UQモバイルのスマホ代を光回線とのセットで安くしたいと思っても、対象になる回線が多くてどれを選べば損をしないのか迷ってしまいます。
自宅セット割の対象になる光回線なら、トクトクプラン2のスマホは1台につき毎月1,100円安くなります。
ただ、割引を受けるには光回線の電話も契約する必要があり、その電話代や光回線そのものの月額は回線ごとにばらばらです。
ここでは、全国で申し込めるBIGLOBE光プラス、独自回線のauひかり、関西のeo光の3つを取り上げ、電話代を差し引いた節約額と住まい別の選び方を比べていきます。
かんた
こうめ結論|戸建ては住む地域、マンションは建物の設備で選ぶ
関西の戸建てならeo光、関西・東海・沖縄以外の戸建てならauひかり、どちらも使えない住所ならBIGLOBE光プラスが第一候補です。
マンションは自由に回線を選べるとは限らないため、建物にauひかりやeo光の設備があればそちらを優先し、なければBIGLOBE光プラスを検討する流れになります。

戸建てでネット・電話・Wi-Fiをそろえたときの毎月の支払額は以下のとおりです。
回線 | 2年目の | 電話の |
|---|---|---|
BIGLOBE | 7,348円 | 770円 |
auひかり | 6,600円 | 770円 |
eo光 | 5,919円 | 314円 |
戸建て1ギガの月額(ネット+電話+Wi-Fi。スマホ代の割引は除く、auひかりのWi-Fiは自宅セット割適用中の330円を含む)
1年目はeo光の新規割引やBIGLOBE光プラスのWi-Fiパック無料で金額が下がりますが、2年目からは普段の料金に戻ります。
長く使う光回線で後悔しないよう、割引が一通り落ち着いた2年目の支払額で比べました。
BIGLOBE光プラスの金額には必須のホームルーター代858円が含まれており、通常のWi-Fiもこのルーター1台で利用可能です。
電話代の770円は、Web申し込みで電話を付ける際に選ぶWi-Fiパック(電話付き)の料金です。
auひかりの6,600円は、GMOとくとくBBで申し込んだ場合の2年目のネット月額5,500円に、電話代770円と自宅セット割適用中のWi-Fiパック代330円を足して計算しました。
スマホの割引額はどの回線でも同じなので、いちばん安いeo光とBIGLOBE光プラスの毎月1,429円の差が、そのまま家計の差として残ります。
UQモバイルの自宅セット割で安くなる額|電話代を引いても得?
自宅セット割(インターネットコース)は、対象の光回線を「ネット+電話」で契約していると、UQモバイルのスマホ代が割り引かれる仕組みです。
光回線の料金が下がるのではなく、スマホ1台ごとの月額料金から引かれます。
割引額はトクトクプラン2なら月1,100円で、新規受付を終了したトクトクプランやミニミニプランも同額です。
同じく受付を終えたくりこしプラン +5Gは、S・Mが月638円、Lが月858円の割引になります。
一方、コミコミプラン、コミコミプラン+、コミコミプランバリューは割引の対象外です。
これらのプランを使っている人が自宅セット割を受けるには、トクトクプラン2へのプラン変更が必要になるため、プランを変えて電話を付けるかどうかを先に決めておきましょう。
家族のUQモバイルも対象プランなら割引され、auのスマホと合わせて光回線1回線につき最大10回線まで登録できます。
かんた
こうめスマホの割引から光回線の電話代を差し引くと、毎月安くなる実質額は台数によって次のように変わります。
台数 | BIGLOBE光プラス | eo光 |
|---|---|---|
1台 | 330円 | 786円 |
2台 | 1,430円 | 1,886円 |
3台 | 2,530円 | 2,986円 |
スマホ1台につき1,100円引きのプランで、電話の料金(770円・314円)を差し引いて毎月安くなる額
1台1,100円引きのプランなら、電話を付けても1台目から毎月の支払いは減ります。
気をつけたいのは、くりこしプラン +5GのS・Mを1台だけ使っている場合です。
電話代が月770円のBIGLOBE光プラスやauひかりだと、割引額の638円を上回ってしまい、毎月132円の負担増になります。
対してeo光なら電話代が月314円で済むため、くりこしプラン +5GのS・Mが1台だけでも毎月324円安くなる計算です。
現在「家族セット割」を使っている人は、自宅セット割を申し込むと自宅セット割が優先されて元の割引はなくなるため、今の割引額との差額で比べてみてください。
なお、この3回線のほかにも、従来のビッグローブ光やSo-net光、コミュファ光、J:COMなどが自宅セット割の対象に入っています。
反対に、ドコモ光・ソフトバンク光・NURO光は対象に含まれていないため、UQモバイルの割引を受けたい場合は対象回線への乗り換えが必要です。
UQモバイルにおすすめの光回線3選|料金・工事費・特典の違い
ここからは、申し込める地域が広い順に3つの光回線を詳しく見ていきましょう。
1. BIGLOBE光プラス|全国で申し込めて、光コラボからは原則工事費なし
BIGLOBE光プラスは光回線と5G通信を組み合わせたサービスで、光回線には住所や建物に合わせてNTT東西かKDDIの設備が使われます。
かんた
