月額の安さや縛りのなさに惹かれてBB.excite光を調べてみると、「夜に遅い」「サポートにつながりにくい」といった口コミも見つかり、申し込んでよいのか迷ってしまいます。
実際の評判を整理すると、料金の安さと契約期間の縛りがないことは評価が高く、不満は夜の速度や開通までの期間、サポート対応に集まっています。
ただしネット上の口コミには何年も前の別サービスの体験談も混ざっていて、速度もMEC・Fit・10Gのどれを選ぶかで違うため、目にした「遅い」がそのまま当てはまるとは限りません。
- BB.excite光 MEC:通信量を気にせず定額で使いたい家庭。迷ったらまずこのプランから検討する
- BB.excite光 10G:10ギガの提供エリアにある戸建てで、家族が同時にネットをよく使う家庭
- BB.excite光 Fit:毎月の通信量(上り・下りの合計)が200GB未満に収まる一人暮らしや別宅
BB.excite光の評判は?良い口コミと不満の声
利用者の口コミで目立つ良い評価は、月額料金の安さと契約期間の縛りがないこと、そして普段使いなら十分な速度が出るという声です。
一方で不満の声は、開通までの連絡や工事に時間がかかる、夜に速度が落ちる、サポート窓口につながりにくいといった内容に集まっています。
毎日問題なくつながっている人はわざわざ掲示板へ報告しに行かないため、ネット上には困ったときの声のほうが集まりやすい面もあります。
古い「エキサイト光」の口コミと混同しない
検索で上位に出てくる「夜に遅い」「評判が悪い」という書き込みには、旧「エキサイト光」(現在のBB.excite光 Classic)という別サービスの何年も前の体験談が混ざっています。
また、定額1ギガプランのBB.excite光 MECも、以前は「excite MEC光」という名称で提供されていました。
かんた
こうめ口コミを調べるときは、投稿の数や評価点だけで決めるのではなく、「いつ書かれたものか」と「MEC・Fit・10Gのどのプランの話か」を見分けるのが失敗しないコツです。
MECとFitの実測速度の平均
実際に利用者が投稿した直近3か月の測定データから、MECとFitの下り平均速度と夜間の平均速度をまとめました(BB.excite光 10Gは単独の集計ページがないため除いています)。
プラン | 下りの平均 | 夜の平均 |
|---|---|---|
MEC | 299Mbps | 152Mbps |
Fit | 197Mbps | 115Mbps |
出典:みんなのネット回線速度(excite MEC光・BB.excite光 Fit)の直近3か月の投稿の平均(小数点以下は四捨五入)。夜は20〜22時台
かんた
こうめMECは直近3か月で1,427件の投稿があり、下り平均が約299Mbps、回線が混み合う夜間でも平均約152Mbps出ています。
高画質な動画の視聴やオンライン会議、普段のWeb閲覧なら問題なくこなせる水準です。
一方のFitは下り平均が約197Mbps、夜間が約115Mbpsとなっていますが、全体の投稿数が105件と少なく、そのうち92件がWi-Fiでの測定です(有線接続8件の下り平均は約297Mbps)。
どちらも利用者が任意で投稿した数値の平均であり、無作為の調査ではなく、住まいの設備や測定した時間帯、ルーターの性能も統一されていません。
そのため、表の数字だけを見て「FitはMECより遅い」「夜は必ず遅くなる」と受け取る必要はありません。
開通までの期間とサポートの注意点
速度以外の不満として見かける「開通まで待たされる」「サポートに連絡がつきにくい」という声も、あらかじめ実態を知っておくと対策を立てられます。
公式が案内している開通までの最短目安(MEC・Fitの新規は10営業日、10Gの新規は最短2週間程度、MEC・Fitの転用・事業者変更は15営業日)は、申し込み後にBB.excite側の手続きが完了してから数える日数です。
申し込みが混み合う時期や設備調査、新築の住所登録、工事枠の空き状況によっては1か月以上かかる場合もあり、開通を待つ間のモバイルWi-Fi貸出もありません。
自宅でネットが使えない空白期間を作らないよう、いま使っている回線はBB.excite光が開通するまで解約しないのが鉄則です。
また、問い合わせ窓口はメール(お問い合わせフォーム、24時間受付)と電話(ナビダイヤル、通話料は利用者負担で携帯の無料通話分の対象外)の2つで、チャットでのサポートは終了しています。
