BB.excite光 Fitの口コミ・評判を調べていると、使った分だけ支払う光回線で本当に安くなるのか、使いすぎた月に高くつかないかや夜に遅くならないかが気になるところです。
通信量に応じて料金が変わる仕組みのため、得をするかどうかは、毎月自宅でどれくらいインターネットを使うかで決まります。
公式の料金表や通信量の目安、利用者の測定データをもとに、Fitの良い評判・不満の声が自分に当てはまるか、定額のBB.excite光 MECとどちらを選ぶべきかを整理しました。
BB.excite光 Fitの評判まとめ|良い口コミと不満の声はどこから来る?
月の通信量が少ない一人暮らしや別宅なら、BB.excite光 Fitは光回線としてかなり安く使えます。
利用者の口コミに出てくるのは、月額料金の安さや契約期間の縛り・解約金がない手軽さを評価する声と、夜間の速度低下や接続の安定性、開通までの日程調整、電話サポートへの問い合わせやすさへの不満の声です。
同じ折りたたみ傘でも、小雨の日に使った人と台風の日に使った人で感想が違うように、BB.excite光 Fitの評判も、毎月どれくらいの通信量を使うかや利用する時間帯によって評価が大きく分かれます。
- 良い点:通信量が30GB未満の月は、マンション2,640円・戸建て3,520円で済む
- 良い点:標準工事費・契約事務手数料・解約金がかからず、契約期間の縛りもない
- 気になる点:写真のバックアップやビデオ会議などのアップロードも通信量に入る
- 気になる点:夜間から深夜の時間帯に速度が落ちやすく、月200GB以上になると定額のMECより高くなる
料金の評判は本当?通信量ごとの月額とMECとの差
Fitの月額は、その月にダウンロードとアップロードで使った通信量の合計によって4段階に分かれます。
かんた
こうめ月の通信量 | マンション | 戸建て |
|---|---|---|
30GB未満 | 2,640円 | 3,520円 |
30GB以上 | 3,410円 | 4,290円 |
200GB以上 | 4,180円 | 5,060円 |
500GB以上 | 4,180円 | 5,830円 |
BB.excite光 Fitの月額料金
30GB未満・200GB未満という区切りなので、ちょうど30GBや200GBに達した月は一つ上の段階の金額になります。
マンションは200GB以上なら4,180円で止まるのに対し、戸建ては500GB以上でもう一段上がって5,830円になります。
定額制のBB.excite光 MEC(マンション3,850円、戸建て4,950円)と通常の月額どうしで比べると、30GB未満の月はFitのほうがマンションで1,210円、戸建てで1,430円安い計算です。
30GB以上200GB未満でも、マンションで440円、戸建てで660円Fitのほうが安くなります。
しかし200GB以上になると料金が逆転し、マンションで330円、戸建てで110〜880円Fitのほうが高い計算です。
MECは申し込むときに月額割引などの特典を1つ選べるため、特典を使うとFitが安い月の差は縮まり、Fitが高い月の差は広がります。MECの詳しい内容はBB.excite光 MECの口コミ・評判を検証した記事で確認できます。
注意しておきたいのが、開通した月と解約する月は日割りにならないことです。
その期間の通信量に応じた段階の月額を満額支払うため、月末に開通して数日しか使わなかった月でも、マンション2,640円、戸建て3,520円がかかります。
また、集合住宅に住んでいても、建物の設備によってはファミリー(戸建て)タイプになり、料金も戸建ての金額になります。どちらのタイプになるかは、申し込んだあとの工事の手配で決まる仕組みです。
段階ごとの詳しい計算や月額の累計を見たい場合は、BB.excite光 Fitの料金をまとめた記事が参考になります。
月30GB・200GBはどれくらい?動画とビデオ会議で見る通信量の目安
自分がどの段階に入りそうかは、毎日の使い方からおおよその見当がつきます。
BB.exciteが公開している目安では、表に示す時間だけ各サービスを利用すると、通信量がそれぞれ30GBと200GBに届きます。
使い方 | 30GBまで | 200GBまで |
|---|---|---|
YouTube | 約28時間 | 約186時間 |
YouTube | 約14時間 | 約96時間 |
ビデオ通話 | 約98時間 | 約653時間 |
30GB・200GBに届く利用時間の目安(BB.excite公式)
この目安で計算すると、YouTubeを720pで毎日1時間見るだけでも、1か月で約31.7GBとなり30GBを超えます。
