NURO光の10ギガプランにすると毎月・3年間でいくら払うことになるのか、2.5ギガとの差額に見合うのかは、申し込む前に一番知っておきたいところです。
NURO光10ギガの月額基本料金は、戸建てと39戸以下の集合住宅向けの「NURO 光 10ギガ(H)」で6,050円、40戸以上の集合住宅向けの「NURO 光 10ギガ(M)」で5,720円に設定されています。
ここに必須のホームゲートウェイ料金550円が毎月加わるため、実際の支払額は6,600円と6,270円(ホームゲートウェイ代込)です。
キャッシュバックキャンペーンの無料期間や65,000円還元を含めると、3年間の実質負担は月あたり約3,942円〜4,244円(ホームゲートウェイ代込)まで下がります。
ただし、契約したあとで2.5ギガと10ギガをそのまま切り替えることはできないため、どちらで申し込むかは最初に決めておきましょう。
NURO光10ギガの月額料金と3年間の実質総額
10ギガのプランは、建物の戸数によって「NURO 光 10ギガ(H)」と「NURO 光 10ギガ(M)」の2種類に分かれます。
どちらのプランになるかは自分で選ぶ仕組みではなく、申し込み時の住所と建物の総戸数によって自動的に決まります。
プラン・住まい | 月額基本 | 毎月の |
|---|---|---|
NURO 光 | 6,050円 | 6,600円 |
NURO 光 | 5,720円 | 6,270円 |
NURO光10ギガの月額基本料金と毎月の支払額(ホームゲートウェイ代込)
NURO光は月額基本料金とは別に、ホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)料金 550円/月が必須です。
手持ちの市販ルーターを使う場合でも、ホームゲートウェイだけを外すことはできません。
支払い方法はクレジットカードなら手数料無料ですが、口座振替は月220円、キャリア決済(NTT請求・ソフトバンクまとめて支払い・au PAY)は月110円の手数料が別途加わる点にも注意してください。
なお、NURO 光 10ギガ(M)では口座振替を選べないため、クレジットカードかキャリア決済での支払いになります。
また、ソフトバンクやワイモバイルのセット割(おうち割 光セット)は、NURO 光 でんわ(月額550円)を付けたときにスマホ側の料金が割り引かれる仕組みであり、10ギガの月額料金そのものが安くなるわけではありません。
キャッシュバック込みの3年実質総額と月あたりの負担
キャッシュバックキャンペーンから申し込むと、開通月を含む3か月目まで月額基本料金が無料になり、ホームゲートウェイ料金550円も同じ期間割り引かれます。
さらに契約事務手数料6,050円が無料、基本工事費55,000円も分割払いと同額割引で実質無料となり、オプション不要で65,000円のキャッシュバックを受け取れる仕組みです。
これらをすべて反映すると、契約期間である3年間(36か月)の実質総額はいくらになるでしょうか?
3年間の | NURO 光 | NURO 光 |
|---|---|---|
1〜3 | 無料 | 無料 |
4〜36 | 217,800円 | 206,910円 |
キャッシュ | -65,000円 | -65,000円 |
3年間の | 152,800円 | 141,910円 |
月あたり | 約4,244円 | 約3,942円 |
キャッシュバックキャンペーン申込時の3年実質総額(ホームゲートウェイ代込)
4〜36か月目の33か月間に支払う合計額からキャッシュバック65,000円を差し引くと、3年間の実質総額はNURO 光 10ギガ(H)で152,800円、NURO 光 10ギガ(M)で141,910円(ホームゲートウェイ代込)です。
36か月で割った月あたりの実質負担は、戸建て・39戸以下で約4,244円、40戸以上の集合住宅で約3,942円(ホームゲートウェイ代込)に収まります。
通常の料金ページにある「2年割・U29応援割」との違い
公式サイトの通常料金ページを開くと、月額基本料金3,980円(ホームゲートウェイ代込4,530円)や2,980円(同3,530円)といった割引後の金額が大きく表示されています。
これは24か月目まで毎月割り引く「2年割」や、申込時点で満29歳以下の人を36か月目まで割り引く「U29応援割」を適用した金額で、65,000円のキャッシュバックキャンペーンとは併用できない別の特典です。
2年割・U29応援割の窓口では3か月間の無料期間がなく、初月に契約事務手数料6,050円が別途かかり、キャッシュバック額は5,000円となります。
3年間(36か月)の実質総額(ホームゲートウェイ代込)で比べると、NURO 光 10ギガ(H)で188,970円・NURO 光 10ギガ(M)で161,010円となる2年割や、戸建て・39戸以下のU29応援割(164,130円)よりも、キャッシュバックキャンペーン(152,800円・141,910円)のほうが総額は安くなります。