特に月末や月初は窓口が混雑し、メールの返信にも日数がかかると案内されているため、手続きや疑問点は月末を避けて早めに確認しておくのが安心です。
「遅い・つながらない」ときの原因の特定と対処法
口コミにある「開通したのにページが開けない」「夜になると極端に遅い」というトラブルは、回線ではなく自宅のルーターや宅内環境に原因がある場合もあります。
通信が遅い・つながらないときに確認したい対処法は次の4つです。
1. IPoE(transix)対応のルーターを使っているか
MECとFitは、transix(DS-Lite)に対応したルーターを使わないと、IPv4にしか対応していないWebサイトを開けません。
NTT東西から借りるホームゲートウェイ単体ではMECのIPv4 over IPv6通信ができないため、必ずtransix対応のWi-Fiルーターをつなぐ必要があります。
手持ちのルーターを使う場合は、申し込む前にメーカーの取扱説明書や対応表で「transix(DS-Lite)」に対応しているかを型番で調べておくことが大切です。
また、他社の光回線から乗り換えた際に、以前のPPPoE設定(接続ID・パスワード)がルーターに残っているとつながらないことがあるため、古い設定を消去するかルーターを初期化してから接続します。
2. 建物の配線で最大100Mbps・200Mbpsになっていないか
MECとFitの最大通信速度はおおむね1Gbpsですが、マンションなどの集合住宅では、建物の共用部から各部屋までの設備によって最大100Mbpsまたは200Mbpsの品目になる場合があります。
この場合は、高性能なルーターに買い替えても建物の設備で決まる上限は変わりません。
3. 有線とWi-Fiのどちらで遅くなっているか
ルーターを廊下の隅や棚の奥に置いたまま、扉を閉めた別の部屋でスマホを使うと、壁を越えるうちに電波が弱まってWi-Fiの区間だけで遅く見えてしまいます。
パソコンにLANケーブルを差して有線で測るか、ルーターのすぐ近くでWi-Fiにつないで速度を比べてみてください。
ルーターの近くや有線なら速い場合は、回線ではなくWi-Fiの届き方が原因なので、ルーターの置き場所を変えるか中継機を足すのが効果的です。
4. 障害情報の確認と機器の再起動手順
昨日まで使えていたのに突然つながらなくなったときは、まずBB.excite公式サイトの障害・メンテナンス情報を確認します。
障害やメンテナンスが出ていない場合は、機器の電源アダプタをコンセントから抜いて5分ほど待ってから順番に再起動します。
電源を入れ直す順番は、壁側の回線終端装置(ONU)やホームゲートウェイが先で、次にWi-Fiルーター、最後にパソコンやスマホの順です。
それでも改善しない場合は、症状が出た日時や機器のランプ状態、ルーターの型番を控えてサポート窓口へ問い合わせます。
3プランに共通する良い点と弱点
MEC・Fit・10Gのどのプランも、契約期間の縛りや更新月がなく、通常の解約で違約金や解約事務手数料はかかりません。
契約事務手数料と基本回線の標準工事費、土日祝日の追加工事費も無料です。
工事費を分割払いにして毎月の割引で相殺する「実質無料」ではないため、短期間で解約しても標準工事費の残債を請求されないのが大きな強みです。
ただし、光電話や光テレビの工事費、建物の状況による特殊な追加作業、フレッツ光から引き継いだ工事費の残債、レンタル機器の未返却や破損による損害金などは別にかかります。
また、他社の光回線と比べたときの主な弱点は次の4つです。
- キャッシュバック特典がない:数万円単位の現金還元を重視する人には向きません
- 大手キャリアのスマホセット割がない:ドコモ・au・ソフトバンクのスマホ代は安くなりません。割引があるのは同じIDで契約したBB.exciteモバイルの音声SIM(1枚につき月220円、最大5枚で月1,100円をスマホ側から割引)だけです
- 支払いはクレジットカードのみ:口座振替や請求書払いには対応していません
- 固定IPアドレスとPPPoE接続がない:MEC・Fit・10Gの3プランとも標準では固定IPとPPPoE接続を提供していないため、ポート開放が必要なゲームや自宅サーバー、一部のVPNはそのままでは使えません(MECとFitは、PPPoE接続サービスを別に契約して併用する方法があります)
ドコモ・au・ソフトバンクのスマホを家族で使っていてセット割を受けたい人や、口座振替で支払いたい人、無料の電話窓口やチャットで気軽に質問したい人には向いていません。
反対に、格安SIMを使っていてスマホのセット割が不要な人や、キャッシュバックの受け取り手続きに悩まされず毎月の基本料金そのものを安く抑えたい人に向いている光回線です。
