BB.excite光を使っていて、「通信量が少ないからFitに変えたい」「速度の速い10GやIPoE接続のMECへ移りたい」と思っても、今の契約からそのまま変更できるのか迷うのではないでしょうか?
BB.excite光のプラン変更は公式の移行手続きから申し込め、移行そのものの初期費用や違約金はかかりません。
ただし変更できるプランの組み合わせが決まっており、切り替わる日や移行月の料金、ルーターの扱いも移行先ごとに異なります。
BB.excite光で変更できるプランの組み合わせ
契約中のプランから別プランへ移る手続きは、すべての組み合わせで用意されているわけではありません。
公式の移行手続きで申し込める組み合わせは次のとおりです。
変更の向き | 公式の |
|---|---|
MEC・Classic → Fit | あり |
MEC・Fit・Classic | あり |
Classic → MEC | あり |
Fit → MEC | 案内に |
10G → 元のプラン | 移行後は |
BB.excite光の移行手続きがある組み合わせ
FitからMECへの移行手続きは公式案内に記載がなく、10Gへ移ったあとは元のプランへ戻せません。
かんた
こうめ公式案内にない組み合わせへ変更したい場合は、自己判断で解約する前にエキサイトカスタマーサービスセンターへ相談しておくと安心です。
Classicから移るときは固定IPとPPPoEが終了する
BB.excite光 Classic(旧 エキサイト光)からMEC・Fit・10Gのどれへ移る場合も、接続方式がPPPoEからIPoEへ切り替わります。
新しいプランの利用開始日の翌日からは、Classicで使っていたPPPoEの接続IDとパスワードが使えなくなる点に注意が必要です。
また、Classicで「BB.excite固定IPオプション」を契約している場合は、新しいプランの利用開始日当日に解約となります(利用開始月の固定IPオプション料金は1か月分請求されます)。
監視カメラや自宅サーバーなどで固定IPアドレスを使っている人は、移行前に代替手段を確認しておきましょう。
なお、BB.excite光電話・BB.excite光テレビ・BB.excite光リモートサポートを契約している場合は、変更の申し出をしなければ移行先の同等オプションへそのまま引き継がれます。
MEC・ClassicからFitへ変更する方法
BB.excite光 MECやClassicから段階料金制のBB.excite光 Fitへ移る場合、切り替わる日は毎月1日に決まっています。
毎月20日までに申し込むか、21日以降になるかで移行月が1か月変わるため、申し込む日にちには注意しましょう。
移行の申込日 | Fitになる日 |
|---|---|
前月21日〜 | 翌月1日 |
当月21日〜月末 | 翌々月1日 |
MEC・ClassicからFitへの切り替え日
たとえば3月15日に申し込めば4月1日に切り替わりますが、3月21日に申し込むと5月1日の切り替えになります。
来月からFitの料金で使いたいときは、当月20日までに申し込みを済ませてください。
Fitへ移った月の料金
移行した月はMECやClassicの月額料金は請求されず、Fitの月額料金だけの支払いです。
Fitの料金は、利用開始日(1日)から月末までのダウンロード・アップロード合計通信量に応じた段階料金が満額で請求され、日割りにはなりません。
MECから移行した場合は、切り替え日当日にMECとして通信したデータ量もFitの通信量に合算される仕組みです。
MECやClassicで受けていた月額料金の割引特典は、Fitへの移行と同時に終了します。
MEC専用ルーターは返却し、Fit用を用意する
Fitでインターネットを使うには、DS-Lite(transix)対応ルーターを自分で用意するか、Fitの無線LANルーター(月330円)のレンタルが必要です。
MECで専用ルーター(月330円)を借りていた場合はそのまま使い続けられないため、申し込みや手続き完了から1週間ほどで届く回収キットを使って返却します。
かんた
こうめClassicでNTTの「無線LAN機能付きルーター」をレンタルしていて、自分で用意した対応ルーターへ切り替える場合は、無線ルーターの解約が可能です。
ただしFitへの移行手続きと同時に無線LAN機能付きルーターの解約はできないため、移行前または移行完了後に別途手続きを行います(解約に伴って品目変更工事が必要な場合も工事費はかかりません)。
MEC・Fit・Classicから10Gへ変更する方法
BB.excite光 10Gへ移行できるのは、現在の住まいがNTT東日本・NTT西日本の「フレッツ 光クロス」提供エリアに入っている場合です。