こうめ全都道府県で申し込めるため、auひかりやeo光がエリア外の住所でも有力な候補です。
ただし、すべての住所や建物で使えるわけではなく、実際に利用できるかどうかは申し込みの手続きの中で分かります。
ドコモ光やソフトバンク光などの光コラボからは事業者変更、フレッツ光からは転用で移れて、原則として工事費はかかりません。
ここで注意したいのは、事業者変更や転用のときに電話を新しく申し込むことはできない点です。
今の光回線で契約しているひかり電話は引き継げますが、一部引き継げないケースもあります。
今の光回線に電話を付けていない人は、事業者変更や転用だと自宅セット割に必要な電話を用意できないため、あらかじめ契約内容を確認しておきましょう。
1ギガの月額料金は、必須のホームルーター代858円込みで戸建て6,578円、マンション5,500円です。
Webから申し込む場合は電話単独では選べず、Wi-Fiパック(電話付き)770円に入る形になるため、電話込みの月額は戸建て7,348円、マンション6,270円になります(店舗では電話単独の取り扱いもあります)。
同じ月770円でも、「電話なし」のWi-Fiパックを選ぶと自宅セット割の対象から外れてしまうので間違えないようにしてください。
回線の新規契約とパックを同時に申し込めば、パック代は契約開始月とその翌月から12か月間の最大13か月無料です。
また、申し込むときにクーポンコード「PLS」を入力すると、1ギガでは73,000円のキャッシュバックを受け取れます。
受け取りは光回線の工事が完了した翌月を1か月目として数えて12か月目と24か月目の2回に分かれており、それぞれ対象月の2日午後から45日以内にマイページで手続きが必要です。
新しく工事をする場合の工事費は、戸建てで最大39,600円相当、マンションで最大26,400円相当が24回に分けて割り引かれます。
契約期間は2年ごとの自動更新で、更新月(24か月目)とその後2か月間以外に解約すると3,102円の契約解除料がかかり、工事費の割引期間中なら残りの工事費も一括で請求されます。
2. auひかり|関西・東海・沖縄以外の戸建てなら月額を抑えられる
auひかりはKDDIの光回線サービスで、通常の戸建て向けは大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山、愛知・岐阜・三重・静岡、沖縄の11府県が提供エリアの外です。
ただし、今ファミリータイプの光コラボを使っている戸建てなら、その設備を再利用する「ホーム(S)」で申し込める場合もあります。
電話とWi-Fiを付けても2年目の月額は6,600円で、BIGLOBE光プラスより毎月748円安く収まります。
GMOとくとくBBで申し込むと、ずっとギガ得プランのネット月額は開通月から3か月目までが無料、その後は1年目5,610円、2年目5,500円、3年目以降5,390円と下がっていき、電話代は月770円です。
Wi-Fiパックは通常月660円ですが、自宅セット割の適用中は半額の月330円に下がります。
一方で、ずっとギガ得プランは3年ごとの自動更新となっており、満了月からの3か月間以外に解約すると4,730円の契約解除料がかかる点は、2年契約のBIGLOBE光プラスより不利なところです。
戸建ての工事費(初期費用)48,950円は、プロバイダをau one netにして「ネット+電話」で申し込めば35回の割引で全額相当が差し引かれ、自己負担は残りません。
プロバイダのGMOとくとくBBから申し込む場合は、工事費割引が3〜35回目の計46,138円となって自己負担が2,812円残る代わりに、電話あり(1ギガ)なら82,000円のキャッシュバックを受け取れます。
キャッシュバックを受け取るには、開通月から数えて11か月目と23か月目に届く案内メールから翌月末までに口座を登録する必要があり、返信した翌月末営業日に半額ずつ振り込まれます。
マンションは建物の設備や契約数によって料金と速度が変わり、たとえばタイプV(16契約以上・お得プランA)ならネット月額は4,180円ですが、最大速度は100Mbpsです。
3. eo光|関西の戸建てなら月額も電話代もいちばん安い
eo光はオプテージが提供する独自回線で、大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山の関西2府4県と福井県の一部で使えます。
電話はeo光電話で月314円と3つの中でいちばん安く、スマホ1台だけのセット割でも毎月786円安くなります。
戸建て1ギガのネット月額は2年間の利用が条件の「即割」適用で5,500円、新規で申し込むと1年目はキャンペーンで3,280円です。
Wi-Fi(無線ルーター機能)は月105円ですが、ネットと同時に申し込めば12か月間は無料で使えます。
かんた
こうめ気をつけたいのは、eo光シンプルプラン、eo光ネット(type N)、100Mライトコースは自宅セット割の対象外になっている点です。
UQモバイルとセットにするなら、申し込むときは通常のeo光ネットとeo光電話を選んでください。
即割の2年間の途中で解約すると、1ギガでは5,000円の解約精算金がかかります。
