BIGLOBE光とSo-net光は、どちらもauやUQ mobileのスマホとセット割を組めるため、どこで差がつくのか分かりにくい組み合わせです。
実際の支払い額は、So-net光のS・M・Lのどれで足りるかと、何年使うかによって変わります。
工事費やキャッシュバックまで含めて2年分を計算すると、同じ1ギガでも3万円以上の差がつくケースもあります。
ここで比べるBIGLOBE光は、これから申し込む人向けの「BIGLOBE光プラス by auひかりプラス」(以下、BIGLOBE光プラス)です。
従来のBIGLOBE光(NTTの光コラボ)とは料金も契約期間も特典も異なる新サービスで、光回線に加えてホームルーターの5G通信も利用できます。
かんた
こうめ結論|夜も使うならBIGLOBE光プラス、日中中心ならSo-net光
2年間の支払いは、So-net光のSで足りるならSo-net光が安く、M以上が必要ならBIGLOBE光プラスが安くなります。
工事費の割引とキャッシュバックを合わせた特典はBIGLOBE光プラスのほうが大きく、So-net光が安くなるかどうかは、その差を月額の安さで取り戻せるかで決まります。
夜も動画やゲームで使うなら、So-net光はM以上が目安です。
その場合、So-net光でルーターを借りると、2年間の支払いはBIGLOBE光プラスのほうが戸建てで33,348円、マンションで32,820円安くなります。
フレッツ光やドコモ光などの光コラボから乗り換える場合も、So-net光はキャッシュバックが40,000円に下がる代わりに工事費がかからないため、比べた結果はほとんど変わりません。
So-net光が安くなるのは、日中中心の使い方でSで足りる人です。
SでもMと同じ額のキャッシュバックを受け取れるため、ルーターを借りても2年間の支払いはBIGLOBE光プラスより戸建てで2,532円、マンションで3,060円安く済みます。
3年目からは、Sの月額がルーター代込みでもBIGLOBE光プラスより月1,400円ほど安くなります。
契約期間の縛りも解約金もないので、Sで足りる人は長く使うほどSo-net光が有利です。
BIGLOBE光プラスとSo-net光の違いを一覧で比較
どちらもau・UQのセット割を組める点は同じですが、プランの分け方や契約期間、工事費、特典には大きな違いがあります。
項目 | BIGLOBE光 | So-net光 |
|---|---|---|
光回線 | NTTか | NTT |
プラン | 1つ | S・M・L |
月額料金 | 6,578円 | 4,500〜 |
ルーター | 月額に含む | 自前か |
契約期間 | 2年 | なし |
解約金 | 3,102円 | なし |
新設の | 実質無料 | 39,600円 |
キャッシュ | 73,000円 | 40,000〜 |
戸建て1ギガで比べた主な違い
BIGLOBE光プラスの月額6,578円には、ホームルーター(Aterm HY01)のレンタル料858円が含まれています。
このルーターは自前の機器を使う場合でもレンタル契約が必須で、Wi-Fi 7に対応し、光の工事が済むまでは5G通信でネットにつなぐ役目も果たします。
光回線がNTTとKDDIのどちらになるかは住所や建物の設備で決まり、自分では選べません。
So-net光はNTTの光回線を使う光コラボレーションで、v6プラスに対応したルーターを自分で用意するか、月660円でレンタルします。
月額料金の比較|So-net光はS・M・Lのどれにするかで高くも安くもなる
毎月の料金だけを並べると、So-net光はSならかなり安く、LだとBIGLOBE光プラスより高くなります。
プラン | 戸建て | マンション |
|---|---|---|
BIGLOBE光 | 6,578円 | 5,500円 |
So-net光 S | 4,500円 | 3,400円 |
So-net光 M | 5,995円 | 4,895円 |
So-net光 L | 7,095円 | 5,995円 |
1ギガの通常月額(BIGLOBE光プラスはホームルーター代込み、So-net光はルーター代別)