提供エリア内であっても建物の設備状況などによっては提供できないことがあり、切り替え予定日(工事日)は申し込み内容や混雑状況に応じてメール・電話・書面で後日連絡が届きます。
10Gへ移った月は旧プランと料金が重なる
10G(月額4,730円)へ移行した月は、旧プランの料金が相殺されず、旧プランと10Gの両方の料金が発生します。
移行元 | 旧プラン | 10G |
|---|---|---|
MEC・ | 日割り | 満額 |
Fit | 満額 | 満額 |
10Gへ移行した月の回線基本料金
特にFitから10Gへ移る月は、Fitの段階料金と10Gの月額4,730円がどちらも満額で請求される点に注意してください。
また、MEC・Fit・Classicで受けていた回線の料金割引特典は10Gへの移行で終了します。
一方で、BB.excite光電話(月550円)やBB.excite光テレビ(月990円)の新規同時契約特典(1年間月額無料)が適用中の場合は、10G移行後も継続利用すれば残りの期間だけ特典が引き継がれます。
切り替え時の工事とネットが止まる期間
1ギガのプラン(フレッツ 光ネクスト)から10G(フレッツ 光クロス)へ移るときは、回線の切り替え工事と機器(ONUやホームゲートウェイ)の交換が必要です。
工事には作業員が訪問する派遣工事(当日に新しい機器を持参、所要1〜2時間程度)と、訪問なしで切り替える無派遣工事(利用開始日の前日までにNTTから届く機器を自分で交換)の2通りがあり、申し込み後の確認を経て決まります。
賃貸物件や集合住宅で管理会社・貸主の承諾が必要になるかは、建物の設備や引き込み工事の有無によって異なるため、申し込み後の案内に沿って確認しましょう。
もし管理会社から工事内容の説明を求められた場合は、NTTの光回線工事と同様である旨を伝えるか、BB.excite公式ヘルプの「BB.excite光 10Gの回線開通工事(工事内容/費用等)について知りたい」のページを提示できます。
あわせて気をつけたいのが、切り替え前後にインターネットへつながらない時間が生じる点です。
Classic(PPPoE接続)から10Gへ移る場合は、IPoE接続へ切り替わるまでに切り替え日から2〜3日、長いと7日程度ネットが使えない期間が生じる可能性があります。
MECやFitですでにIPoE接続を使っている場合も、10G側のIPoE手配が完了するのが移行日当日かそれ以降になることがあり、在宅勤務などの予定がある日はスマホのテザリングなどを準備しておくと安心です。
接続方式はDS-Liteのみで、10G対応ルーターを用意する
10Gを新規で申し込む場合は接続方式をMAP-EとDS-Liteから選べますが、MEC・Fit・Classicからの移行申し込みではDS-Lite(transix)のみ選択可能です(開通後に無料でMAP-Eへの切り替え申請は可能)。
また、MEC・Fit・Classicでレンタルしていた無線LAN機能付きルーターやMEC専用ルーターは、10Gでは継続利用できず解約・返却となります。
10G対応のルーターは、次の3つの方法から選んで用意しましょう。
- 自分で購入する:フレッツ 光クロスとDS-Lite(transix)に対応した10G対応ルーターを用意(IPv6アドレス設定のDHCPv6-PD方式に対応した機種)
- NTTの10G対応ルーターを借りる:月額550円(BB.excite光電話を使う場合は月額330円。XG-100NEまたはXG-200KIのいずれかで機種指定は不可)
- 専用ルーター「eero Max 7」を借りる:移行と同時の申し込みならキャンペーン適用で月額550円(Wi-Fi 7対応。BB.excite光電話を使う人は選択不可)
ClassicからMECへ変更する方法
PPPoE接続のBB.excite光 Classicから、IPv6 IPoE(DS-Lite/transix)標準対応のBB.excite光 MECへ移る手続きも公式フォームから申し込めます。
回線の種類(品目)はClassicのまま引き継がれ、移行予定日(MEC利用開始日)は申し込み内容や混雑状況に応じてメール・電話・書面での後日連絡となります。
MECへ移った月の料金と割引の扱い
ClassicからMECへ移行した月は、Classicの月額利用料が相殺されるため、MECの月額料金だけの請求です。
同じ月にClassicとMECの基本料金が二重にかかることはありません。
ただし、Classicで受けていた料金割引特典は移行によって終了し、MEC公式ページの「選べるご契約者特典(初月無料・永年割引・ルータープレゼント)」もClassicからの移行は対象外です。