MEC・Fit・10Gの料金と速度の違い
3つのプランの違いは、料金が定額か通信量で変わる段階制かと、最大速度が1ギガか10ギガかの2点です。
プラン | マンション | 戸建て |
|---|---|---|
MEC | 3,850円 | 4,950円 |
Fit | 2,640〜 | 3,520〜 |
10G | 4,730円 | 4,730円 |
BB.excite光の3プランの通常の月額(ルーター代・オプション代は別)
戸建てで比べると、10Gの基本料金4,730円はMECの4,950円より220円安いという逆転が起きています。
10Gで月550円のルーター(NTTの10G対応ルーターや、新規申し込みでのeero Max 7)をレンタルすると毎月5,280円になり、MECで月330円のルーターを借りる場合(合計5,280円)と支払額が並びます。
10Gの提供エリアに入っている戸建てなら、MECと同じ月額負担で最大10Gbpsの回線を選べる計算です。
一方でマンションでは、10Gの基本料金4,730円はMECの通常料金3,850円より880円高くなります。3プランの詳しい仕組みや申し込みの流れはBB.excite光の総合ガイドでも確認できます。
BB.excite光 MECが向いている人|定額の1ギガ
MECは通信量を気にせず毎月定額で使える最大1Gbpsのプランで、マンションで料金を抑えたい人や、月によって使うデータ量が変動する一般家庭に向いています。
実際の利用者の声や評価を詳しく知りたい人は、BB.excite光 MECの口コミ・評判もあわせてご覧ください。
新規・転用・事業者変更で申し込むときは、マンションは3つ、戸建ては2つの中から特典を1つ選びます。
- 段階的な永年割引(マンションだけ):1〜18か月目は月143円、19〜36か月目は月198円、37か月目以降は月275円を割引
- 開通月無料+割引:開通した月の月額が無料になり、2〜12か月目は月253円を割引
- ルータープレゼント+割引:対応ルーターが届き、1〜12か月目は月253円を割引
transix対応ルーターを持っていない人は、プレゼント特典を選ぶか、月330円の専用ルーターレンタル(回線と同時申し込みのみ)を利用します。なお、プレゼントを選ぶとレンタルは申し込めません。
プレゼントのルーターは機種を選べず、対象5機種のうち4機種はWi-Fi 5対応(1機種のみWi-Fi 6対応)です。使いたい機種が決まっている人は、自前のtransix対応ルーターを用意して永年割引や開通月無料を選ぶ方法もあります。
BB.excite光 10Gが向いている人|10ギガを定額で
10Gは最大おおむね10Gbpsの回線を、戸建てでもマンションでも月4,730円で使えるプランです。
家族が同時に動画を見たりオンラインゲームを遊んだりする家庭や、大きなファイルを頻繁にやり取りする人ほど、10ギガの余裕を感じやすいプランです。
提供エリアはNTT東西の「フレッツ 光クロス」と同じで、エリア内であっても住所や建物の設備状況によっては申し込めないことがあります。
なお、10Gには2か月分の基本料金(9,460円)が戻る「全額返金制度」もありますが、対象は「10Gを新規で申し込み、利用開始から2か月目に事業者変更で他社の光コラボへ乗り換えた場合」だけです。
通常の解約や、転用・事業者変更・自社移行での加入、1か月目や3か月目以降の乗り換えは対象外です。全額返金制度の細かい注意点や利用者の評価はBB.excite光 10Gの評判・レビューで詳しく解説しています。
有線接続で10ギガの速さを引き出すには、パソコン側の10GBASE-T対応LANポートとカテゴリ6A(Cat6A)以上のLANケーブルが必要です。ルーターやケーブルが1ギガ用のままだと、速度も機器側で1ギガまでに制限されます。
ルーターの選択肢は、NTTの10G対応ルーター(月550円、BB.excite光電話を使うなら月330円)、Wi-Fi 7対応のeero Max 7(新規申し込みと自社からの移行は月550円、転用・事業者変更は月660円)、自前の対応ルーターの3つです。
eero Max 7は回線と同時申し込みのみで、光電話と一緒に使えないうえ、72か月より前に解約したときは元払いでの返却が必要です。もし期限までに返さなかった場合は81,600円の損害金を請求されます。