200GBに届くのは、720pなら1日6時間ほど、1080pなら1日3時間ほど見た場合です。家族がそれぞれ自分のスマホやタブレットで別々の動画を見る家では、1台の画面の前に集まらなくなった分、通信量が人数分たまっていきます。
戸建ての場合は、200GBを超えたあとも500GB以上でもう一段上がり、動画配信サービスのNetflix公式案内ではデータ使用量の目安をHD画質で1時間あたり最大3GB、4K画質で最大7GBとしています。
この最大値による単純計算では、4K動画を1日2時間、30日間見ると約420GBになり、それだけで200GB以上500GB未満の段階です。
残りは約80GBなので、ゲームの更新やバックアップが重なると500GB以上に上がることもあります。
見落としやすいのは、アップロードも同じように数えられることです。
スマホの写真や動画のクラウド保存、パソコンのファイル同期、ビデオ会議で送るカメラの映像も、自宅のWi-Fi経由ならFitの通信量に入ります。反対に、スマホが携帯電話会社のモバイル回線で通信した分は数えられません。
BB.excite光 Fitの速度の評判は?実測では夜に遅くなりやすい
FitはNTT東日本・西日本のフレッツ 光ネクスト回線を使い、最大通信速度は上り・下りともおおむね1Gbpsです。
接続方式には、混雑に強いとされるIPv6 IPoE(DS-Lite/transix)を使いますが、実際の通信速度を保証するものではありません。
利用者が速度を投稿する測定サイトみんなのネット回線速度のデータ(直近3か月・105件)では、平均速度が下り196.78Mbps、上り132.08Mbpsでした。
時間帯別の下り平均を見ると、朝が314.95Mbps出ているのに対し、夜の20時〜22時台は115.32Mbps、深夜も115.78Mbpsまで落ち込んでいて、遅くなるのは夜だけとは限りません。
投稿型のデータのため地域や住まい、ルーターなどの環境はそろっていませんが、夜間に大容量のファイルを落とす人やオンラインゲームをする人は、速度の落ち込みを前提に考えておく必要があります。
かんた
こうめただし、極端に大量の通信を続けて設備に影響が出ていると判断された場合は、通信が一部制限されることがあります。
パソコンやゲーム機を使う部屋にLANケーブルを引けるなら、Wi-Fiより安定した速度を出しやすくなります。
速度が出ないと感じたときは、有線でも測ってみるほか、集合住宅の設備によって最大100Mbpsや200Mbpsに制限されていないかも確認してみてください。回線全体の速度低下の原因の絞り込みや対処法は、BB.excite光の評判と速度を検証した記事で解説しています。
契約前に知っておきたいBB.excite光 Fitのデメリット
料金や速度のほかにも、申し込んでから気づきやすい注意点が5つあります。
Fit本体には月額割引やキャッシュバックがない
Fitの申込画面では回線の特典欄が「特典/キャンペーンなし」となっていて、月額割引もキャッシュバックも用意されていません。
新規申込と同時なら、BB.excite光電話(月額550円)とBB.excite光テレビ(月額990円)が1年間無料になりますが、固定電話やテレビを使わない人には関係ありません。
スマホとのセット割はBB.exciteモバイルの家族まるごとセット割(音声SIM1枚につき月220円引き)だけで、割り引かれるのもモバイル側の料金です。
ドコモ、au、ソフトバンクのスマホとのセット割はないため、家族がこれらのスマホを使っているなら、スマホ側の割引も含めた世帯全体の通信費で比べる必要があります。
transix対応のルーターが必要になる
FitでIPv4のWebサイトも問題なく見るには、DS-Lite(transix)に対応したルーターが必要です。
対応していないルーターでは、IPv4にしか対応していないサイトやサービスを使えません。
手持ちのルーターが対応していなければ、対応品を自分で用意するか、BB.exciteの無線LANルーターを月330円で借りることになります。
レンタルは機種を選べず、住まいの回線の種類によっては借りられない場合もあります。
固定IPアドレスとPPPoE接続が使えない
Fitの接続はIPoEだけで、固定IPアドレスやPPPoE接続は提供されていません。
ポート開放が必要なオンラインゲームや自宅サーバー、一部のVPNは標準の接続のままでは使えない場合があり、別にPPPoE接続サービスの契約が必要になります。
支払いはクレジットカードだけ
支払い方法はクレジットカード払いで、利用した月の翌々月5日に請求されます。
口座振替を選べないため、カードを持っていない人や光回線の料金を口座から引き落としたい人には不向きです。
開通までの日数と問い合わせ窓口に注意が必要