Sとの差は戸建てで月2,078円、マンションで月2,100円と大きく、Lは逆にBIGLOBE光プラスより月500円前後高くなります。
特に迷いやすいのは標準プランのMとの比較です。
Mの基本料金は、BIGLOBE光プラスより戸建てで583円、マンションで605円安く見えます。
ところがSo-net光でルーターを月660円で借りると差は逆転し、戸建てで77円、マンションで55円、BIGLOBE光プラスのほうが安くなります。
2年間の支払いの比較|SかMかで安いほうが入れ替わる
申し込みの前後にかかる費用と特典は、月額料金以上に両社で違います。
初期費用・工事費・キャッシュバックの違い
最初に払う初期費用は、BIGLOBE光プラスが登録料4,950円、So-net光が事務手数料6,050円です。
新しく光回線を引く工事費は、BIGLOBE光プラスなら戸建て最大39,600円・マンション最大26,400円と同額が24回に分けて割り引かれ、使い続ければ負担は残りません。
So-net光の新設工事費39,600円はキャンペーンによる割引がなく、23回の分割(初回3,300円+1,650円×22回)で自分で支払う形になります。
BIGLOBE光プラスのキャッシュバックは73,000円で、指定のページから申し込むときにクーポンコード「PLS」を入力すれば、新設も乗り換えも対象になります。
So-net光もキャンペーンの特設ページから申し込めばS・M・Lのどれでも対象で、新設なら80,000円、乗り換えなら40,000円です。
受け取りはどちらも2回に分かれ、BIGLOBE光プラスは光の工事が終わった翌月を1か月目として12か月目に45,000円、24か月目に28,000円が支払われます。
So-net光は開通12か月後に20,000円(乗り換えは10,000円)、24か月後に残りを受け取る流れで、どちらもそのつど45日以内に自分で手続きしないと受け取れません。
So-net光のキャッシュバックの詳しい受け取り手順は、キャンペーンの記事で解説しています。
新しく光回線を引いて2年使った場合
初期費用、月額料金、工事費、キャッシュバックを合わせ、新しく光回線を引いて開通の翌月から2年間使ったときの支払額を計算しました。
プラン | 戸建て | マンション |
|---|---|---|
BIGLOBE光 | 89,822円 | 63,950円 |
So-net光 S | 87,290円 | 60,890円 |
So-net光 M | 123,170円 | 96,770円 |
1ギガを新設して2年使った場合の支払い(キャッシュバックを差し引いた総額。So-net光はルーターを借りる場合)
So-net光の計算は、回線と同時に申し込んだルーターの無料期間(利用開始月+5か月)と配送料1,100円を前提にしています(有料の19か月分12,540円+配送料1,100円=13,640円)。電話や任意オプションの料金は含めていません。
夜も使うためにMを選ぶなら、BIGLOBE光プラスのほうが戸建てで33,348円、マンションで32,820円安くなります。
Sで足りるなら逆にSo-net光のほうが安く、差は戸建てで2,532円、マンションで3,060円です。
v6プラスに対応したルーターを自分で持っていれば、So-net光の支払いはルーター代13,640円分安くなります。その場合、Sは戸建てで16,172円、マンションで16,700円の差でSo-net光が安くなる一方、MはまだBIGLOBE光プラスのほうが19,000円あまり安い計算です。
また、光コンセントなどの設備が残っていて工事担当者が訪問しない無派遣工事で済めば、工事費は3,300円で済むためSo-net光はさらに36,300円下がります。そうなるとMでも、ルーターを借りたままBIGLOBE光プラスより安くなります(派遣か無派遣かは建物の設備状況で決まり、申し込む前に自分で選ぶことはできません)。
フレッツ光・光コラボから乗り換える場合
現在フレッツ光やドコモ光などの光コラボを使っているなら、どちらへも原則として工事費をかけずに乗り換えられます。
So-net光は乗り換えだとキャッシュバックが40,000円に下がりますが、新設時の工事費39,600円もかかりません。