解約した月の回線基本料がかからないこと(使い始めた月と同じ月の解約を除く)や、契約中はセキュリティソフトの「ESETファミリーセキュリティ」を5台まで無料で使えることも、10Gならではの特徴です。
BB.excite光 Fitが向いている人|通信量で料金が変わる1ギガ
Fitはその月に使った通信量で月額が4段階に変わる最大1Gbpsのプランで、使う量が少ない月ほど安く済みます。
月の通信量 | マンション | 戸建て |
|---|---|---|
30GB未満 | 2,640円 | 3,520円 |
30GB以上 | 3,410円 | 4,290円 |
200GB以上 | 4,180円 | 5,060円 |
500GB以上 | 4,180円 | 5,830円 |
BB.excite光 Fitの月額(通信量は上り・下りの合計)
月200GB未満ならMECの通常の月額より安く、30GB未満ならマンションで1,210円、戸建てで1,430円もお得です。
反対に200GB以上使った月はマンション・戸建てともにMECより高くなるため、月によって多く使う家庭には向きません。
カウントされる通信量にはダウンロードだけでなくアップロード(上り)も含まれるため、ビデオ会議や写真のクラウド保存も合算の対象です。
30GB・200GB・500GBちょうどのような境目の量は1つ上の段階に入り、使い始めた月と解約した月も日割りにならず、到達した段階の月額をそのまま満額支払います。
あわせて読みたい
Fitには本体の割引やルータープレゼント特典がなく、Wi-Fiルーターを借りる場合は月330円のレンタル料が必要です。
一人暮らしで平日はほとんど自宅のWi-Fiを使わない人や、週末だけ過ごす別宅なら、この段階制の安さを活かせます。実際の利用者の声はBB.excite光 Fitの口コミ・評判でも紹介しています。
迷ったときのBB.excite光のプランの決め方
かんた
こうめ自宅が10ギガの提供エリアに入っているかと、毎月の通信量の2つが分かれば、選ぶプランはほぼ決まります。

- 10Gの提供エリアに入っているか調べる
10Gは使える地域が限られるので、まずは公式の提供エリア案内で自分の住所を確認します。
戸建てでエリア内なら、ルーター込みでMECと同額になる10Gが第一候補です。
- 毎月の通信量を見てMECかFitかを決める
上り・下りの合計が毎月200GB未満に収まるならFit、200GB以上になる月があるなら定額のMECのほうが安く済みます。
- ルーター代を足して毎月の支払いを比べる
ルーターをレンタルする場合、MECとFitは月330円、10Gは月330〜660円が月額に加わります。
手持ちの対応ルーターを使えるかどうかも、毎月の支払額を左右するポイントです。
BB.excite光でよくある質問
- 工事費や事務手数料は本当にかからない?
契約事務手数料と基本回線の標準工事費、土日祝日の追加工事費は、MEC・Fit・10Gのどれも無料です。
ただし、光電話や光テレビの工事費、建物の状況で追加になった特殊作業、フレッツ光から引き継いだ工事費の残り、レンタル機器を返さなかった場合の損害金などは別にかかります。
- あとからFitをMECに変えられる?
BB.excite光の公式の移行案内には、MECからFitへの変更や、MEC・Fitから10Gへの変更は記載されているものの、FitからMECへの手続きは載っていません。
Fitで200GB以上の月が増えた場合、10Gの提供エリア内であれば初期費用無料で10Gへ移行するのも1つの選択肢です。
- 他社の光コラボからMECに乗り換えると工事はある?
他社の光コラボからMECへ事業者変更で乗り換える場合は、いまの回線をそのまま使うため工事はなく、ひかり電話の番号も引き継げます。
申し込む前に、現在契約している光コラボから有効期限15日間の事業者変更承諾番号を取っておく必要があります(1ギガの光コラボから10Gへ乗り換える場合は新規契約となり、開通工事が必要です)。
まとめ|BB.excite光の評判とプランの選び方
BB.excite光は月額の安さと縛りのなさで評価が高く、夜間の速度や開通までの期間、サポート窓口の混雑に不満の声が出ている光回線です。
古い「エキサイト光」の口コミと混同せず、迷ったら定額のMEC、月200GB未満が確実ならFit、10ギガの提供エリアにある戸建てなら10Gを目安に選んでみてください。
申し込む前に、いまの回線を先に解約しないことと、MEC・Fitならtransix対応ルーター、10Gなら10ギガ対応ルーターを用意できるかまで確かめておくと、開通してから困りません。










