月額料金だけで使えて契約期間の縛りもないBB.excite光 MEC(旧称excite MEC光)ですが、料金が安いぶん「夜に遅くなる」「開通まで待たされる」「サポートにつながりにくい」といった口コミを見て、申し込む前に少し立ち止まりたくなります。
評判は住まいの設備や使う時間帯によって感じ方が大きく変わるため、公式の提供内容と利用者が投稿した速度の測定結果をもとに、料金・速度・ルーター・開通までの期間・サポートの実際を検証しました。
なお、口コミサイトには旧「エキサイト光」(現在のBB.excite光 Classic)や別プランの感想が混ざっていることも多いため、見分けるコツや他プランとの違いはBB.excite光の評判と3プランの選び方もあわせて確認してみてください。
かんた
こうめBB.excite光 MECの料金の評判は?月額料金だけで解約時の費用もかからない
料金の評判で特に評価されているのは、毎月払うのが月額基本料金だけで、初期費用や標準工事費がかからない分かりやすさです。
月額基本料金はマンションタイプが3,850円、戸建て向けのファミリータイプが4,950円の定額で、使った通信量によって金額が変わることはありません。
契約事務手数料や新規開通の標準工事費だけでなく、土日祝日に工事するときの追加費用や、引越し先で継続利用するときの移転工事費も無料です。
最低利用期間や更新月も設けておらず、いつ解約しても違約金や解約事務手数料はかからない仕組みです。
工事費を分割で請求して同額を毎月割り引く「実質無料」とは違い、途中でやめても標準工事費の残りを一括請求される心配がないため、1〜2年で引越す予定がある人にも向いています。
ただし、フレッツ光から転用するときにフレッツ光の工事費を分割払い中だと、未払いの残額が転用時にBB.exciteから一括で請求される点には注意しましょう。
また、光電話や光テレビなどのオプション工事費や、特殊な現場作業による追加費用は無料の対象に含まれません。
解約時も回線の撤去費用は原則かからず、案内どおりに返せばレンタル機器の返送料もかかりませんが、指定期限までに返却しなかったり機器を破損したりした場合は損害金の対象になるため、解約時の個別の案内に従って返却してください。
料金面での弱点は、キャッシュバック特典がなく、ドコモ・au・ソフトバンクのスマホとのセット割もないことです。
スマホとのセット割はBB.exciteモバイルの「家族まるごとセット割」だけで、FitプランまたはFlatプランの音声通話機能付きSIM1枚につき月220円(最大5枚で月1,100円)がモバイル側の月額料金から割り引かれます。
新規・転用・事業者変更で申し込むときは、次の契約者特典から1つを選べます(BB.excite光 Classicからのサービス移行は対象外)。
- 永年割引(マンションタイプのみ):1〜18か月目は月143円、19〜36か月目は月198円、37か月目以降は月275円を毎月割り引く
- 初月無料+月額割引:開通月の月額料金が無料になり、2〜12か月目は月253円を割り引く
- ルータープレゼント+月額割引:対応Wi-Fiルーターがもらえて、1〜12か月目は月253円を割り引く
戸建てのファミリータイプは永年割引を選べず、初月無料かルータープレゼントのどちらか1つを選びます。
かんた
こうめマンションタイプで対応ルーターをすでに持っている場合、基本料金の累計で比べると37か月目までは「初月無料+月額割引」が安く、38か月目からは「永年割引」のほうが累計でお得になります。
3年以内に引越す可能性があるなら初月無料、同じ部屋で38か月以上使い続けるつもりなら永年割引を選ぶのが目安です。
BB.excite光 MECの速度の評判は?夜に遅くなりやすいのが弱点
公式の最大通信速度は概ね1Gbpsですが、実際の速度を保証しないベストエフォート(最大限の努力)型のサービスです。
住まいの建物設備や回線タイプによっては、最大速度が200Mbpsや100Mbpsになる場合もあります。
かんた
こうめ実際の速さを知る手がかりになるのが、速度測定サイト「みんなのネット回線速度(みんそく)」に利用者が投稿した測定結果です。
直近3か月の1,427件の平均(IPv4)は下り298.61Mbps、上り266.88Mbps、Ping値16.18msで、同じサイトで集計した光回線全体の平均(下り643.0Mbps)と比べると半分以下の数値でした。
時間帯 | 下り | Ping |
|---|---|---|
朝 | 416.3Mbps | 16.8ms |
昼 | 320.4Mbps | 15.6ms |
夕方 | 386.3Mbps | 16.1ms |
夜 | 151.5Mbps | 15.6ms |