無線LAN機能付きルーターは無線なしへ変更される
MECでIPv4対応サイトを含めてインターネットを使うには、DS-Lite(transix)対応ルーターを自分で用意するか、移行申し込みと同時にMEC専用ルーター(月330円)をレンタルする必要があります。
以前はプロバイダを変えるたびにルーターの設定画面を開いて長い接続IDやパスワードを打ち直すのがお決まりでしたが、MECへ移ったあとはDS-Lite対応ルーターをつなぐだけで通信できます(市販ルーターを継続使用する場合は古いPPPoE設定を削除してください)。
なお、ClassicでNTTの「無線LAN機能付きルーター」やホームゲートウェイをレンタルしている場合は、二重課金を防ぐため、移行手続きの際に無線LAN機能なしへ変更されます。
レンタル中の機器や光電話の契約によって、次の対応も必要になるため、借りている機器を確認しておきましょう。
- 回収キットが届いた場合:レンタル状況によってNTT東日本・NTT西日本からルーターや無線LANカードの回収キットが届くため、到着したら速やかに返却する
- BB.excite光電話を契約している場合:利用開始日に遠隔工事で無線LAN機能が停止され、光電話対応ルーター(無線なし)のレンタル料として月220円が継続してかかる(NTT東日本管内で「ギガスマート」品目を利用中の場合は「ギガライン」への品目変更が無料で行われる)
プランを変える前に比べておきたい料金と通信量
プラン変更では新規申し込み向けの割引特典が付かないため、移行後は各プランの通常月額とルーターのレンタル代を合わせた金額で比べるのが確実です。
これから申し込む人向けの速度や提供エリアを含めた全体像は、BB.excite光の3プラン(MEC・Fit・10G)の比較ガイドでも整理しています。
ルーター代を含めた月額の差
ルーターを自分で用意する場合の基本月額と、公式のレンタルルーター(MEC・Fit・Classicは月330円、10Gは月550円)を借りた場合の月額を住居タイプ別にまとめました。
プラン | 月額 | ルーター |
|---|---|---|
Classic | 3,696円 | 4,026円 |
MEC | 3,850円 | 4,180円 |
Fit | 2,640円 | 2,970円 |
Fit | 3,410円 | 3,740円 |
Fit | 4,180円 | 4,510円 |
10G | 4,730円 | 5,280円 |
マンションの通常月額とルーターレンタル込みの月額
プラン | 月額 | ルーター |
|---|---|---|
Classic | 4,796円 | 5,126円 |
MEC | 4,950円 | 5,280円 |
Fit | 3,520円 | 3,850円 |
Fit | 4,290円 | 4,620円 |
Fit | 5,060円 | 5,390円 |
Fit | 5,830円 | 6,160円 |
10G | 4,730円 | 5,280円 |
戸建ての通常月額とルーターレンタル込みの月額
MECからFitへ移って安くなるのは、月間の合計通信量が200GB未満に収まる場合です。
MECの通常料金と比べると、30GB以上200GB未満ならマンションで月440円・戸建てで月660円安く、30GB未満ならマンションで月1,210円・戸建てで月1,430円安くなります。
反対に月200GB以上使うとFitのほうがマンションで月330円、戸建てで月110円〜880円高くなるため、毎月200GBを超える家庭はMECのほうが割安です。
あわせて読みたい
また、MECから10Gへ移る場合は住居タイプとルーターの用意方法で差額が変わります。
戸建てでは、対応ルーターを自分で用意するなら10G(4,730円)のほうがMEC通常額(4,950円)より月220円安く、公式ルーターをレンタルする場合(MECは月330円、10Gはeero Max 7またはNTTルーターで月550円)はどちらも月5,280円で同額になります(10Gで光電話を使いNTTの10G対応ルーターを月330円で借りる場合は、回線とルーターで月5,060円+光電話基本料550円)。
一方、マンションでは10Gにすると基本料金で月880円、レンタルルーター込みでは月1,100円高くなるため、速度アップの必要性と差額を照らし合わせて選びましょう。
Fitで安くなるかを今の通信量で確かめる方法
Fitの通信量は、自宅のWi-Fiや有線LANでFitの回線につないだ機器のダウンロード量とアップロード量の合計で計算されます。