一方、満29歳以下で40戸以上の集合住宅で使うNURO 光 10ギガ(M)なら、毎月2,740円引きが3年間続くU29応援割(実質総額128,130円)のほうが総額を抑えられるケースもあるため、年齢と住まいに合わせて窓口を選んでください。
2.5ギガとの料金差は月880円〜1,540円|途中変更は不可
10ギガと2.5ギガのどちらにするか迷ったときは、毎月の支払差額と3年間の実質差額を並べてみると比較しやすくなります。
比較項目 | 戸建て・ | 40戸以上の |
|---|---|---|
2.5ギガの | 5,170円 | 4,180円 |
10ギガの | 6,050円 | 5,720円 |
毎月の差額 | 880円 | 1,540円 |
33か月分の | 29,040円 | 50,820円 |
特典込みの | 4,040円 | 25,820円 |
キャッシュバックキャンペーン申込時の2.5ギガと10ギガの料金差
ホームゲートウェイ料金はどちらも月550円のため、毎月の支払額(ホームゲートウェイ代込)の差も月880円と月1,540円のまま変わりません。
3年間(36か月)使う場合、最初の3か月はどちらも無料になるため、毎月の支払額で差がつくのは残りの33か月分(29,040円と50,820円)です。
さらに基本キャッシュバックは10ギガ(65,000円)のほうが2.5ギガ(40,000円)より25,000円多いため、その差額を差し引くと、3年間の実質差額は戸建て・39戸以下で4,040円(月あたり約112円)、40戸以上の集合住宅で25,820円になります。
40戸以上の集合住宅で差が開くのは、2.5ギガの「NURO 光(M)」の基本料金が4,180円と低く設定されているためです。
かんた
こうめNURO光では、契約中のプランをそのまま別の速度プランへ切り替える手続きが用意されていません。
2.5ギガから10ギガへ上げる場合だけでなく、10ギガから2.5ギガへ変更したい場合も、今の契約を解約して新規で申し込み直す必要があります。
旧2ギガプラン向けに提供されている「10Gアップグレード」も、今の2.5ギガと10ギガのプランはどちらも対象外です。
契約の途中で解約すると、契約期間満了月を含む3か月間を除いて契約解除料がかかり、分割払い中の工事費残債も一括で請求されます。
さらに宅内工事からやり直しになるため、新しい回線が開通するまでの間にネットを使えない期間が生じる点も見落とせません。
なお、キャッシュバックキャンペーンの特典により、開通月を含む3か月目末日までに回線の解約が完了すれば、月額基本料金・基本工事費残債・契約解除料はかからない仕組みになっています(回線撤去を希望する場合の撤去工事費19,800円や機器返送料、有料オプション費用などは別)。
ただし、解約の申請は毎月1〜25日なら最短当月、26日〜末日なら最短翌月の解約になるため、3か月目の26日以降に申請すると期間内に間に合いません。
差額に見合うかは家の中の機器で決まる
10ギガは上り・下りともに最大10Gbps、2.5ギガは下り最大2.5Gbpsのプランです。
どちらも回線の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度はつなぐ端末やLANケーブル、回線の混雑具合によって低下します。
お菓子のつかみ取りで一度に取れる量が、箱の広さではなく自分の手の大きさで決まるのと同じで、回線が10ギガでも受け取る側の機器が10ギガに対応していなければ速さを活かしきれません。
- パソコンなどの端末に10GBASE-T対応のLANポート(または変換アダプタ)がある
- 10Gbps用に新しく用意するならCAT6A以上のLANケーブルを選ぶ(CAT5eは最大2.5Gbps、CAT6は距離や配線状況によって10Gbpsにも対応)
- ホームゲートウェイの高速ポートにつなぐ(ZTE製は「10G LAN」端子、ソニー製・Nokia製は「LAN1」端子)
端末1台の技術規格上の最大通信速度は、有線接続(10GBASE-Tポート利用時)で概ね10Gbps、無線接続(Wi-Fi)では設置されるホームゲートウェイの機種によって概ね10Gbps・4.8Gbps・2.4Gbpsのいずれかです。
10ギガ用のホームゲートウェイはWi-Fi 6またはWi-Fi 7に対応していますが、どの機種が届くかは指定できません。
また、10Gbpsに対応した高速有線ポートは各機種に1つだけのため、詳しい端子位置や仕様は公式サイトの取扱説明書ページで確認しておくと確実です。
かんた
こうめ差額を払って10ギガにする価値があるのは、10ギガ対応のパソコンやNASを有線でつなぎ、大容量の動画素材やゲームデータを頻繁にやり取りする人です。
スマホやタブレット、一般的なノートパソコンをWi-Fiでつなぐ使い方が中心なら、2.5ギガを選んだほうが毎月の支払いを無理なく抑えられます。