深夜 | 444.7Mbps | 15.9ms |
BB.excite光 MECの時間帯別の平均速度(直近3か月・IPv4)出典:みんなのネット回線速度(サイト上の名称はexcite MEC光)
このデータは利用者が任意に投稿した結果の集計であり、無作為の調査ではありません。
測定した地域や建物設備、端末、ルーター、有線かWi-Fiかといった環境が揃っていないため、すべての家庭でこの速度が出るわけではない点を踏まえて見ておきましょう。
時間帯別に見ると、夜(20〜22時台)の下り平均は151.53Mbpsで、朝や深夜の半分以下まで落ちています。
口コミで「夜になると遅い」という声が出やすいのは、利用者が集まる夜間帯の速度低下がはっきり表れているためです。
その一方で、応答の速さを示すPing値は夜でも15.6msで、ほかの時間帯とほとんど変わりません。
同じ期間の測定を接続方式別に見ると、IPoE接続の平均は下り321.67Mbps、PPPoE接続は139.55Mbpsで、2倍以上の差がありました。
接続方法別でも有線が370.55Mbps、Wi-Fiが264.54Mbpsとなっているため、遅いと感じたらIPoEで接続できているかと、有線で測ったときの速さを先に確かめると原因の絞り込みがしやすくなります。
BB.excite光 MECで不満が出やすいルーターとポート開放の注意点
BB.excite光 MECは接続IDやパスワードの設定がいらず、対応したルーターをつなぐだけでIPv6 IPoEで使い始められます(スマホやパソコン側のWi-Fi接続設定は別途必要です)。
ただし、IPv4の通信はDS-Lite(transix)という方式でIPv6の中を通すため、ルーターもtransixに対応した機種が必要です。
NTTのホームゲートウェイだけではBB.excite光 MECのIPv4 over IPv6通信を利用できず、transix対応ルーターをつながないとIPv4にしか対応していないWebサイトが開けなくなります。
Wi-Fiルーターは標準では付いてこないため、手持ちのルーターがtransixに非対応なら、自分で対応機種を用意するか、申込時に「ルータープレゼント特典」または月330円の専用ルーターレンタルを選びましょう。
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ルータープレゼント特典の対象は、Archer AC1900、Archer C80、WSR-1166DHPL2、WCR-1166DHPL、WSR-1500AX2Lの5機種で、どの機種が届くかは選べません。
また、対象5機種のうち4機種はWi-Fi 5対応で、Wi-Fi 6に対応しているのはWSR-1500AX2Lの1機種だけです。
かんた
こうめ専用ルーターをレンタルする場合は、Wi-Fi 6対応の「WSR-1500AX2L」を月330円(日割り計算なし)で借りられます。
レンタルはBB.excite光 MECとの同時申し込みが必須で、あとからルーターだけを追加したり、ルータープレゼント特典と併用したりはできない仕組みです。
なお、2026年3月3日以降に新たに貸与された「WSR-1500AX2L」は、貸与月を1か月目として72か月目の末日までMECを継続利用すると、翌日に無償で自分のものになるため、73か月目以降のレンタル料と返却は不要です(それ以前に貸し出された旧機種は対象外)。
オンラインゲームや仕事用のVPNを使う人は、接続方式による制限も見逃せません。
BB.excite光 MEC単体では固定IPアドレスもPPPoE接続も提供していないため、ポート開放が必要なゲームや一部のVPNを使うなら、BB.exciteのPPPoE接続サービスを別に申し込んで併用する必要があります。
用途によっては固定IPアドレスの契約も加わるため、月額料金だけで済むというBB.excite光 MECのメリットが薄れる点はおさえておきましょう。
BB.excite光 MECは開通まで遅い?工事までの目安と乗り換えの注意点
口コミでは「申し込んでから開通するまで時間がかかった」という不満も見かけます。
公式が案内している開通までの最短目安は、新規申込で10営業日、フレッツ光からの転用で15日、他社光コラボからの事業者変更で15日です。
ただし、この日数はWebで申し込んだ日からではなく、申込後にBB.excite側での確認や手続きが完了してから数える最短の目安です。
申込が増えている時期や、新築物件の設備調査・工事枠の調整が必要な場合は、通常より大幅に日数が延びることがあります。
フレッツ光からの転用や他社光コラボからの事業者変更なら、承諾番号を取得して申し込めば回線はそのままで工事はいらず、ひかり電話の電話番号もそのまま引き継いで切り替えられます。