外出先などでスマートフォンのモバイルデータ通信(4G/5G)を使った分は数えられませんが、自宅のWi-Fiにつないでスマホやテレビ、パソコンで通信した分はすべて合算されます。
かんた
こうめなお、Fitで月200GBや500GBを超えても、モバイル回線のような速度制限はかからず、その月の料金段階が上がるだけです。
Fitの利用開始後は、BB.exciteマイページの「BB.excite光 Fit 通信量履歴」から当月1日〜前日までの通信量(翌日正午以降に反映)と過去12か月分の履歴を確認できます。
ただしMECやClassicのマイページには毎月の通信量を確認する機能がないため、移行前に今の使用量を知りたいときは、自宅のWi-Fiルーターの管理画面やパソコン・スマホのデータ使用量表示、通信量計測ソフトなどで1か月分の合計を見ておきましょう。
普段は通信量が少なくても、夏休みや年末年始の帰省で家族が家に集まる月のように使う量が大きく跳ね上がる時期がある人は、1年を通した支払額で比べておくと後悔しません。
BB.excite光のプラン変更の申し込み手順
プラン変更の手続きは、Webの専用フォームから次の4ステップで進めます。
- 変更先の契約移行受付フォームから申し込む
現在契約しているBB.exciteメンバーIDと登録情報(Fitへの移行では契約のご案内にあるCAFまたはCOPから始まる契約IDも)を用意し、BB.exciteヘルプにある変更先の移行手続きページから申し込みます。
クレジットカードの有効期限が切れていると手続きが進まないため、事前にマイページで確認しておきましょう。
- 切り替え日の連絡と「契約のご案内」を受け取る
申し込み受付後にメール(確認事項がある場合は電話)で連絡が届き、利用開始予定日の1週間前ごろに到着するよう「契約のご案内」が郵送されます。
書面に記載されたサービス利用開始予定日(光回線工事予定日・時間帯)と契約内容を確認してください。
- 利用開始日までに変更先のルーターを用意する
MEC・Fitへ移るならDS-Lite(transix)対応ルーター、10Gへ移るならフレッツ 光クロスおよびDS-Lite対応ルーターの準備が必要です。
10Gで無派遣工事となる場合は前日までにNTTから交換用のONU等が届き、eero Max 7を申し込んだ場合は開通日当日までにAmazonから届きます(eeroは開通日当日まで開封せずに保管します)。
- 切り替え後にネット接続を確認し、旧レンタル機器を返す
利用開始日に回線の切り替えや開通工事が行われたら、新しいルーターをつないでインターネットに接続できるか確かめます(Classicから市販ルーターを引き継ぐ場合はPPPoE設定を削除・初期化します)。
MEC専用ルーターや旧プランのレンタル機器を返却する場合は、届いた回収キットの案内に沿って速やかに返送しましょう。
BB.excite光のプラン変更でよくある質問
- プラン変更に初期費用や解約事務手数料(違約金)はかかりますか?
Fit・10G・MECのどの移行手続きでも、プラン変更自体の初期費用や標準の工事費はかかりません。
また、BB.excite光の各プランには最低利用期間や解約事務手数料がないため、移行に伴う違約金等も発生しません(光電話や光テレビを追加・変更する場合の工事費は別途かかります)。
- FitからMECへプラン変更することはできますか?
公式の移行案内には、FitからMECへ変更する手続きが記載されていません。
Fitを先に解約するとインターネットを使えない期間が生じるおそれがあるため、解約手続きをする前にエキサイトカスタマーサービスセンターへ相談してください。
- プラン変更と引っ越し(移転)を同時に申し込めますか?
プランの移行と引っ越し(移転)を同時に申し込むことはできません。
FitやMECへの移行では「先に現プランの移転を行ってから移行を申し込む」手順が公式で推奨されており、10Gへの移行では移行が完了したあとに引っ越し手続きを行う流れです。
まとめ|変更できる向きと移行月の料金を確かめてから手続きしよう
BB.excite光のプラン変更は、MEC・ClassicからFit、MEC・Fit・Classicから10G、ClassicからMECへの3つの向きなら公式の移行手続きで初期費用なしに申し込めます。
FitやMECへの移行月は旧プランの月額がかかりませんが、10Gへの移行月は旧プラン(MEC・Classicは日割り、Fitは満額)と10Gの料金が重なり、10Gから元のプランへ戻すこともできないため注意してください。
申し込む前にルーター代を含めた月額の差と今の通信量を調べ、変更先に合うルーターを利用開始日までにどう用意するかも決めておくと、切り替えの日に慌てません。