10ギガの初期費用・工事費と解約時の費用
申し込み時にまとまった初期費用がかからない仕組みは、10ギガでも2.5ギガと同じです。
費用の項目 | NURO 光 | NURO 光 |
|---|---|---|
契約事務 | 6,050円 | 6,050円 |
基本工事費 | 55,000円 | 55,000円 |
棟設備利用 | かからない | 11,000円 |
NURO光10ギガの初期費用
キャッシュバックキャンペーンから申し込むと、契約事務手数料6,050円は特典割引によって無料になります。
基本工事費55,000円は36回分割(初月1,555円、2〜36か月目1,527円)で請求されますが、毎月同額が割り引かれるため36か月継続すれば実質無料です。
NURO 光 10ギガ(M)の棟設備利用手数料11,000円も、1〜12か月目の12回分割で請求され、同じ月に同額が割り引かれます。
ただし、36か月未満で途中解約すると、まだ払い終わっていない工事費の残債が一括で請求されます。
開通工事はNURO 光 10ギガ(H)が宅内と屋外の2回(工法によっては1回)、NURO 光 10ギガ(M)が宅内の1回で、いずれも立ち会いが必要です。
NURO 光 10ギガ(H)で宅内工事を土日祝日に指定する場合は、追加費用として3,850円がかかります(屋外工事は土日祝日の追加費用なし)。
作業の詳しい流れは、公式サイトの戸建て向け工事内容説明書とマンション向け工事内容説明書でも案内されています。
また、契約期間は36か月の自動更新で、契約期間満了月を含む3か月間の無料解約期間以外に解約する場合の契約解除料は、NURO 光 10ギガ(H)が4,523円、NURO 光 10ギガ(M)が4,193円です。
自宅で10ギガを使えるか住所で調べる方法
10ギガの提供エリアは25都道府県で、2.5ギガの21都道府県よりも広くなっています。
宮城・福島・山形・熊本の4県は10ギガのみの提供となるため、この4県でNURO光を使う場合は10ギガの料金プランで契約することになります。
ただし、対象都道府県内であっても町名や建物の設備によって提供可否が分かれるため、申し込み前に自宅の住所で調べてみましょう。
NURO光公式サイトの「お申し込み」から郵便番号と住所、住宅タイプを入力すると、結果画面に2.5ギガと10ギガそれぞれの○×が表示されます。

この例のように、2.5ギガは提供エリア内(○)でも、10ギガは提供エリア外(×)と判定される住所もあります。
判定結果の画面が出た段階ではまだ申し込みは完了していないため、まずは自宅で10ギガが選べるか確認してみてください。
キャッシュバックは10ギガのほうが25,000円多い
キャッシュバックキャンペーンの基本キャッシュバックは、10ギガなら戸建てもマンションも65,000円で、2.5ギガの40,000円より25,000円多い金額です。
有料オプションへ加入する必要はなく、開通12か月目に15,000円、18か月目に50,000円の2回に分けて振り込まれます。
受取手続きの案内メールは開通11か月後と17か月後に届くため、どちらの回もメール配信から45日以内にマイページで振込先口座を指定してください。
利用開始から10か月後の月末までに支払い方法と連絡先メールアドレスを登録し、受け取りまで継続して利用していることも必要です。
また、他社回線から乗り換える人は、解約違約金や工事費残債などを最大60,000円まで還元してもらえる特典も併用できます。
この乗り換え特典を受け取るには、開通5〜7か月目末日までに発送される指定シートに、他社が発行した解約費用・工事費残債の証明書(またはWeb明細のコピー)を貼って、シート発送から2か月後の末日(必着)までに返送する手続きが必要です。
ほかの申し込み窓口や特典内容と詳しく比べたい人は、次の記事もあわせてご覧ください。
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まとめ|10ギガは実質月3,942円〜、差額と機器環境で選ぶ
NURO光10ギガの毎月の支払額は、NURO 光 10ギガ(H)が6,600円、NURO 光 10ギガ(M)が6,270円(ホームゲートウェイ代込)です。
キャッシュバックキャンペーンの無料期間や65,000円還元を含めた3年間の実質総額は、NURO 光 10ギガ(H)が152,800円(月あたり約4,244円)、NURO 光 10ギガ(M)が141,910円(月あたり約3,942円)(ホームゲートウェイ代込)となります。
2.5ギガとの差は月880円〜1,540円(3年間の実質差額は4,040円〜25,820円)で、契約後に10ギガと2.5ギガを切り替えるには一度解約して申し込み直す必要があります。
10ギガ対応のパソコンを有線でつなぐ予定がある人は10ギガ、スマホやWi-Fi利用が中心で毎月の固定費を抑えたい人は2.5ギガを選んで申し込んでみてください。










