し込んでも、光BBユニットのレンタルは1回線につき1台分で済みます。
IPv6高速ハイブリッドには光BBユニットの接続が必要
おうち割を使わない人が光BBユニットを借りるかどうか迷ったとき、大きな選択基準になるのが「IPv6高速ハイブリッド」の有無です。
IPv6高速ハイブリッド(IPv6 IPoE + IPv4)は、従来のIPv4と新しいIPv6の両方を、特別な切り替え設定なしで利用できるソフトバンク光1ギガの接続方式となっています。
利用環境によっては、IPv4だけの接続よりも通信速度が速くなる場合があります。
かんた
こうめ市販のWi-Fiルーターを使っている場合でも、IPv6高速ハイブリッドで通信するには光BBユニットの接続が必須です。
接続方式自体の追加料金はかからないものの、光BBユニットのレンタル(単体なら月513円)を契約していないと利用できません。
また、光BBユニットのレンタルを申し込んだだけでは切り替わらず、届いた機器を実際に回線へつないではじめて使えるようになります。
利用開始日が決まるとSMSでお知らせが届くため、つないだ直後にIPv6で通信できていなくても、その連絡を待ってから接続状況を確認しましょう。
光BBユニットの料金とおうち割の有無で変わる3つの組み方
光BBユニット単体のレンタル料金は月513円ですが、光BBユニット自体からWi-Fiの電波を飛ばすには、別途「Wi-Fiマルチパック(月1,089円)」の契約が必要です。
スマホのセット割を使わずに両方とも単体で契約すると月1,602円かかるため、おうち割を使うかどうかでおすすめの組み方が変わります。
ソフトバンク・ワイモバイルでおうち割を使う場合
ソフトバンクやワイモバイルのスマホで「おうち割 光セット」または「おうち割 光セット(A)」を組む場合は、光BBユニットレンタル・Wi-Fiマルチパック・対象の電話サービスをまとめた指定オプションが合計で月550円からになります。
対象の電話サービスは「ホワイト光電話」「BBフォン」「光電話(N)+BBフォン」のいずれかで、電話の上位プランを選ぶとパックの料金も上がる仕組みです。
個別に契約すると月1,602円からかかる3つのオプションが月550円からにまとまり、さらにスマホ側の月額料金が1回線の光につき最大10回線まで割り引かれます。
- ソフトバンクのスマホ:ペイトク2・テイガク無制限・ミニフィット2やメリハリ無制限+などの対象プランで1台あたり月1,100円割引(旧対象プランの一部は月550円割引)
- ワイモバイルのスマホ:シンプル3 S/M/Lやシンプル2 M/Lで1台あたり月1,650円割引、シンプル2 Sは月1,100円割引、シンプルS/M/Lは月1,188円割引
スマホが月1,100円〜1,650円割引の対象プランなら1台だけでも指定オプションの月550円を上回り、月550円割引の旧対象プランでも1台でオプション代と同額です。
光BBユニットを外すと指定オプションがそろわなくなりおうち割の対象から外れてしまうため、対象プランでおうち割を組んでいる家庭は光BBユニットを外さないほうが得になります。
おうち割の対象プランや申し込み方は、指定オプションの内訳と合わせて別の記事にまとめています。
おうち割を使わない場合の3つの組み方と月額
おうち割を使わない人は月550円のセット料金が適用されないため、次の3つの組み方から選ぶことになります。
組み方 | 月額 | 通信方式 |
|---|---|---|
光BBユニット | 1,602円 | IPv6高速 |
光BBユニット | 513円 | IPv6高速 |
市販ルーター | なし | IPv4 |
おうち割を使わない場合の機器の月額
おうち割なしで光BBユニットとWi-Fiマルチパックの両方を借りると毎月1,602円かかり、負担が大きくなりがちです。
そこでおすすめなのが、光BBユニット(月513円)だけを借りて、Wi-Fiは買い切りの市販ルーターから飛ばす組み方です。
この組み合わせなら、月1,089円のWi-Fiマルチパックを契約しなくても、月513円でIPv6高速ハイブリッドとWi-Fiの両方を利用できます。
かんた
こうめ毎月の機器レンタル代をかけたくない場合は、光BBユニットを借りずに市販ルーターだけでつなぐ方法も選択肢になります。
これからGMOとくとくBBからソフトバンク光を申し込むと、光BBユニットを申し込んだ場合はONUと一緒に工事日の前日ごろ宅配便で届きます。
おうち割は開通を待たずに回線の申し込み中から別途手続きできるため、スマホとまとめたい人は申し込み後にあわせて手続きしておきましょう。
市販のWi-Fiルーターをつなぐ順番と設定手順
市販のWi-Fiルーターを使うときは、壁の光コンセントなどにつながるNTTロゴ入りの機器(ONUやVDSL装置)の役割を知っておくのがポイントです。
ONU単体にはWi-Fiを飛ばす機能がないため、インターネットを使うにはONUの後ろへ光BBユニットや市販のWi-Fiルーターをつなぐ必要があります。
光BBユニットと市販ルーターを併用するつなぎ方
おうち割やIPv6高速ハイブリッドを使いつつ、Wi-Fiは市販のルーターから飛ばしたい場合は、「ONU → 光BBユニット → 市販のWi-Fiルーター」の順につなぎます。
かんた