戸建ての標準工事費29,700円は24回の分割払いと同じ額が毎月割り引かれて実質無料になる一方、途中で解約すると残りの工事費は一括請求の対象です。
なお、初回の契約事務手数料3,300円は別にかかります。
マンション・戸建て別の選び方|申し込む前に調べること
同じ地域に住んでいても、マンションか戸建てかによって申し込める回線と月額料金は変わります。
マンション:建物に入っている回線の設備から選ぶ
部屋のカーテンの色なら自分で好きに選べますが、マンション全体の外壁の色を一人の都合で塗り替えるわけにはいかないのと同じで、建物にどの光回線の設備が入っているかは住人一人の都合では変えられません。
そのためマンションでは、自分の建物にどの回線の設備が導入されているかを最初に調べましょう。
auひかりは、郵便番号と住居タイプ「マンション」を入れる公式の提供エリア検索で設備の有無が分かり、詳しい手順はauひかりのエリアの調べ方で紹介しています。
関西のマンションなら、eo公式サイトの「導入済みマンション検索」で自分の建物が出てくるかも見てみてください。
auひかりやeo光のマンション料金は建物の設備や契約数ごとに異なるため、検索結果に表示された月額に電話代を足して比べるのが確実です。
どちらの設備も入っていない建物なら、BIGLOBE光プラスが電話込み月6,270円(1ギガ)で候補になります。
戸建て:住所でeo光・auひかりが使えるかを先に確かめる
戸建ては、月額料金の安い独自回線から順番に住所を入れて使えるか確かめるのが近道です。
関西ならeo光、それ以外の地域ならauひかりが使えるかを調べ、提供エリア内であればそちらを選ぶと毎月の支払いを抑えられます。
eo光で住所から調べる手順は、eo光の提供エリアの記事にまとめています。
東海4県と沖縄県はauひかりの通常の戸建て向けがないため、3つの中ではBIGLOBE光プラスが候補です。
東海エリアの戸建てなら、独自回線のコミュファ光も自宅セット割の対象に入っています。
また、今フレッツ光や光コラボを使っていてひかり電話まで付けている人なら、電話を引き継いで原則工事費なしで移れるBIGLOBE光プラスも有力な選択肢です。
自宅セット割の申し込み手順と割引が始まる時期
光回線と電話を契約しただけでは割引されず、UQモバイル側で別に自宅セット割を申し込む必要があります。
- UQモバイルを対象のプランで契約する
新しく契約するならトクトクプラン2を選びましょう。コミコミプランバリューなど対象外のプランを使っている人は、トクトクプラン2への変更が必要です。
- 光回線を「ネット+電話」で申し込む
光回線は、BIGLOBE光プラスならWi-Fiパック(電話付き)、auひかりならauひかり電話、eo光ならeo光電話をセットで申し込みます。
- My UQ mobile・店頭・電話で自宅セット割を申し込む
BIGLOBE光プラスやauひかりは、My UQ mobileまたは店頭(au Style・auショップ・UQスポット)から申し込めます。
入力するのはauひかりなら基本契約番号、それ以外は光回線の電話番号と契約者のカナ氏名で、家族の分もまとめて登録できます。
一方、eo光(ほかにピカラ光・メガ・エッグ・BBIQなど)はMy UQ mobileからは申し込めないため、店頭または電話で手続きしてください。
なお、UQモバイルを新規契約した当日やプラン変更をした当日は自宅セット割を申し込めず、翌日以降の手続きになります(機種変更の場合は回線切替後)。
割引が始まるのは申し込んだ翌月以降で、たとえば9月に申し込めば10月利用分(11月の請求分)からの適用です。
毎月の割引額は月末時点で加入しているUQモバイルの料金プランで判定されるため、プランを変更する月は月末時点で対象プランになっているか確認しておきましょう。
光回線がまだ開通していなくても申し込み済みなら割引は始まりますが、適用開始から6か月たっても開通しないと割引は順次止まります。
あとで光回線を解約した場合は、解約した月の前月利用分をもって割引終了です。
UQモバイルと光回線のよくある質問
- 離れて暮らす家族のUQモバイルも割引されますか?
はい、光回線1回線につき、auとUQモバイルを合わせて10回線まで登録可能です。光回線の契約者と名字や住所が違う家族は、店頭(au Style・auショップ・UQスポット)で家族関係を証明する書類を出して手続きします。
- WiMAXやホームルーターでも自宅セット割は使えますか?
WiMAX +5Gやau ホームルーター 5Gも、対象の料金プランなら自宅セット割の対象になり、固定電話の契約は不要です。ルーターサービスで組む場合、登録できるのはauとUQモバイルを合わせて9回線までで、自宅セット割の申し込みは店頭または電話で行います。
まとめ|UQモバイルの光回線は住所で使える回線から選ぶ
スマホの割引額はどの光回線でもトクトクプラン2なら1台1,100円なので、比べるべきポイントは光回線の月額と電話の料金です。
関西の戸建てはeo光、auひかりが使える戸建てはauひかり、どちらも使えない住所やひかり電話付きの光コラボから移る人はBIGLOBE光プラスを中心に選ぶと迷いません。
マンションは建物に入っている設備で決まるため、まずは自分の住所や建物でどの回線が使えるかを調べるところから始めましょう。