利用開始の最短目安は新規で10営業日、転用や事業者変更で15営業日と案内されていますが、これはBB.excite側の手続きが済んでからの目安です。申込が多い時期や設備の確認が必要な場合は日程が延びることがあり、開通待ちの間のモバイルWi-Fi貸出もありません。
問い合わせ窓口は専用フォームからのメールと電話(通話料がかかるナビダイヤル)が中心です。
チャットでの問い合わせは受付を終了し、申込相談専用の電話窓口も受付を停止しているため、申し込む前に電話でじっくり相談したい人は注意してください。
BB.excite光 Fitが向いている人・MECを選んだほうがいい人
Fitが合うのは、通信量が200GB未満、できれば30GB未満に収まる月が多い人です。
平日の昼は家に誰もいない一人暮らしなら、部屋のWi-Fiも留守番をしているだけなので、光回線の固定費を抑えやすくなります。実家や別荘のように、月によって使う期間が限られる住まいも候補です。
ただし、まったく使わなかった月でも最低段階の月額(マンション2,640円、戸建て3,520円)はかかり、回線を一時休止する制度もないため、使わない期間も解約しない限り支払いは続きます。
契約期間の縛りも解約金もないので、まずは使ってみて通信量が思ったより多いと分かった段階で、ほかの回線へ乗り換えやすいのも利点です。
反対に、家族が毎日それぞれ動画を見る家庭や、オンラインゲームの大型アップデートをよく落とす人は、200GBを超える月が出やすく、定額のMECのほうが安く済みます。
写真や動画をクラウドへ大量に保存する人、在宅勤務でビデオ会議が長い人も、アップロードで通信量が増えるため定額のMECのほうが向いています。
BB.excite光 Fitに申し込む前にやっておきたい3つのこと
申し込んでから料金や使い勝手で迷わないよう、次の3つを済ませておくと自分に合うかを見極めやすくなります。
- 今の回線で2〜3か月分の通信量を見る
今使っている光回線やホームルーターのマイページで、上りと下りを合わせた月の通信量を調べます。
2〜3か月分を並べると、200GBを超える月があるかどうかが分かります。
- 手持ちのルーターがtransixに対応しているか調べる
ルーターのメーカーサイトで、DS-Lite(transix)への対応を見ておきます。
対応していなければ、対応品を用意するか、レンタル(月330円)を申し込みます。
- 申込後の案内で料金タイプと最大速度を確認する
集合住宅では、建物の設備によってファミリータイプの料金になったり、最大速度が100Mbpsや200Mbpsになったりします。
工事の手配で届く案内を見て、想定していたタイプと違わないかを確認しておくと安心です。
BB.excite光 Fitでよくある質問
- あとから定額のプランに変えられますか?
FitからBB.excite光 10G(月額4,730円の定額)へ移る手続きが用意されています。ただし移行月はFitと10Gの両方を満額請求され、移行後はFitに戻せません。
また、10Gは住所や建物によって使えない場合があり、Fitでレンタルしていたルーターは解約・返却が必要です。
なお、Fitから定額1GbpsのMECへ移る手続きは公式の案内に載っていないため、希望する場合はエキサイトカスタマーサービスセンターに問い合わせてください。
- 工事費は本当にかからないのですか?
標準開通工事費や契約事務手数料、土日祝日の追加工事費はかかりません。また、Fitを使い続けたまま引っ越すときの移転工事費もかかりません。
ただし、転用や事業者変更と同時の引越しでは移転工事費が無料にならず、NTT東日本と西日本のエリアをまたぐ引越しは解約・新規契約になります。
光電話などのオプション工事費や、転用元のフレッツ光で残っている工事費の残りは別にかかります。
現場の状況によって追加の工事費を請求される場合もあるため、かからないのは標準の工事費と考えておくと確実です。
- 申し込んだあとにキャンセルできますか?
開通工事の6日前までなら、無料でキャンセルできます。キャンセルを希望する場合は、申込完了メールへ「申し込みキャンセル希望」と返信して連絡します。
まとめ|BB.excite光 Fitは月200GB未満なら評判どおり安い
BB.excite光 Fitは使う量が少ない月ほど安くなる光回線で、月30GB未満ならマンション2,640円、戸建て3,520円で済みます。
今の通信量が少ないと分かっていて、縛りのない光回線で毎月の固定費を下げたいなら、申込ページで最新の案内を確認してみてはいかがでしょうか。
一方で、200GB以上の月は定額のMECより高くなり、利用者の実測では夜から深夜の速度も落ちやすいため、家族で毎日動画を見る家庭には向きません。