差し引きは新設とほぼ同じで、Sならルーターを借りても戸建てで2,132円、マンションで2,660円So-net光のほうが安い結果です。
Mにすると逆に、BIGLOBE光プラスのほうが戸建てで33,748円、マンションで33,220円安くなります。
3年目以降は月額の差が積み重なる
2年を過ぎるとどちらの特典もなくなり、残るのは毎月の料金の差だけです。
So-net光のSはルーターを借りてもBIGLOBE光プラスより月約1,400円安く、1年使い続けるごとに約17,000円の差がつきます。
新設でSを選んだ場合、3年使うとSo-net光のほうが戸建てで19,548円、マンションで20,340円安くなります。
プランの違い|So-net光は夜の混み具合でS・M・Lを選ぶ
So-net光のS・M・Lはどれも最大1Gbpsの同じ1ギガで、違うのは割り当てられる帯域の広さです。
- S:日中が中心の使い方向け。夜の混み合う時間帯は、M・Lより遅くなることがある
- M:昼も夜も使う標準のプラン
- L:夜に動画やゲームなどで通信量の多い使い方をする人向けの広い帯域
これは公式の利用目安であり、どのプランも特定の通信速度が保証されるわけではありません。
So-net光のプラン変更は利用開始の翌月からマイページやアプリで申し込めます。SからMやLへ引き上げる場合は工事不要で最短翌日に切り替わります(引き下げは翌月から適用)。
まずはSで始めてみて、夜の速度が足りなければあとからMへ変更することも可能です。
S・M・Lの帯域の違いやプランの詳しい選び方は、次の記事で解説しています。
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BIGLOBE光プラスの1ギガはプランが1つだけで、So-net光のように帯域を選ぶ仕組みはありません。
回線タイプを変えたい場合や引っ越すときは、プラン変更ではなく一度解約して申し込み直す形になります。
契約期間と解約金|縛りがないのはSo-net光
So-net光には契約期間の縛りがなく、いつ解約しても解約金はかかりません。
BIGLOBE光プラスは2年ごとの自動更新で、更新月とその翌2か月以外に解約すると3,102円の解約金が必要です。
かんた
こうめBIGLOBE光プラスは、2年以内に解約すると解約金3,102円に加えて工事費の残りが一括で請求され、まだ受け取っていないキャッシュバックも受け取れなくなります。
So-net光は解約金こそかからないものの、新設工事費39,600円の分割払い(23回:初回3,300円+1,650円×22回)が終わる前にやめると、工事費の残りが一括請求されます。新設なら24か月後に受け取る60,000円のキャッシュバックも、その前に解約すると受け取れません。
BIGLOBE光プラスは引っ越し先へ契約を引き継げないため、2年以内に引っ越す可能性があるなら、解約金と工事費の残債がかかると考えておきましょう。
au・UQのセット割|電話代はSo-net光のほうが月220円安い
auスマートバリューとUQ mobileの自宅セット割は、どちらの回線でも対象のスマホ1台につき最大月1,100円安くなります。
光回線のネットと電話をセットで契約し、スマホ側でも申し込む手続きが必要で、UQ mobileのコミコミプランなどは対象外です。
かんた
こうめ2社で異なるのは電話の料金です。So-net光はSo-net 光 電話が月550円、BIGLOBE光プラスはWi-Fiパック(電話付き)が月770円かかります。
スマホ1台なら電話代を引いた毎月の節約額はSo-net光が550円、BIGLOBE光プラスが330円、2台なら1,650円と1,430円になり、So-net光のほうが毎月220円多く浮きます。家族3台以上の場合でも、台数分の割引から電話代を引いた差額は毎月220円So-net光が有利です(3台なら月2,750円と月2,530円の節約)。
ただしBIGLOBE光プラスのWi-Fiパックは、回線と同時に申し込めば最大13か月無料になるため、1年目の電話代負担はBIGLOBE光プラスのほうが少なく済みます。