一方、新規で光回線を引く場合は開通工事が必要です。
BB.excite光 MECには開通を待つあいだのモバイルWi-Fi貸出がないため、いま使っている回線やモバイルルーターを先に解約してしまうと、開通日までインターネットが使えない空白期間ができてしまいます。
現在の回線は、BB.excite光 MECの開通工事が終わってから解約手続きを進めましょう。
もし工事日程が合わないなどの事情で申し込みを取り消したい場合は、開通工事の3日前までなら無料でキャンセルできます。
利用開始前のキャンセルは解約受付フォームではなく、申込完了メールへ返信して「申し込みキャンセル希望」と書いて連絡してください。
BB.excite光 MECのサポートの評判は?チャットは終了し電話とメールで問い合わせる
サポートに関する口コミでは、「電話がつながりにくい」「気軽に聞けるチャットがない」といった声が見られます。
困ったときに問い合わせる方法は、電話とメール(お問い合わせフォーム)の2つです。
以前はチャットでも問い合わせられましたが、2025年10月31日で受付を終了したため、短い文章で手軽に質問したい人には不便になりました。
電話窓口はナビダイヤルのため通話料がかかり、携帯電話の料金プランに含まれる無料通話分も適用されません。
公式でも月末と月初は特に混み合うと案内しており、つながらないときはメールで問い合わせる形になります。
メールは24時間受け付けているものの、混雑時は回答まで時間がかかると告知されているため、急ぎの用件には電話、急がない確認にはメールと使い分けるのが現実的です。
窓口の連絡先や受付時間を知りたいときは、BB.exciteヘルプのカスタマーサービスセンターへの問い合わせ方法を確認してください。
ルーターやスマホのWi-Fi設定に自信がない人向けには、有料オプションの訪問サポートやリモートサポート、パソコンお助けサポートも用意されています。
BB.excite光 MECが向いている人・向かない人
料金・速度・開通期間・サポートの評判を合わせると、夜の速度低下やスマホセット割なしに納得して、シンプルな月額料金を優先できるかが選択基準になります。
- 初期費用や標準工事費、解約時の費用を気にせず、月額料金だけで使いたい人
- 転勤や引越しの予定があり、契約期間の縛りや標準工事費の残債がない回線を選びたい人
- 夜に家族で大容量の通信を同時に使うことが少なく、動画視聴や在宅ワークが中心の人
- クレジットカード払いで困らない人
- 夜に家族で高画質動画やオンラインゲームを同時に使い、通信速度を重視する人
- ドコモ・au・ソフトバンクのスマホセット割や、キャッシュバック特典を重視する人
- 毎月の通信量が少なく、使った分だけ段階的に払うBB.excite光 Fitのほうが安く済みそうな人
- 最大10Gbpsの回線を使いたい人(提供エリア内ならBB.excite光 10Gが候補)
- ポート開放や固定IPアドレスが必要な人、チャット対応やカード以外の支払い方法を求める人
BB.excite光 MECでよくある質問
- excite MEC光とBB.excite光 MECは同じサービスですか?
同じサービスで、2025年10月1日にexcite MEC光からBB.excite光 MECへサービス名称が変わりました。
旧名称の「excite MEC光」や「エキサイトmec光」で投稿された口コミや速度の測定結果も、現在のBB.excite光 MECのものです。
- 引越し先でも使い続けられますか?
契約中に引越し先でも継続して使う場合、移転の標準工事費は無料です。
ただし、転用や事業者変更の手続きと同時に移転工事を行う場合は無料の対象外となり、NTT東日本とNTT西日本のエリアをまたぐ引越しでは一度解約して新規契約し直す必要があります。
まとめ|BB.excite光 MECは料金重視なら満足しやすく、夜の速さが弱点
BB.excite光 MECは、月額基本料金だけで使えて、いつ解約しても違約金や標準工事費の残債がかからないという点で、料金の評判どおりの回線です。
その反面、夜の下り平均は151.53Mbpsと朝や深夜の半分以下に落ち込み、大手キャリアのスマホセット割やキャッシュバックはなく、問い合わせも電話とメールに限られています。
夜の速度低下やサポート体制に納得でき、毎月の通信費をシンプルに抑えたい人は、BB.excite光 MECの申し込みページで選べる特典を確認してみてください。
申し込む前には手持ちのルーターがDS-Lite(transix)に対応しているかを確かめ、新規開通の場合は工事が終わってから今の回線を解約するようにすると安心です。