こうめ- ONU・光BBユニット・市販ルーターの順に配線する
壁の光コンセントからつながるNTTロゴ入り機器(ONUなど)に光BBユニットをつなぎ、光BBユニットのLANポートから市販ルーターのWAN(INTERNET)ポートへLANケーブルをつなぎます。
光BBユニットは出荷時点でユーザー認証設定(PPPoE設定)が済んでいるため、光BBユニット側でのID・パスワード設定は不要です。
- 市販のWi-Fiルーターをブリッジモードに切り替える
市販のWi-Fiルーターを「ブリッジモード」に切り替えます。
ルーター機能が2台で重なる「二重ルーター」による速度低下を防げるため、お使いの製品のサポートページなどで切り替え方法を確認しておきましょう。
- 光BBユニット側の無線機能(Wi-Fi)をOFFにする
おうち割の指定オプションなどでWi-Fiマルチパックも契約している場合は、光BBユニット側の無線機能をOFFに切り替えます。
光BBユニットと市販ルーターの2台から同時にWi-Fiの電波が出ていると互いに干渉して遅くなることがあるため、Wi-Fiを飛ばす役目は市販ルーター1台に絞っておきましょう。
光BBユニットなしで市販ルーターだけをつなぐ場合
光BBユニットを借りずに市販のWi-Fiルーターだけで使う場合は、「ONU → 市販のWi-Fiルーター」の順につなぎます。
この場合は光BBユニットが代わりに認証を行わないため、市販ルーターの設定画面で「ユーザー認証設定(PPPoE設定)」を自分で行う必要があります。
PPPoE設定で入力するのは、ソフトバンク光の「認証ID(S-ID)」と「パスワード」です。
「ご利用開始のご案内」が郵送で届いた人は書面にIDとパスワードが載っており、SMSで届いた人はMy SoftBankにログインして自分でパスワードを設定してからルーターへ入力しましょう。
光BBユニットの機種(型番)と解約時の返却
ソフトバンク光1ギガでレンタルされる光BBユニットには、「E-WMTA2.2」「E-WMTA2.3」「E-WMTA2.4」の3つの型番があり、本体側面のラベルで確認できます。
「E-WMTA2.4」はWi-Fi 6(IEEE802.11ax)に対応しているほか、IPv6の設定も最初から有効になっているため自分で設定を確認する必要がありません。
「E-WMTA2.2」や「E-WMTA2.3」を使っていてIPv6通信ができないときは、セットアップページからIPv6設定が有効になっているか確認できます。
市販ルーターだけでの利用に切り替えて「光BBユニットレンタル」を解約するときや、ソフトバンク光自体を解約するときは、次の点に注意して機器を返却しましょう。
- 返却するもの:光BBユニット本体と付属品(電源アダプタ・LANケーブル・モジュラーケーブル)
- 返却期限と送料:利用停止月の翌月20日までに、段ボールなどに梱包して宅配便の元払い(送料自己負担)で発送する
- 解約の手続き:機器を返送しただけでは解約にならないため、オプションや回線の解約手続きは別に行う
返却期日までに到着が確認できない場合や、返却した機器が故障・破損していた場合は違約金や修理交換料金がかかるため、外したケーブル類も忘れずに箱へ入れて送りましょう。
10ギガは光BBユニットではなくホームゲートウェイ(S)が必須
ソフトバンク光10ギガでは、光BBユニットの代わりに「ホームゲートウェイ(S)」を月550円で必ずレンタルします。
ホームゲートウェイ(S)は10ギガ対応のルーターであると同時に、電話サービスやWi-Fiマルチパックに対応する光BBユニットの役割も持っており、メッシュWi-Fiの親機としても使えます。
2年自動更新プランの基本料金6,380円と合わせると、10ギガの毎月の支払いは6,930円からです。
なお、1ギガの2年自動更新は戸建て5,720円・マンション4,180円ですが、2026年12月からは基本料金が+330円(契約中の人は12月以降の契約満了月の翌月から)となり、名称も「SoftBank 光+」へ変わる予定です。
IPv6高速ハイブリッドの案内は10ギガを対象外としているため、1ギガ向けの「光BBユニットが必要かどうか」という話は10ギガには当てはまりません。
10ギガでおうち割 光セットを使う場合、指定オプションはWi-Fiマルチパックと電話サービスで月550円からとなり、ホームゲートウェイ(S)の月550円は別途必要です。
1ギガと10ギガのどちらを選ぶかは、料金差と提供エリアを整理した比較記事で確認できます。
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まとめ|おうち割やIPv6を使うなら光BBユニットは残す
ソフトバンク光1ギガの光BBユニットは、おうち割 光セットやIPv6高速ハイブリッド、ホワイト光電話・BBフォンを使うなら必須で、どれも利用しない場合のみ外せます。
おうち割を使わない人でも、光BBユニット(月513円)だけを借りて後ろに市販のWi-Fiルーターをつなげば、月1,089円のWi-Fiマルチパックを付けずにIPv6高速ハイブリッドとWi-Fiを利用可能です。
市販のルーターを使いたいときも、光BBユニットは残して後ろにブリッジモードでつなぐのが、割引と接続方式を両方保てるつなぎ方となります。