同じ770円でも電話なしのパックを選ぶとセット割の対象にならないため、必ず電話付きを選んでください。
乗り換え時の電話手続きにも違いがあります。BIGLOBE光プラスへ転用や事業者変更で移る際は電話を新しく申し込めず、現在のひかり電話を引き継ぐ形に限られます(一部引き継げない電話もあります)。
So-net光は乗り換えと同時に光電話を申し込めますが、電話の工事費が別途必要です。
BIGLOBE光プラスで対象になるスマホのプランや申し込みの順番は、BIGLOBE光プラスのセット割の条件と節約額にまとめています。
工事と開通までのネット|待つ間も使いやすいのはBIGLOBE光プラス
新しく光回線を引く場合、申し込みから開通までの目安は、So-net光が2週間から1か月ほどで、BIGLOBE光プラスは2か月ほどかかることもあります。
それでもBIGLOBE光プラスなら、申し込みから最短4日でホームルーターが届き、電波が届く場所なら到着後すぐに5Gなどのモバイル通信で使い始められるのが強みです。
電波の状況によっては4G LTEなどでつながることもあり、光の工事が済むまでの料金を割り引く特典もあります。
さらにBIGLOBE光プラスは、光回線が開通したあとも回線の不具合や障害が起きた際に5G通信へ切り替えて利用できます。
かんた
こうめサービス開始時点の案内では、障害のときに自動では切り替わらず、ルーターのWeb設定画面での変更や再起動などの操作が必要です。5G通信で使えるのは契約住所だけです。
So-net光にも、開通を待つ間のモバイルWi-Fiを「まるまる1カ月無料」で借りられる特典があります。自分で申し込む必要があり、無料の機種は使える通信量に上限があります。
フレッツ光や光コラボからの乗り換えは、どちらも現在契約中の会社から承諾番号を取得して申し込む流れです。BIGLOBE光プラスの場合は、番号を取得してから事業者変更なら4日以内、転用なら5日以内に申し込む必要があります。
なお、他社光コラボから乗り換える際のIPv6サービスの廃止時期については、BIGLOBE公式の案内でも事業者変更日前までの解約を促す記載と工事日以降の廃止連絡を求める記載が併存しています。乗り換え時は現在の会社とBIGLOBE双方の切替案内に従って手続きを進めてください。
BIGLOBE光プラスとSo-net光のよくある質問
- So-net光からBIGLOBE光プラスへ乗り換えるには、どうすればいいですか?
So-net光は光コラボなので、So-netから事業者変更承諾番号を発行してもらい、4日以内にBIGLOBE光プラスへ申し込みます。
番号の発行を申し込んだ時点でSo-net光の工事費の残りは一括払いに切り替わり、乗り換えをやめても分割には戻りません。
- 今使っているBIGLOBE光を、BIGLOBE光プラスに変えられますか?
プランの変更という形では移れず、今のBIGLOBE光を解約してから新しく申し込むことになります。
時期によっては従来のBIGLOBE光の解約金や工事費の残りを払うことになるので、今の契約の更新月を調べてから決めてください。
- 10ギガを使いたい場合は、どちらを選べばいいですか?
10ギガの月額は、So-net光が6,380円(ルーター代別)、BIGLOBE光プラスは専用ホームルーター込みで7,238円です。
So-net光でWi-Fi 7対応の10ギガ用ルーターを借りると月880円かかります。なお、BIGLOBE光プラスで利用開始後に1ギガから10ギガへ速度変更する手続きは現在準備中と案内されています。
どちらも10ギガを使える地域は一部に限られるので、まず自宅が提供エリアに入っているかを調べてから料金を比べてください。
まとめ|夜の使い方と今の回線で選ぶ
BIGLOBE光プラスとSo-net光は、So-net光のSで足りるか、Mが必要かで、2年間の支払いが安いほうが入れ替わります。
夜も動画やゲームで使ってMが必要な人には、2年間の支払いが安いBIGLOBE光プラスが有力です。
日中中心でSで足りる人や、契約期間に縛られたくない人は、長く使うほど安くなるSo-net光のSが合っています。








